眩しい太陽と美しい海!スペイン・バレンシアのおすすめ観光スポット27選

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眩しい太陽と美しい海!スペイン・バレンシアのおすすめ観光スポット27選

地中海に面したスペイン第三の都市、バレンシアは青い海と温暖な気候に恵まれ、観光するのに最適な町。世界的に有名なバレンシアオレンジやスペインの伝統料理パエリアの発祥の地でもあるので、グルメ好きなら一度は行っておきたい場所です。もちろん、多彩な観光スポットも点在していますよ!今回はそんな魅力ある、スペイン・バレンシアのおすすめ観光名所を27ヶ所ご紹介します。

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眩しい太陽と美しい海!スペイン・バレンシアのおすすめ観光スポット27選

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1.中央市場

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バレンシアの人々の台所と言える中央市場はヨーロッパの中でも最大規模を誇る市場。バレンシア観光の代表的なモデルコースの1スポットにあげられます。海の幸や山の幸などの生鮮食品をはじめ、パンや菓子、香辛料、さらにはパエリア鍋などの巨大な台所用品まで、膨大な量を取り揃えています。

これだけ大きいと活気も十分、見てるだけでも楽しいですが、せっかく観光でバレンシアの市場に来たからには何か買いたいですよね。お店の人は観光客にも親切で小売りもしてくれるので安心ですよ。スペインらしいものと言えば、ハモン(ハム)が店先につるされているので、買いたい分量を言えばその場でその巨大な塊からそいで売ってくれます。

そして、搾りたてのバレンシアオレンジジュースもぜひこの市場でお試しを!パエリアは市場内のデリカテッセンで買えますし、市場の外にはパエリアの屋台も出ているのでそこで購入するのもオススメですよ。

2.オセアノグラフィック水族館

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バレンシアが誇る芸術科学都市の一角を占めるのが、このオセアノグラフィック水族館です。約8万平方キロメートルの広大な敷地内では500種以上の海洋生物に出会えます。パビリオンの数はなんと10個!ヨーロッパ最大級の水族館だけに、世界中から多くの観光客が訪れています。

水族館のメインキャラクターはかわいいシロイルカ。パビリオンの一つはシロイルカがテーマになっており、観光客に愛嬌を振りまいています。イルカショーもレベルが高いので見ごたえがありますよ。

館内には人が歩ける長いトンネル型の水槽があります。そこを歩くとまさに自分が海の中にいる気分!バレンシア観光の印象的なワンシーンになることでしょう。

また、水族館の建物がオーストラリアのシドニーのオペラハウスと似ていて、面白い形をしています。海洋生物に興味がある方もない方も、存分に楽しめる観光スポット!ぜひ足を運んでくださいね。

3.カテドラル(バレンシア大聖堂)

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13世紀半ばから14世紀末、イスラム教のモスクの跡地に建てられたバレンシアの大聖堂。バレンシアのほぼ中心に位置し、向かいにあるレイナ広場と共にバレンシア名所観光の拠点となっています。

最初の長い建設期間の後、17~18世紀にかけても改修が行われているため、南側のパラウの門Puerta del Palauはロマネスク様式、北側の使徒の門Puerta de los Apostolesはゴシック様式、正面入口の主ファサードPuerta de los Hirrosはバロック様式になっていています。その様式の違いをぜひ観光で確認してみましょう。

内部にはキリストが最後の晩餐で使用したとされる聖杯が飾られおり、見逃せないスポットです。また、スペイン人画家ゴヤの大作2点もありますよ。ぜひ訪ねてみてくださいね。

4.ミゲレテの塔

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ミゲレテの塔はカテドラルの南西脇に立つ八角形のゴシック式の鐘楼で、カテドラルと共にバレンシアのランドマーク的存在です。高さ約63メートルを誇る塔は、1381年から1424年にかけ建築されました。巨大な石造りの鐘楼は観光客のみならず地元の人々に愛されており、鐘楼の正式名称はミゲレテの塔(バレンシアの方言でミカエルの意味)ですが、ミカレットの愛称で呼ばれています。

らせん状の207段の石段を登ると、高さ約50メートルのところにある展望台に行けます。急な階段で容易ではありませんが、バレンシアの街並みが一望できるのでぜひ、チャレンジしてみてくださいね!

