仮想マシン構成.vmx
元情報
http://wiki.mm2d.net/vmware/index.php?FrontPage
上記は編集不可になったので、下記に転載。
詳しい情報は以下。
全般設定
全般設定
- config.version
- このファイルのバージョン情報。
- VMware Server 1.0.1、Player 6.xで作成されたファイルの場合「8」
- virtualHW.version
- バーチャルハードウェアのバージョン。
- 読み込むVMwareのバージョンや、後述するguestOSの設定との整合性に注意が必要。
- 「0」が「レガシー仮想マシン (HW0)」
- 「1」が常に現在使用中のVMwareで認識できる最新のバージョンとして扱う
- たとえば、VMware Player 5.xなら「9」と同等として処理されるが、Player 6.xでは「10」と同等として処理される。
- (一方、「9」を指定しておくとVMware Player 5.xでもPlayer 6.xでも「9」として処理される。)
- 「1」はVMwareのバージョンアップによって新機能を享受できる反面、一度新しいVMwareで扱ったマシンを
- 古いバージョンのVMwareで読み込むような使い方をすると、設定値を認識できなくなる可能性があるので注意が必要。
- 「2」が「レガシー仮想マシン (HW2)」
- 「3」が「Workstation 4.x 仮想マシン」
- 「4」が「Workstation 5.x 仮想マシン」(VMware Server 1.0.1)
- パワーにバッテリ情報をゲストに報告する項目が追加
- 「5」が「ESX Server 3.5 仮想マシン」
- 「6」が「Workstation 6.0 仮想マシン」
- メモリの最大値が8GB、ディスプレイ設定、ユニティが追加
- 「7」が「Workstation 6.5-7.x 仮想マシン」
- プロセッサ コアの上限が8、メモリの最大値が32GBへ
- 「8」が「Workstation 8.0 仮想マシン」
- メモリの最大値が64GBへ、USB 3.0をサポート
- 「9」が「Workstation 9.0 仮想マシン」(VMware Player 5.x)
- プロセッサにIntel VT-x/EPT・AMD-V/RVI、CPUパフォーマンスカウンタの項目が追加
- 「10」が「Workstation 10.0 仮想マシン」(VMware Player 6.x)
- プロセッサ コアの上限が16へ
- 「10」が32-bitのホストOSで扱える最後のバージョン (Workstation 11、Player 7以降は64-bitホストが必須)
- 「11」が「Workstation 11.0 仮想マシン」(VMware Player 7.x)
- ディスプレイにグラフィックス メモリの項目が追加
- 読み込むVMwareのバージョンや、後述するguestOSの設定との整合性に注意が必要。
- バーチャルハードウェアのバージョン。
- nvram
- Non Volatile RAM、早い話BIOS設定などを記録しておく領域に相当するファイル名
- memsize
- まんまメモリサイズ、MB単位
- displayName
- 実行時、ServerやWorkstationの場合タブに、Playerの場合タイトルとして表示される文字列
- guestOS
- ゲストOSの種類(実際何が変わるのかよくわからないです、知ってる人補完よろしく)
- virtualHW.versionの設定が古い仮想マシンになっている場合、OSによってはサポートされないので注意が必要。
- ゲストOSの種類(実際何が変わるのかよくわからないです、知ってる人補完よろしく)
- bios.bootDelay
- BIOS起動までの待機時間をミリ秒で設定。
- 仮想PCがすぐ起動してしまい、F2を押下してBIOS設定画面を開く等が間に合わない場合に有効。
- (例)bios.bootDelay = "5000" (5秒待機する)
- BIOS起動までの待機時間をミリ秒で設定。
- bios.forceSetupOnce
- 必ずBIOS設定画面を表示する。
- (例)bios.forceSetupOnce = "TRUE"
- 必ずBIOS設定画面を表示する。
フリーズ改善
詳細は、下記参照。
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2092664
- MemTrimRate
- 未使用の物理メモリを解放。
- 無効にすると、I/Oが減るためパフォーマンスが改善する可能性がある。
- ”メモリページのトリミングを無効にする”と同じ。
- (例)MemTrimRate = "0"
- mainMem.useNamedFile
- 仮想マシンのメモリを .常時 vmem というファイルに書き出す。
- 断片化が著しいこのファイルを、メモリに展開させるとパフォーマンスが上がる場合がある。
- (例)mainMem.useNamedFile = "FALSE"
- sched.mem.pshare.enable
- 共通のページ内容を、複数のゲストOSで共有。メモリ容量を削減可能となるが、オーバーヘッドが発生する。
- 無効化することによって、オーバーヘッドを排除できる。
- (例)sched.mem.pshare.enable = “FALSE”
- prefvmx.useRecommendedLockedMemSize
- メモリ使用時にサイズを固定/変動
- (例)prefvmx.useRecommendedLockedMemSize = "TRUE"
- MemAllowAutoScaleDown
