符号付き 2 進数を符号付き 16 進数に変換します。
使用例
BIN2HEX(101,8)
BIN2HEX(A2)
構文
BIN2HEX(符号付き2進数, [有効桁])
符号付き2進数
- 符号付き 16 進数に変換する 10 ビットの符号付き 2 進数を文字列として指定します。符号付き2進数
の最上位ビットは符号ビットです。つまり、負の数は 2 の補数を使用して表します。この関数では、この値の正の最大値は 0111111111、負の最小値は 1000000000 です。
符号付き2進数
に有効な 2 進数を指定すると、自動的に適切な文字列の入力値に変換されます。たとえば、BIN2HEX(11111)
とBIN2HEX("11111")
はどちらも同じ結果、1F
を返します。
有効桁
- [省略可] - 結果の有効桁数を指定します。この値が結果に含まれる有効桁数より大きい場合、合計桁数が
有効桁
に達するまで結果の左側にゼロの数字が付け加えられます。たとえば、BIN2HEX("11111",8)
は0000001F
の値を返します。符号付き2進数
の最上位ビットが1
の場合(符号付き2進数
が 1000000000 以上の場合)、この値は無視されます。
メモ
すべての 2 進数の値と同様に、
0
と1
の数字のみが有効です。BIN2HEX
でこれ以外の数字を指定すると、#NUM!
エラーが返されます。必要な桁数が指定した
有効桁
よりも大きい場合、#NUM!
エラーが返されます。BIN2HEX 関数の結果を計算に使用する場合は、結果が 16 進数であることに注意してください。特に、Google スプレッドシートでは、非 10 進数を含まない結果(
A-F
)は自動変換されるため、セルA2
に111
(2 進数100010001
と等しい 16 進数)を含み、B2
に=A2+9
などの数式を含む場合、結果は120
となり、16 進法の計算では誤りとなります。
関連項目
OCT2HEX
: 符号付き 10 進数を符号付き 16 進数に変換します。
OCT2DEC
: 符号付き 8 進数を 10 進数に変換します。
OCT2BIN
: 符号付き 8 進数を符号付き 2 進数に変換します。
HEX2OCT
: 符号付き 16 進数を符号付き 8 進数に変換します。
HEX2DEC
: 符号付き 16 進数を 10 進数に変換します。
HEX2BIN
: 符号付き 16 進数を符号付き 2 進数に変換します。
DEC2OCT
: 10 進数を符号付き 8 進数に変換します。
DEC2HEX
: 10 進数を符号付き16 進数に変換します。
DEC2BIN
: 10 進数を符号付き 2 進数に変換します。
BIN2OCT
: 符号付き 2 進数を符号付き 8 進数に変換します。
BIN2DEC
: 符号付き 2 進数を 10 進数に変換します。
サンプル
2 進数を 16 進数に変換します。