MEGUMI KURIHARA SPECIAL INTERVIEW

2023.02.15

MEGUMI KURIHARA SPECIAL INTERVIEW

動きやすいのに、周りの目も気にならない。
だから、どんな時でもプレーに集中できる。

デサントバレーボールから新たにリリースされたインナー付きバレーボールパンツ。女性バレーボール選手ならではの、機能性だけでない着心地や周りからの視線などに対する悩みに向き合った当製品の特徴やもたらされるメリットについて、元女子バレーボール日本代表であり、現在デサントアドバイザリースタッフを務める栗原恵さんと、マーケティングチームとして開発を担当した三好さくらが特別対談を実施しました。

プレー以外の余計なことで悩みたくない。

(三好)さっそくですが、栗原さんは現役時代にバレーボールウェアについてのお悩みはありましたか?

(栗原)私が選手としてプレーしていたときは、パンツの形やトップスの袖丈もどんどん短くタンクトップになるなど、ウェアの規定が色々と変更になったタイミングでした。もちろん、動きの制限が少なくなるのでプレーはしやすいのですが、反面、肌の露出面積も増えてしまうので周りからの視線が気になっていた選手も多いと思います。皆さんご存知の通り、バレーボールはどこにボールが飛んでくるか分からないスポーツ。ボールに瞬間的に反応すると、無意識に股を大きく開いてしまうこともあります。その時に、「下着や生理用品が見えていないかな」と少しでも雑念が入ってしまうとせっかくの集中力が切れてしまいますよね。「動きやすさ」と「周りの視線」のジレンマは、女性バレーボール選手が抱える大きな悩みのひとつだったと思います。

すべての女性選手が安心してプレーできるウェアを。

(三好)今回、私たちが開発したインナー付きバレーボールパンツは、そんな女性ならではの悩みを解決できる製品だと考えています。実際に手に取ってみられていかがでしょうか?

(栗原)初めからインナーとパンツが一体になっているのはとてもいいですよね。私も現役時代はパンツの下にインナーを履いていましたが、前屈みになるとどうしてもインナーのラインが出てしまうため、なるべくラインが出ないものを探し回っていました。それが嫌で一時期はスパッツを履いたこともあったのですが、そうすると今度は鼠蹊部から太腿あたりが圧迫されてしまって。バレーボール選手は膝サポーターも着用するため、試合や練習の後半は下半身がむくんで足がパンパンになっていました。このパンツならインナーのラインも見えませんし、何より履き心地が良さそう。現役時代にこのパンツがあったら、絶対に着用していたと思います。

もっと多くの人に、純粋にバレーボールを楽しんでもらいたい。

(三好)おっしゃっていただいた通り、この製品は履き心地にもしっかりこだわっています。例えば、本来内側にある縫い代を、このインナーではあえて縫い代を外側にし、股部分の切替も縫い目をフラットにすることで肌あたりを軽減する工夫を施しています。

(栗原)そういった細かい工夫は女性開発者ならではの心配りですよね。こういったパンツが一般的になれば、若い選手たちも思う存分プレーに集中できるんじゃないかな。あとはもしかすると肌面積が多いことがネックでバレーボールを始められなかった人もいるかもしれないので、もしそうだとしたらこれからは臆することなくバレーボールに挑戦してほしいと思います。デサントは他のスポーツブランドに比べて、機能性とデザイン性がとてもよいバランスで取れているブランド。これからももっともっとオシャレで機能的なウェアを出していただいて、見る人もプレーする人もよりバレーボールを好きになってもらえると嬉しいです。

栗原 恵 (Megumi Kurihara)

PROFILE

栗原 恵 (Megumi Kurihara)

元バレーボール日本代表 / デサントアドバイザリースタッフ

2001年に全日本女子に初選出され、以降、ワールドカップやオリンピックなどの世界大会で数々の活躍を見せる。海外リーグでプレーした後、国内に拠点を移し2016年にはVリーグ栄誉賞を受賞。2019年に現役引退後は、バレーボール界・スポーツ界への恩返しをモットーに様々な活動を行う。

PRODUCT
商品紹介

“2in1” VOLLEYBALL PANTS

パンツとインナーが一体となった仕様で、下着がひびかない設計と縫製の工夫により履き心地の良さにもこだわったインナー付きバレーボールパンツ。

DVWVJD80 / SIZE : S. M. L. O. XO
¥3,960 (inc.tax)

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