【大阪市南部】東住吉区で繁盛するうどんの名店
大阪市の南東部に位置する東住吉区。ここには質の高いうどん店が多く存在し、それぞれしのぎを削りつつ日々美味しいうどんを提供されています。この東住吉区のうどんの名店をピックアップ。番外としてうどんを食べることができない「うどんや」もここにご紹介します。
更新日:2024/04/28 (2022/05/14作成)
ネット予約
閉じる
このまとめ記事は食べログレビュアーによる1168件の口コミを参考にまとめました。
大阪市の南東部に位置する東住吉区。面積は9.75平方キロメートル、人口は12万7千人ほどの行政区です。近鉄南大阪線・針中野駅と大阪メトロ谷町線・駒川中野駅付近に、大阪市内でも有数の商店街「駒川商店街」広がり、賑わいを見せています。
区の北東部には中央卸売市場東部市場があり、食品流通の拠点なってます。区の南西部にある長居公園には長居競技場があり、陸上競技やサッカーなどの国際試合が開催されるとともに、セレッソ大阪の本拠地としても知られています。
出典: kurodaさん
JR大和路線・東部市場前駅から歩いて5分ぐらいのところ、大阪市東部中央卸売市場(通称:東部市場)の広大な敷地の南側に面した場所にある立ち食いうどんのお店です。
店内は立ち食いカウンターだけでなく、少々のテーブル席のある10数人ほどのキャパで、隣接の市場に合わせて営業時間は早朝の5時からお昼の12時半となっています。
「えび天うどん」(500円)は、昆布の深い旨みとともにほんのり甘みを感じるある優しいお出汁で、エビ天の油が表面に広がってコクが深まります。
饂飩はやや平打ちの太麺で、しこしこした歯ごたえのある上質のもの。
えび天は通し揚げ。海老の身こそ小さいがぷりぷりした食感があります。店名に「手ぬき」あるが、しっかり手をかけて作っているおうどんです。
7人
140人
不明の為情報お待ちしております
出典: kurodaさん
JR阪和線・南田辺駅から南方向、地下鉄御堂筋線・西田辺駅から東方向にそれぞれ5分ほど歩いたところ。南港通の山坂3丁目BS前にある、うどん店です。
店内は厨房に面したカウンター席と、2人掛け、4人掛けのテーブル席からなる全20席程度です。
「天カレーうどん」(960円)は、重厚なお鉢にカレー出汁が満たされ、その上に海老天が屹立しています。
カレー出汁はとろみのないサラッとした風合いで、適度なスパイス感のなか、濃厚な出汁味が光っています。控え目な辛さとともにお出汁の旨みが迫ってくる…上品な味わいです。
天ぷらは海老天、茄子、ししとう、揚げ餅です。
海老天は海老の身がぷりぷりで、茄子はジューシー。通し揚げなので熱々なのもいいですね。
饂飩はやや太めで艶がある。ツルツルでプルンプルン。熱々のカレー出汁に浸っていてもクタクタになりません。
具材は牛肉の薄切りとニンジン、玉ねぎです。これらの多彩な風味をカレー出汁が一纏めにしています。
485人
19215人
06-6622-8866
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・北田辺駅から南東方向、西今川2丁目の松虫通沿いにあるうどん店です。
店内は厨房に面した5席のカウンター席と、奥は数卓のテーブル席があるようで、全部で20席ぐらいです。
「釜揚げうどん」(580円)は、大ぶりの器の中に横たわっています。
饂飩1本だけ箸ですくい、何もつけずに啜ってみると、小麦の風味とほのかな塩味が感じられます。少し柔らかめでツルツルと艶っぽい口当たりです。
つけ汁は鰹風味で優しい仕上がりです。薬味の青ねぎと生姜からは爽やかな風味が加わり、摺り胡麻によってコクがプラスされました。
最後は、釜湯をつけ汁に入れて、蕎麦湯ならぬ「饂飩湯」にして啜ると、豊かな味わいにほっこりとします。
30人
683人
06-6777-4746
「ちく玉天ぶっかけ(冷)」(760円)は、器の中にぶっかけ汁に浸かった饂飩が横たわり、その上にはちくわ天と玉子天が載せられています。
葱、大根おろし、おろし生姜、レモンが盛られた小皿が添えられています。
