Macintosh Plusを起動せよ その1

偶然入手したMacintoshPlusですが、とりあえず電源が入り画面もつくことが確認できましたがこの当時のパソコンはいまみたいなHDD起動ではなくフロッピーディスクからの起動なので電源をつけたからといって肝心のOSが入ったフロッピーがなくては使えないのです。



 なのでこのとおり、フロッピーアイコンから先に進まず、マウスカーソルが動くだけ。つまり、とにもかくにもこのMacintosh plusで使える起動フロッピーを手に入れなくてはなりません。
と、ここでこのMacintosh plusについて軽く説明をいたしますと、このパソコンはapple社から1986年に発売されたもので、cpu にモトローラのmc68000の8Mhzを搭載しており、メモリは標準で1mb、最大4mb積むことができます。もちろんusbなどはついていないので、(USBがついたのはiMacからだそうです)scsi が標準装備といういまのパソコンにはまるでみられないものばかりが付いています。ちょっとした歴史の塊ですね。おまけにここについているscsi ポートはなんと規格が決まる前の段階のものらしく、ものによっては反応しないとかなんとか…無茶苦茶です(´∀`)



 あと、usbもハードディスクも付いていないこのMacintoshにいま唯一付いている記憶装置であるFDDなのですが、これがなんと2HDと書いてあるいまのフロッピーとは違うものだそうで…2DDという前の規格に対応しています。(一応2Dもフツーに読み込みます。)
でも2DDだったら実はいまのウインドウズでもそういう規格のものには対応してたりしますが、当事のMacintoshはそんなやわなものじゃなく、書き込み方式が全く違うものです。
 どういう風に違うのかというと、ウインドウズは2DDというと720kbフォーマットのことを指しますが、Macintoshの場合は800kbフォーマットになるのです。要は読み込めないということ。
 そのほかにもフォーマット方式でhfsとかhfs+とかあってMacintoshの中でも読めないとかあったりして、このあとこれに一つ一つ気づきながら起動ディスクを入手すべく奮闘することになるのでした…長くなってしまったので続きは次回。
Macintosh Plusを起動せよその2

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