5.国立陶芸博物館

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建物そのものの装飾で観光客の目を引く国立陶芸博物館は、バレンシアの中心にあるカテドラルから南へ徒歩約5分の位置にあります。

バレンシアの三大陶器と言われるマニセス焼、パテルナ焼、アルコラ焼と言った、バレンシア周辺の代表的な陶器を中心に、スペイン全土から集めた約5000点もの陶器を時代ごとに展示しています。

またピカソ作の陶器が展示されているのも貴重なコレクションの1つ。3階には絵タイルで装飾された19世紀のバレンシアの台所が復元されているのも、観光の見どころとなっています。

展示品も素晴らしいですが、ドス・アグアス侯爵の宮殿だった建物そのもの、内部の調達品、家具、部屋の装飾をはじめ、ロココ調の正面入口のファサードはぜひじっくり鑑賞してくださいね!

6.ビオパーク・バレンシア

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ビオパーク・バレンシアは自然の生態系に近い形で動物を見たり触れたりするよう工夫されている楽しい動物園で、家族連れを中心に賑わっています。河川敷沿いの公園地区にあるこの動物園は敷地面積10万平方キロメートルを誇り、アフリカの大地を再現しています。

園内のサバンナゾーンではゾウやライオなど、赤道直下の森ゾーンでは観光客に特に人気なチンパンジーやゴリラが、湿地帯ゾーンでは巨大なカバの姿が見られます。

約250種、4000以上の動物を飼育しており、減少している動物の保護も目的としています。来場する人々に生態系の保護も伝えている観光スポットです。

7.ビルヘン広場

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マリア様の名にちなんだこの広場はレイナ広場と比べて観光客は少なめで、地元の人の憩いの場といった感じです。緑地化されている華やかな通りと趣が異なり、こちらは石畳とユニークな彫刻の噴水が目印です。

広場は、聖母デサンパラドス教会堂やカタルーニャ自治政庁、その他見ごたえのあるバレンシアの歴史的建物に囲まれているので、カテドラルの観光の後にこの居心地のいい広場でのんびりするのもおすすめです。

ユネスコ無形文化遺産に登録されている水裁判は、木曜日の12時行われます。この小さな広場に観光客やバレンシアの人々が人だかりをつくるほどの見ものですよ!また広場の周囲にはカフェやレストランもあるので、一休みするのにうってつけのスポットです。

8.セラーノスの塔

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セラーノスの塔はバレンシアの旧市街を囲んでいた城壁の塔で、かつては町の入口だった歴史的建造物。現在は町の重要文化財として保護されバレンシアの名所になっています。1392年から1398年に建設されたゴシック様式の傑作で、一時は監獄として使われていた歴史もあります。

塔そのものはさほど高くないので、ぜひ上の展望台に登ってみてください。トゥリア川の素晴らしい景色が眺められます。またバレンシアの新市街も旧市街も眺望できるので、その異なる街並みを観光で楽しめますよ。

9.レイナ広場

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レイナとはスペイン語で女王の意味で、まさにその名の通りバレンシアの中心に座す美しい広場です。また、すべての建物の住所はこの広場を起点として番号が付けられています。(中心から外に向かって番号が大きくなる)

観光客にとってもここがバレンシア観光の起点となります。観光案内所があるのでここで情報を収集したり、今後の観光プランを練ることができる他、観光周遊バスなどもここから出発しています。

広場の周囲にはバレンシア名物オルチャ―タが飲めるカフェもありますよ!
北側にはカテドラルやミゲレテの塔など歴史的建造物が建ち並びます。観光名所が集約したレイナ広場周辺を観光したら、カフェでゆっくりするのもおすすめです。

10.ノルテ駅

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1917年に建てられたバレンシア・モデルニスモ建築の駅舎は、まるでアニメから出てきたお城のようで往年のヨーロッパのイメージです。

駅舎はバレンシアを特徴づけるオレンジやオレンジの花のモチーフで装飾され、重要文化財に指定されています。近代化の波にのまれていない、レトロな雰囲気の木製チケット売り場が観光客にも人気。地元の人も含め多くの人たちが自動券売機を利用せず、あえて窓口に並ぶ姿が見受けられます。

また、駅舎に入って右手にあるホールは陶芸の街らしくタイル絵の装飾が豪華で、壁一面にバレンシアの美しい風景が描かれていて観光の街をしっかりアピールしています。

11.ラ・ロンハ・デ・ラ・セダ

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スペイン語で「絹の商品取引所」を意味するこの建物はイスラム王宮跡に15世紀後半に建造されたゴシック様式の建物で、場所はバレンシアの中央市場の北向かいにあります。

