ROに復帰してソーサラーを育てたいという人に向けて、安いけどけっこう使えるという装備を紹介していますが、装備的には最後になる盾を並べていきます。

盾も種類は多いのですが、ソーサラー、それもサイキックウェーブに有効なものとなるとある程度限定されますし、さらに復帰したばかりの人が視野に入れられる価格帯のものとなると少なくなりますが、目標になるものも含めて紹介していきたいと思います。

今回はいつもと違って、先に盾カードの傾向に触れていきます。復帰者に向けてとなると、休止した時期にもよるとは思いますが人気カードとかの傾向が今とはかなり違うと思うんですよね。

たとえばBOSSモンスターからのダメージ40%で人気のあったアリスカードは、BOSS以外からの被ダメが増えるというデメリットのせいで今ではあまり人気がありません。

また、モンスターのStrとかの攻撃ステが大盛りのものが増えたりして、種族耐性（昔で言うところの3減盾とか）以外は貫通してしまうということもあって、サイズ盾（中型のオーガトゥースとか）も高レベルダンジョンではあまり役に立たなかったりします。

それと、無対策では即死レベルの属性攻撃も増えているので、肩と盾で属性耐性100%以上にすることも増えました。

昔は属性鎧があればなんとかなりましたし、もっと昔なら闇鎧でたいていのモブスキルも完封できたなんて時代もありましたが、今は属性耐性がかなり重要になっています。

そうは言っても、育成途中のレベルでは属性が重要になるケースは少ないと思いますので、まずは汎用盾として安いけどけっこう使えるものを紹介します。

私も以前使っていたゴッズシールドです。これは+8でヒールLv5が使えるのがなんと言っても便利です。

これを手に入れてからイリュージョンダンジョンのように被ダメが多めな場所に長時間いられるようになりました。

ヒールLv5ですが回復量の増加オプションもあるので、だいたい2000〜2500ぐらい回復します。

エンチャントもできますので、ベストはInt+7ですね。

相場は+8で20Mぐらい。昨年末のアニバイベントでのばら撒きで+10も売りに出ているので、その場合は200Mぐらいです。

+10だと石化耐性が付いているので、長く使えると思います。

ゴッズシールドの上位なデモニッシュシールドです。+9ゴッズシールドと交換で入手できますが、未精錬ならそんなに高くないので、+9ゴッズシールドと交換するのはもったいないような気がします。

これもやっぱり+8でLv10ヒールを使えるようになるのが利点です。

ヒールLv10で回復増加オプションもあるので、4000〜5000ぐらいのヒールを出せます。実際のところ素のABより回復量は多いです。

さらにディレイ軽減もあるので、ヒールを連打できるんですよね。

エンチャントも2ヵ所付けられるので、私はInt+7ダブルで使っています。

こちらはさすがに高価で、+8だと600M以上します。

夏に行われるイベントのムキムキブートキャンプのガチャで出ることがあるので、+8まで精錬できれば汎用盾として便利だと思います。

ニーヴエンチャントで耐性や性能を変化できる盾です。

王家貢献の証50個と交換で入手できて、王家貢献の証か名誉の勲章でいろんな機能をエンチャントできます。

• 安息のニーヴ（HP増加とかSP増加とかの機能があります）
• 永劫のニーヴ（各種属性耐性20％を付けられます）
• 傷のニーヴ（各種種族耐性30％を付けられます）
• 血のニーヴ（ステアップ）
• 名誉のニーヴ（攻撃速度とか詠唱時間短縮とかの性能アップ系）
• 死のニーヴ（与ダメアップとかディレイ軽減とか）

