「きかんしゃトビー号」が大井川鐵道デビュー!木造駅舎や農村風景がノスタルジックな井川線を走る【PR】
2022.8.24 UPDATE!!
大井川鐵道(静岡県島田市)は2022年9月25日(日)まで、「
きかんしゃトーマス
」の公式イベント「DAY OUT WITH THOMAS(TM) 2022」を開催中。トーマスとその仲間たちが会場を盛り上げている中、今年はビッグニュースが!トーマスなどこれまで10台のキャラクターに会うことができたが、今回新しいキャラクターが仲間入りした。その名も「きかんしゃトビー号」。
本イベントに新しい仲間が加わるのは約2年ぶり、さらに、鉄道を実際に走るキャラクターとしては約7年ぶりとのこと。大井川鐵道井川線を走行するトビー号に乗車するため、モデルの山田知加さんと健士郎くん親子が千頭駅を訪れた。
イベント9年目にして、井川線をキャラクターが走るのは初!
新キャラクターの「トビー」は、牛よけが付いた四角いボディが特徴の木製の路面機関車で、優しくてマイペースな性格。少し下がった眉毛のせいか、ちょっと困ったような表情がとてもキュートだ。トーマスが大好きで、普段から電車遊びをしているという健士郎くんも「早く乗りたい~!」と待ちきれない様子。
2014年に「DAY OUT WITH THOMAS(TM)」が初めて開催されてから今年で9年目。井川線をキャラクターが走行するのは初めてとなる。トーマス号と比べて、トビー号の車内はちょっぴりコンパクト。通路を挟んで1人掛けと2人掛けの座席が並んでいる。座席のカバーや車内の天井には、トーマスや仲間たちのイラストが描かれていて、楽しい雰囲気を演出してくれる。
出発時刻が近付いてきて、車掌による車内放送が終わると、聞こえてきたのがトビーの声。「出発進行!」という掛け声とともに、いよいよトビー号が発車した。
走行中や停車中でも、乗客を飽きさせない工夫がいっぱい!
トビー号が走行する井川線は、ダム建設を目的に開業した大井川上流を走る山岳鐵道で、川に沿って山間を縫うようにゆっくりと北上していく。そのため、沿線に広がる自然豊かな山々や渓谷の景色をのんびり眺めることができる。またカーブも非常に多く、走行中は「きー、きー」という車輪が軋む音が聞こえるが、これがまた昭和情緒を感じさせ、ノスタルジックな旅気分を味わえるのだ。
また線路に沿って、ところどころにトーマスやその仲間たちの看板が立っているので、見逃さないようチェックしたい。その日にもらう乗車券に情報が出ているので、参考にしながら探してみよう。
走行中は、トビーの車内放送を聞きながら景色を眺めてみて。「両国吊橋(りょうごくのつりばし)は、春には満開の桜に包まれるんだって!」「この辺りでは昔、木を運ぶ鉄道が走っていたんだって。僕が働いている石切り場の路線みたいに、いっぱい物を積んだ貨車がたくさん走っていたのかな。この辺りを走っているとソドー島の山の景色を思い出すなぁ」と、大井川鐵道に関する豆知識や、窓から見える景色&見どころを教えてくれる。