かつては交易取引所として絹をはじめとする商品の取引が頻繁に行われ、19世紀まで使われていました。1996年にはユネスコの世界遺産に登録され、バレンシアの観光で外せない観光名所です。

正面入口を入ると大広間があり、高いアーチ型の天井とゆるやかにねじれた複数の柱が観光客の目を引きます。取引に使われていた当時の机や道具なども鑑賞できるほか、建物は現在、各種イベントの会場としても使われています。

12.火祭り博物館

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バレンシアのお祭りと言えばスペイン三大祭の一つで、毎年3月15日から5日間に執り行われる火祭り。祭りの期間中は観光客が世界中から集まり、大小さまざまなファリャ(張り子の人形)が何百と町を埋め尽くします。

クライマックスは19日深夜。一体を残しすべての人形は燃やされますが、事前に地元民や観光客が参加した投票により難を逃れた一体(コンテストで1位)がこの火祭り博物館に収められるという、まさにユニークで迫力ある祭りです。その歴史を追って見られるユニークな博物館です。

13.バレンシア市庁舎

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バレンシア市庁舎はもともと1758年に学校として建設され、その後1860年代からは市役所として使われ始め、1930年にガウディを筆頭とするモデルニスモ全盛期に現在の姿へと改装されました。

ノルテ駅とカテドラルの間に位置するバレンシア市庁舎周辺は、郵便局やその他の建物もとても美しいので、観光客が多く集まる場になっています。外見の美しさもさることながら、内部の装飾はこれまた見もの!天井にある大きなステンドグラスや、その中央の1377年に制定されたバレンシア市の紋章は必見です。

そして市役所見学のハイライト、観光客の誰もがシャッターを切る豪華絢爛のクリスタルガラスの間です。巨大かつ豪華な二つのボヘミアングラスのシャンデリアや、1927年に完成した天井油絵がが観光客を魅了します。まるで宮殿のようですよ。

14.中央郵便局

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バレンシアの火祭りのメイン会場となるのが市役所広場で、その西側に美しい市庁舎があり、広場の東側には競うように美しいバレンシアの中央郵便局があります。バレンシアの観光客が思わずカメラに収めたい写真スポットと言えるでしょう。

実際、スペイン人はこの建物を中央郵便局とは呼びません。誇りをもってPalacio de comunicaciones(通信宮殿)と呼んでいます。その名に恥じることのないギリシャの神殿のような白亜の立派な外観です。

中に入るとこれまた見事。円形の大きなホールは白い柱によって支えられ、細部は美しい装飾です。また、見上げればドーム型の天井はステンドグラスでできています。観光の記念に写真を撮りたいところですが、内部は撮影禁止なのでご注意を。

バレンシアの観光モニュメントではありませんが、ぜひ観光名所として見学しておきたいスポットです。

15.バレンシア現代芸術院

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バレンシア現代芸術院 はカテドラルから徒歩でおよそ10分に位置し、通称IVAMの名で知られています。1989年にスペインとヨーロッパの近代芸術における研究、普及のために開館され、1万点を超えるコレクションを有する国内でも優れた美術館の1つ。特に現代アート好きには外せない観光スポットです。

バレンシア出身の彫刻家フリオ・ゴンザレスの作品展示室をはじめ、常時5~7人の芸術家の作品をゆったりとしたスペースの中に展示しています。絵画のみならず、写真、オブジェなどの現代の傑作も展示されていますよ。

入口付近には一休みできるカフェ・レストランや、美術書や絵ハガキ、ユニークなデザインの文房具などを扱ったアート・ショップもあります。他のバレンシアの美術館もそうですがピカソの作品も数点コレクションしているのがおもしろいですよ。

16. バレンシア美術館

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バレンシアの中心部のトゥリア公園沿いに位置するこの美術館は、バレンシアにゆかりのある画家の作品も多いので、地元の芸術愛好家の間でもとても人気がある美術館です。