まずはそのまま饂飩を一本啜ってみる…艶やかな質感を持ちながらも適度なコシとしなやかさのある歯応え、そしてふんわり小麦の風味が広がります。
ぶっかけ汁は鰹系の旨みとともに、ほんのりとした甘さと僅かな酸味を持ち、すっきりと仕上がっています。この良質の汁の風味と饂飩のほんのりとした甘みが交錯して絶妙のマリアージュを示しています。
ちくわ天は大ぶりでズシッと重い。玉子天も衣はサクッとしていて、箸で割ると中の黄身がトロトロ。潰すと黄身がぶっかけ汁に混ざり合ってまろやかな風味を創り出します。
471人
15435人
06-6697-6543
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・北田辺駅から松虫通を東方向、JR大和路線・東部市場前駅からは今里筋を南方向。松虫通と今里筋が交差する今川2交差点から西にすぐのところにあるうどん店です。
店内は厨房に面したカウンター席と、その背後のテーブル席からなる全30席ほどの意外な収容力です。
「きざみあんかけ」(720円)は、あんかけ仕立てできざみ揚げが散らされるとともに、おろし生姜と塩昆布がトッピングされています。
お出汁は昆布出汁の風味が広がるとともに深いコクが感じられます。さらに塩昆布から浸み出す風味と生姜の爽やかさが合わさって、独特の旨味が感じられます。
饂飩はもちろん手打ちで、平打ちならではの歯触りがあり、もちもちとした食感の中にコシを感じます。どことなく無骨な風合いで、出汁とのマッチングも良好です。
95人
1928人
06-6703-9568
出典: kurodaさん
近鉄南大阪線・北田辺駅から松虫通を東方向、JR大和路線・東部市場前駅からは今里筋を南方向。松虫通と今里筋が交差する今川2交差点の南西側、住宅街のブロックの「かどっこ」にあるうどん店です。
店内は厨房を囲うL字型のカウンター席10席だけの狭小さ、やや年かさの店主お一人で営業されています。
「ちく天山かけうどん」(750円)は、器の中には極太の饂飩が横たわり、山芋、ちくわ天、卵黄、海苔が載せられ、ぶっかけ汁がたっぷり注がれています。
エッジの立った太麺をそおっとお箸で饂飩を引っ張り出すと、お箸にずっしりと重量がかかります。
噛むと強い弾力を感じ…強いコシを持ちながら、もちっとした感もあり、のど越しもツルンと滑らか。評判通りのさすがの品質です。
ぶっかけ汁は塩味が控え目で節系の出汁の利いた上品な味わい。食べ進めていくうちに山芋や卵黄と混じり合って、華やかな味わいに変化してきます。
竹輪はもちろん揚げ立てて、サクサクかつモチモチした食感が楽しめます。海苔の風味もいいですね。
78人
1240人
06-6701-8980
出典: kurodaさん
地下鉄谷町線・田辺駅からすぐ近く、JR阪和線・南田辺駅からもそれほど遠くないところ。桃ヶ池公園近くの住宅街にある、創業が明治9年の老舗の製薬会社です。
この会社のエントランスの一角に販売コーナーが設けられ、ここで現在の看板商品「しょうが飴」や「しょうが湯」を販売されています。
現在、看板商品となっているのが「しょうが飴」「しょうが湯」です。
この飴が秀逸。舐めると生姜の風味とともにピリッとした辛さが走ります。この辛さは他にないほど。なんだか身が引き締まるような気がします。
生姜湯も遠慮ない辛さを持ち、その熱さとともに体が温まります。これは冬場の風邪予防に最適です。単に効能だけでなく、クセになる美味しさを持っているのも嬉しいですね。
社名に「うどんや」とあるが、ここでうどんを食べることはできません。ではなぜ「うどんや」なのかというと、創業者・初代末廣幸三郎が明治9年、ショウガと解熱剤を配合した風邪薬を開発して販売。
その際、温かいうどんを食べて体を温め、一夜サッと寝ることが風邪の養生だと考え、この風邪薬をうどん屋で取り扱うようになったからだということです。
なお現在は薬事法により、うどん屋で薬を売ることは出来なくなっています。
2人
94人
06-6621-4951
※本記事は、2024/04/28に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。