install-gmt
Install
CentOS5.4(i386,x86_64),
CentOS5.5(i386,x86_64),
CentOS5.8(x86_64)
openSUSE11.3(i586))
に
GMT4.5.2,
GMT4.5.3,
GMT4.5.8,
GMT4.5.9
をinstallした際のメモ。
[[ 動作パターン ]]
パターン1
OS: CentOS5.4 x86_64
Cコンパイラ: icc
GMT: 4.5.2, 4.5.3
netcdf: 4.0.1 (CC=icc, F77=ifortでコンパイル時)
パターン2
OS: CentOS5.4 i386
Cコンパイラ: gcc
GMT: 4.5.2
netcdf: 4.0.1 (CC=gcc, F77=gfortranでコンパイル時)
パターン3
OS: CentOS5.4 x86_64
Cコンパイラ: gcc
GMT: 4.5.2
netcdf: 4.0.1 (CC=gcc, F77=gfortranでコンパイル時)
パターン4
OS: openSUSE 11.3 i686
Cコンパイラ: icc
GMT: 4.5.2,
netcdf: 4.1.1 (CC=icc, F77=ifortでコンパイル時)
パターン5
OS: CentOS 5.9 x86_64
Cコンパイラ: gcc
GMT: 4.5.9,
netcdf: 3.6.3 (CC=gcc, F77=gfortranでコンパイル時)
以上で動作確認してます。(2012/01/19 追記)
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0、環境準備
netcdfのインストール。
GMTをインストールする前に、netcdfのインストールしておく。
その際、Cコンパイラは、どちらも同じコンパイラを使用すること。
インストール先は
gccなら
/usr/local/netcdf-4.0.1-gnu
iccなら
/usr/local/netcdf-4.0.1-intel
など。
(追記1)
どうやら、netcdfのバージョンとGMTのバージョンで
インストールがうまくいかないときがあるようです。
netcdf-3.6.3とGMT-4.5.2だと、Cコンパイラ依存関係でエラーが出るらしい。
(追記2)
CentOS 5.x では、NetCDF-4.1.1はperl5が必要です。
そこで、netcdf-4.0.1で試したところ、
GMT-4.5.2では全ていけてます。
OpenSUSE11.3(32bit)で試したところ、
NetCDF-4.1.1でもいけました。
(追記3)
netcdfとGMTでは、同じCコンパイラでコンパイルしないといけません。
これ重要。
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1、必要なファイルのダウンロード。
GMT本家 より下のtarファイルたちをダウンロード。
-- メインファイルたち -- 9つ
GMT_src.tar.bz2
GMT_doc.tar.bz2
GMT_suppl.tar.bz2
GMT_pdf.tar.bz2
GMT_triangle.tar.bz2
GMT_scripts.tar.bz2
GMT_tut.tar.bz2
GMT_share.tar.bz2
GMT_web.tar.bz2
-- 海岸線等のファイルたち -- 3つ
GSHHS_coast.tar.bz2
GSHHS_full.tar.bz2
GSHHS_high.tar.bz2
-- インストール用スクリプト --
install_gmt
ダウンロードしたら、
/home/unu/GMT
ホームディレクトリより下にGMTというディレクトリを作っておく。
そのなかに、ダウンロードしたファイル全てを入れ込んでおく。
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2、前準備
まず、
GSHHS_coast.tar.bz2
GSHHS_full.tar.bz2
GSHHS_high.tar.bz2
以上3つのファイルを
$ bunuzip2 GSHHS_coast.tar.bz2
$ bunuzip2 GSHHS_full.tar.bz2
$ bunuzip2 GSHHS_high.tar.bz2
とすると
GSHHS_coast.tar
GSHHS_full.tar
GSHHS_high.tar
となる。
次に、
$ tar -xvf GSHHS_coast.tar
$ tar -xvf GSHHS_full.tar
$ tar -xvf GSHHS_high.tar
とすると、今居るディレクトリにshareディレクトリができてる。
このディレクトリを、
/usr/local/gmt-4.5.2/
の下に持っていく。
$ su
# mv share /usr/local/gmt-4.5.2/
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3、インストール作業
参考:smiling life
まず、install_gmtに実行権限を与える。
$ chmod 744 install_gmt
$ su
# ./install_gmt (スーパーユーザーで行う)
install作業中に、インストールするディレクトリを指定する
場面が多々ありますが、
無難に毎回ルートからの絶対パスを記入するのほうがよさげです。
たまに失敗しました。(2010/09/06 追記)
途中、
先に必要なファイルはダウンロードしたので、
==> Get any of the GMT version 4.3.1 archives via ftp? (y/n) [y]: n
とする。
Several supplemental packages are available:
の質問には、y で答え、ひとつづつ選択。
mex
xgrid
にかんしては、nを選択する。
あとは、
自動的に、
configure
make
make installが行われる。
以下ずらずらと流れていって、
最後に、
…
…
Completed all animations
GMT installation complete. Remember to set these:
-----------------------------------------------------------------------
For csh or tcsh users:
setenv NETCDFHOME /usr/local/netcdf-4.0.1-gnu
set path=(/usr/local/gmt-4.5.2/bin $path)
For sh or bash users:
export NETCDFHOME=/usr/local/netcdf-4.0.1-gnu
export PATH=/usr/local/gmt-4.5.2/bin:$PATH
Note: if you installed netCDF as a shared library you may have to add
the path to this library to LD_LIBRARY_PATH or place the library in a
standard system path [see information on shared library for your OS].
For all users:
Add /usr/local/gmt-4.5.2/man to MANPATH
Add /usr/local/gmt-4.5.2/share/html/gmt_services.html as browser bookmark
-----------------------------------------------------------------------
って出たら成功。
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4、環境設定
~/.bashrc
などに、
以下を付け加える。
# gmt-4.5.2
export GMTHOME="/usr/local/gmt-4.5.2"
export PATH="${GMTHOME}/bin:${PATH}"
バージョンが異なるGMTを混在させるには、/usr/local/binかなんかに、
pscoast-4.5.3みたいにして、シンボリックリンクを通すと便利です。
以上です。
GMTの本家HPです。パッケージのダウンロードはこちらから。
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番外編
パッチを当ててInstallする。
やりかたは上記のHPを参照。どうもありがとうございます。
パッチをあててInstallする。
やりかたは上記のHPを参照。どうもありがとうございます。