そして日本でも人気のある、スペイン絵画ゴヤやベラスケス、エル・グレコといった巨匠たちの作品がずらりと並ぶため、観光客からも人気があります。

建物は17世紀に建てられたサン・ピオ5世修道院を改装した、バロック様式の荘厳な美術館。バレンシアで美術館巡りの観光をする時には、ここはぜひ訪れてみてください。

17. 聖母教会

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聖母教会は先程ご紹介したビルヘン広場に面する、パステルピンクの外観が観光客の目を引く教会です。また、カテドラルとは渡り廊下で繋がっています。1652年から1667年の間にバロック様式で建てられ、バレンシアで重要な宗教的建物の一つになっています。

伝統的なスペイン様式のドームになっていてその形は楕円形になっているのが特徴的です。ドームのフレスコ画も素晴らしいのでじっくりと上を見上げて鑑賞してみましょう。小さな教会ですから素晴らしい内部のバロック様式の彫像や祭壇の細部を近くで見られるのが、観光客にとっては嬉しいですね。ただ、ミサが頻繁に行われている教会なのでマナーを忘れずに!

18. 錫の兵士博物館

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こちらはカテドラルから徒歩でおよそ5分、バレンシア旧市街の中心にあるとてもユニークな博物館です。約95000体に及ぶミニチュアが活躍する数々のジオラマをとおして、スペインの軍事の歴史を観光客に垣間見せています。

ジュラ紀から旧石器時代までの先史時代の展示室や、スペイン人ならだれもが知っているアルマンサの戦いを再現した展示室など、テーマごとに展示されていて興味深くそして可愛らしいですよ!

スペインの歴史を知らない日本人観光客でも、アニメの世界に入ったような気分でジオラマを見ていると、その時代の光景が浮かんでくるように、上手に作られています。また、バレンシアの歴史もわかるジオラマもあるのでぜひこの観光スポットを訪ねてくださいね!

19. アルブフェラ自然公園

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バレンシアから南へ約12㎞足を延ばした場所に、地中海に面した塩水の潟のアルブフェラ自然公園があります。こちらでメインの観光スポットはアルブフェラ湖。バレンシアのレイナ広場から観光バスでアクセスできます。

こちらのバスでは日本語の音声ガイドをイヤフォンで聞けますし、湖を小舟で楽しむ回り方も含まれているので、とても快適に観光できますよ!

周囲はスペインの中でも有数の米の産地で水田が広がっていて、スペインで観光しながら日本をふと思い出すかもしれませんね。アルブフェラまで来たのならぜひパエリアは食べておきたいところ。ここはパエリアの本場なのでおいしいパエリアを提供するレストランがたくさんあります。特にエル・パルマルという地中海沿岸の村で食べるのがおすすめです!

20.市庁舎広場

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市庁舎広場は西に市庁舎、東に郵便局(通信宮殿)があり、どちらもとても美しい建造物。この広場でそれらの建物を眺めながら、観光の合間に一休みするのがおすすめです。

広場は二手に分かれていて市庁舎前のブロックは広く、冬場は一時的にスケートリンクが設置されたり、3月は火祭りのメイン会場として賑わいます。その北側のブロックは三角地帯の緑地化された広場で、噴水などもあり雰囲気の良いところです。

周囲にはカフェ、レストランもありますし、ノルテ駅から北に歩いてきて最初のツーリスト・インフォメーションもこの広場にあるので、バレンシア観光の拠点になる立地条件のいい広場。

また、昼間は花屋の屋台が広場を活気づけ、夜はイルミネーションが広場とその周辺を彩っています。常に地元の人々と観光客で賑わっているので安心して出かけられるのはうれしいですね。

21.サン・ニコラス教会

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2016年に約3年におおよぶ修復期間を経て、その美しい姿を蘇らせたサン・ニコラス教会。カテドラルから徒歩約5分の立地で、バレンシアの数ある教会の中でも注目度が高く観光客に人気の歴史的建造物です。

教会自体は15世紀のゴシック様式ですが、装飾はバロック様式で両様式の融合の美を感じられますよ。観光の目玉は17世紀に描かれた天井一面に広がるフレスコ画。約2000平方メートルにもおよぶ規模で見ごたえ抜群!見上げた瞬間、その華やかさに目を奪われることでしょう。

観光客向けにガイドツアーも実施されています。バレンシアを訪れた際はぜひ観光コースに組み込んでくださいね。

22.アルモイナ考古学博物館

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アルモイナ考古学博物館はバレンシア大聖堂の東側に位置し、ヨーロッパで優れた考古学機関の一つです。ローマ帝国時代やイスラムの時代など、バレンシアの歴史的変遷を観光客に伝えています。