各ニーヴを1種類ずつ、3ヵ所にエンチャント可能です。

昔で言うところの3減盾に、さらに属性耐性を付けたり速度アップとかディレイ軽減を付けたりとかで、狩場に合わせた盾を作ることができます。

精錬祭りとかで+6まで精錬すれば、なかなか高性能な盾が出来上がるので、組み合わせによってはかなり便利になります。

※エンチャントをすると精錬値がゼロになるので、エンチャント後に精錬するようにしましょう。

異形の迷宮ダンジョンで拾える盾です。盾自体のオプションはとくにすごいということはないのですが、ドロップした時点で5つのオプションがランダムで付いています。

3減盾のような種族30%減の他に、BOSS耐性40%が付いているものとかがあって、最初に説明したアリスカードの人気がなくなった原因にもなってます。

耐性の他に攻撃力増加や属性耐性が付いていたりするものもあって、オプションの内容によって価格が違いますから、購入時にはよく確認する必要があります。

対人用途じゃない限り、精錬は特に必要ありません。

他のエクセリオン装備と違って、これはクジ品ですが、けっこう前から何度もクジに並べられたことから安く出回ってます。

相場は未精錬で300kぐらい。

設計図で特性を変えられるし、スロットもあるので、便利な盾を作りやすいです。

私はこれにZ-CastFixed（固定詠唱-50%）を付けたものを使ってました。設計図は3個まで付けられるので、目的に合わせていろいろ選ぶのも面白いです。

注意点は属性耐性の設計図を付ける場合で、反対属性の耐性が下がること。例えばR-Fireを付けると火属性は25%減ですが、水属性は25%増えてしまいます。

後で紹介するイルシオンシールドも設計図でいろいろ性能アップできますが、こちらの利点は精錬値でAtk+30、Matk+30されるところ。+6ぐらいでもけっこう効果があるんですよね。

こちらもクジ品です。よく出回っているので安くなってきました。（未精錬・未エンチャで2M〜3Mぐらい）

こちらの場合は、魔法職として面白いのがT-MasicBoost（+7以上の場合、一定確率でMatk+100）を付けられるところです。

+8で使ってみましたが、いつの間にか発動していることが多くて楽しいです。

また、Q-CastFixed（精錬値によって固定詠唱減少）は+8で固定詠唱60%減となって、よくある50%減よりも快適です。

精錬値によってDef,Mdefが上がるのがこのシールドIの特徴です。他にIIもあってそちらはAtk,Matk増加ですが、防御面で考えるとIの方が便利だと感じています。

エンチャントすると精錬値がリセットされてしまうので、未エンチャで高精錬なものを買うというのはよく考えてからにしましょう。

盾は他にも、ずっと以前から有用盾だったヴァルキリーシールドは今でも使えます。実装当時はあまり重視されていなかった属性耐性が今は有効ですからね。

そして、ソーサラー専用盾も紹介しておきます。

装備制限が思いっきりソーサラーとなってる盾です。

精霊スキルを上げていくと属性耐性も30%上がるので、汎用的な盾になりますね。ただ、全部の精霊をマックスレベルというのは案外スキルポイントが厳しいので、よく考えてからにしたいところです。

価格は未精錬で500Mぐらい。

深淵の回廊イベントでのドロップ品なので、イベントが開催されると値段が下がることもあります。（私は以前、90Mで買いました）

実際に使ってみると、精錬値を+7以上にしないとそれほど便利な盾という感じはしませんでした。まぁ…私の場合は+8デモニッシュシールドでのヒールLv10に慣れてしまっているので、あまり使いどころがなかったというのもありますけど。

他には降霊術士の外套やドレスとの組み合わせで有利な、降霊術士の手鏡（クジ品）とかもあって人気ですが、組み合わせ条件によっては他の盾の方が良さそうとかもあるので、今回の紹介からは外しました。

盾については、ソロで被ダメのキツい場所に行く場合と、PTとかの集団で行動する場合では違ってきますから、一概にこれが良いとは言えないんですよね。

なので、3減盾を持っているなら慌てて別な盾を用意する必要はないと思うので、他の装備が揃ってきて、行きたいダンジョンとかの必要に迫られてから考えても良いんじゃないかなと思います。