- 仮想マシンのメモリサイズを自動調節抑止
- (例)MemAllowAutoScaleDown = "FALSE"
ゲストOSへリモート接続する
- RemoteDisplay.vnc.enabled
- リモート接続する
- (例)RemoteDisplay.vnc.enabled = "TRUE"
- RemoteDisplay.vnc.port
- ポート番号を指定
- (例)RemoteDisplay.vnc.port = "ポート番号"
- RemoteDisplay.vnc.password
- パスワードを設定する場合
- (例)RemoteDisplay.vnc.password = "パスワード"
- RemoteDisplay.vnc.keyMap
- 日本語キーボードを使用する場合
- (例)RemoteDisplay.vnc.keyMap = "jp"
VMware Tools関連設定
VMware Tools関連設定
ログ設定
- loging
- 動作ログをとるかどうか
SCSIデバイス設定
- scsi0.present
- SCSIバスを有効とするか否か
- 滅多にないが複数使う場合はscsi1と続ける
- SCSIバスを有効とするか否か
- scsi0.virtualDev
- SCSIバスの種類、"lsilogic"、"buslogic"が選択できる。ゲストOSのドライバの対応状況によって指定。
- scsi0:0.present
- SCSIバス上の1番目のデバイスを有効にするか否か
- とうぜんscsi0:1、scsi0:2と続く
- SCSIバス上の1番目のデバイスを有効にするか否か
- scsi0:0.fileName
- SCSIデバイスのファイル名
IDEデバイス設定
- ide0:0.present
- IDEデバイスを有効とするか否か
- 一つのIDEバス上に2つまでのデバイスを配置できるのでide0:0、ide0:1、ide1:0、・・・と続く
- IDEデバイスを有効とするか否か
- ide*:*.fileName
- CDドライブのタイプの指定 通常は"auto detect"で自動検出、CDイメージやドライブ指定ならばパスを指定
- ide*:*.deviceType
- 通常のCDドライブなら"cdrom-raw""atapi-cdrom",CDイメージなら"cdrom-image"
Floppyデバイス設定
- floppy0.present
- フロッピーデバイスを有効とするか否か
- 複数使う場合は、floppy1と続く
- フロッピーデバイスを有効とするか否か
- floppy0.fileName
- FDドライブのパスを"A:"の形で指定。仮想FDイメージを利用する際には、そのファイル名を指定する。
- floppy0.fileType
- 仮想FDを利用する場合、"file"と指定。実機のドライブを使う場合、このオプションは必要ない。
Ethernetデバイス設定
- ethernet0.present
- Ethernetデバイスを有効とするか否か
- 複数使う場合は、ethernet1、ethernet2と続く
- Ethernetデバイスを有効とするか否か
- ethernet0.virtualDev
- Ethernetデバイスの種類
- "vlance"がデフォルト設定で、AMD 79C970 PCnet32 LANCE NIC互換。10Mbps。ゲストがVista以降の場合はOSにドライバがないため動作しない。
- "vmxnet"はVMware独自。vmware-tools必須だが、その分toolsの更新により機能が拡張される場合がある。
- ゲストがプレビュー版などの新OSの場合は、toolsがインストールできても正しく動作せず、ネットワークにつながらない原因になることがある。
- "e1000"はIntel 82545EM互換。1Gbps。古いOSはドライバが別途必要。デフォルトでドライバを持つOSは、Windows XPのx64、Vista以降、Linuxは2.4.19以降。
- Ethernetデバイスの種類
サウンドデバイス設定
sound.present = "TRUE"
sound.fileName = "-1"
sound.autodetect = "TRUE"
DirectX設定
mks.enable3d = "TRUE" svga.vramSize = "67108864" vmmouse.present = "FALSE"
上記例では64MBのVRAM設定
共有フォルダ設定
- sharedFolder.option = "disabled"
- "disabled","Alwayes enabled","Enabled until next power off or suspend"
- sharedFolder.maxNum = "1"
- 設定するフォルダの数 以降はフォルダ毎の設定になる。
- sharedFolder*.present = "TRUE"
- sharedFolder*.enabled = "TRUE"
- sharedFolder*.readAccess = "TRUE"
- sharedFolder*.writeAccess = "TRUE"
- sharedFolder*.hostPath = "/data"
- ホスト上での共有フォルダのパス
- sharedFolder*.hostName = "host"
- ゲストから見たホストの名前 sharedFolder*.guestName = "share" sharedFolder*.expiration = "never"
※有効にするにはVM Toolsの再インストールもしくは構成の変更をする必要がある場合あり。