バレンシアの観光スポットにはイスラム文化の影響を反映する建造物が見られますが、この博物館でも同時代の風呂付きの中庭や要塞の一部などをはじめ、紀元前のローマ帝国の時代にまで遡った当時の建物の模型、石組の遺跡のレプリカなどが展示されています。

バレンシアの観光で雨になっても、遺跡から歴史を学べて充分に楽しめる観光スポットです。

23.ラマルバローザビーチ

出典: Fernando Jiménez

バレンシアといえば海!ラマルバローザビーチはバレンシア市内から真東にある地中海に面した海岸にあります。バレンシア港のすぐ北からビーチが広がっており、1キロメートルの長さと平均135メートルの幅で白い砂浜が広がっています。
観光にビーチは欠かせないという人にとって、リラックスできる最適なスポットですよ。

ビーチ沿いにはバレンシア名物パエリアのレストランが軒を連ねているので、観光でグルメとビーチの両方が楽しめます。ビーチ沿いには遊歩道が整備されているので、のんびり散策するのもおすすめです。

また毎年、このビーチは航空ショーの舞台になります。アクロバティックな演技も見もので、開催期間中はたくさんの航空ファンや観光客が詰めかけますよ。公共交通機関を使い市内から気軽にアクセスできるので、バレンシアの観光とタイミングが合えばぜひ足を運んでみてください。

24.アラメダ橋

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バレンシアの旧市街と北の地域にあった河川敷に造られたトゥリア公園。ここにはいくつも橋がかかっていますが、特にアラメダ橋はユニークな造りで観光客にも人気のスポットです。

1995年に著名なスペイン人建築家サンティアゴ・カラトラバによってデザインされました。アーチが特徴的で高さは14メートル。70度水平面上に傾斜していて、幅26メートル、長さ131メートルで、高強度のスチールで設計されています。

バレンシアの観光で世界的建築家の橋を、カメラに収めてみてはいかがでしょう。

25.ソフィア王妃芸術宮殿

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こちらも建築家サンティアゴ・カラトラバの建築で、バレンシア市が誇る芸術科学都市に佇むオペラハウスです。その規模は高さ75メートル、4万平方メートルを誇り、4つのホールを有しています。最新の科学技術を駆使しながら、2005年に開設されて以来、数々のオペラや演劇、バレエやコンサートが行われてきました。

建物の外観は見る角度によって違う印象を与えています。観光客向けのガイドツアーが開催されているので、ぜひ「宮殿」と名付けられている近未来的なオペラハウスを、ぜひ観光してみてくださいね。

26.コロン市場

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カテドラルから徒歩約15分の位置にあるコロン市場。バレンシアの「市場」というカテゴリーに分類される建物ですが、一階はカフェ・レストラン街になっていてまるでショッピングモールのよう。中央市場のようなイメージは全くありません。

建物は1916年に建てられたとは思えないほど、きれいでモダンなつくりです。それもそのはず、当時、流行したモダニズムの建築物で、現在は国のモニュメントとしても保護されています。バレンシアの中心地区を飾るこの建造物は、観光コースを巡る途中の格好のグルメスポット!

クリスマスシーズンには大きなツリーやキリスト誕生の場面を表した人形などが飾られ、とても華やかな雰囲気になります。食も楽しめるバレンシアの市内観光としておすすめのスポットです。

27.クアルトの塔

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カテドラルから西へ徒歩約10分の場所にあるクアルトの塔。バレンシアの旧市街の西門で、1441年から1460年にかけて建設されました。ゴシック様式で造られた塔で、階段があり上まで行けるようになっています。

塔の壁に見えるボコボコした凹みは、なんと砲弾の跡です。これはスペイン独立戦争時にフランスのナポレオン軍に攻撃された時のもの。猛攻撃に耐えた重厚感ある塔は、静かな街中にある観光スポットとして歴史を今に伝えています。夜はライトアップされていて、日中の観光とは違った雰囲気も味わえますよ。

◎まとめ

いかがでしたか?火祭りでも有名なスペイン第三の都市バレンシアには、たくさんの魅力ある観光スポットがあるとお分かりいただけたでしょうか。地中海性気候の温暖な気候のもと、バレンシアは一年中、観光客で賑わっています。スペインならではの建築物や食を楽しめるバレンシアは、スペイン観光では外せない都市です!バレンシアへ旅する時は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。

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