ヨドバシの注文を最短で届けてもらいたいなら最短指定をしてはならない(は?)

最近、ヨドバシドットコムで注文した商品がなぜか毎回無駄に1~2日郵便局に留め置かれてから配達されて、体験が悪いな~と思っていたのですが、どうやら注文時に「最短日時のお届け」を指定すると最短ではなくなるらしいです。は?

ヨドバシの配達指定は3種類ある

ヨドバシの配達指定には「最短日時のお届け」「配達日時を指定する」「配達日時指定なし」の3種類があります。

デフォルトでは「最短日時のお届け」が選択されており、これが最短で届けてもらうための唯一の選択肢のように思います。が、これが罠でした。

「最短日時」と「日時指定なし」のちがい

「最短日時のお届け」で注文した場合

「最短日時のお届け」で注文した場合、弊宅には以下のようなスケジュールで配達されます。されました。

9月6日に注文して、すぐに発送され、翌日には最寄りの郵便局に荷物が届きましたが、そこで2日の足止めを食らっています。

なぜ郵便局がわざわざ荷物を留め置くのかと言うと、荷物が2日後の指定日配達になっているからです。荷物に貼られた伝票にもそのように記載されていました。

「配達日時指定なし」で注文した場合

一方、「配達日時指定なし」で注文した場合、弊宅には以下のようなスケジュールで配達されます。されました。

9月18日に注文して、すぐに発送され、当日中に配達されました。伝票を見てみると、そこには「最短日お届け」の文字が!おい!!!

ヨドバシに問い合わせてみた

配達の仕様についてやんわり尋ねてみたところ、以下のような回答をもらいました(一部抜粋)。

ヨドバシ・ドット・コムでは、ご注文時に『最短日時のお届け』が初期設定として選択されています。商品の在庫所在地域やお届け先ご住所、ご注文のお時間、出荷手配の混雑状況に応じて自動計算し、算出したお届けのお約束ができる日時に指定を入れ配達できるようご注文を承っております。

ご注文手続きの際に『最短日時のお届け』から『配達日時指定なし』へ変更した上でご注文いただきますとラベルにもそのように印字されますので日時指定で留め置かれることが無くお届けが行われる次第でございます。

システムが「確実に届けられる最短日」を計算し、それを指定日として発送するのが「最短日時のお届け」ということみたいです。この「確実に」の部分のせいで設定がだいぶ安全側に倒されているんでしょうね。

一方、「日時指定なし」にすると日時の指定なく物流網の流れに任せて届けられるため、僕の住んでいる場所ではだいたい「最短日時のお届け」より早く届くということのようです。

うーんこの。

「最短(確実)」と「最短(不確実)」みたいな表記にしてほしい!

まとめ

今回の例で言えば、2日留め置かれた荷物は大阪からの発送だったため、システムはバッファを多めに含んだ見積もりを出したのでしょう。しかし現実はシステムの見積もりよりスムーズに移送が行われた――東京大阪間はだいたい翌日には届きますが……――ため、最寄りの郵便局で無意味な留め置きが発生してしまいました。

住んでいる場所によってどのような設定で配達してもらうのがベストかは異なりそうですが、いつも無意味な留め置きが発生しているひとは「日時指定なし」を選択すると良さそうです。