田中要次の新春ドラマ「猫とコワモテ」クランクイン！
BSジャパンで'16年1月2日(土)に放送されるドラマ「猫とコワモテ」(夜11:00-0:00)がクランクインした。
本番組は、犬好きの家族に愛犬の世話を任されている“コワモテ”で猫好きの犬飼健三が、日本各地に実在する愛くるしい猫たちをひたすら愛でるという、異色の癒やし系ドラマ。主人公・犬飼健三役は、実生活でも3匹の猫を飼っているほど猫好きの田中要次が演じる。
この日の撮影は、東京・池袋のとあるペットショプと東京・谷中で行われ、犬飼演じる田中は、演技なのか素なのか、猫を抱いた瞬間とてもうれしそうな表情を見せた。撮影の合間には自身のスマートホンで猫グッズを撮影する姿や、店の人と猫の話で盛り上がる場面も。
猫の動きは想像がつかず、台本も複数パターン用意され、撮影もひと苦労。しかし、田中の抜群のアドリブで撮影は順調に進み、猫好きの田中の気持ちが通じたのか猫たちも安心している様子で、撮影は無事終了した。
本作の監督を務める太田勇は、「猫がかわいいのはもちろんですが、かわいい猫を愛でる犬飼さんもかわいく見える、そんなドラマを目指しています。またドラマですが、実際にいる看板猫やお店でロケをさせていただいていますので、この放送を見た後に、“あ！ 明日会いに行こうかな”と思ってもらえるとうれしいです」と語った。
■田中要次コメント
――実際に演じてみていかがですか？
基本的にはほとんど喋らない役で、表情と動きで気持ちを表現しなくてはいけないので、それはそれで難しいですね。最初はせりふが無くて楽だ～と思っていたんですけど(笑)。
――演じる際に心掛けていることはありますか？
コメディーチックになっていいのか、リアルな感じでいいのか、そのさじ加減をいまだに探っている状況ですね。今回の現場では、撮影したものをその場で見るという時間もなく進んでいて、客観的に自分を見られないので…。どうなるんでしょう(笑)。むしろテストしないで一発勝負でやってしまいたいような気持ちもありますね。訪ねるお店は実際にあるお店なので、ドラマとドキュメンタリーの間をうまいこといきたいですね。
――“猫ブーム”が続いていて猫好きな方も多いですが、最大の魅力は何だと思いますか？
そうですねぇ…。昼と夜の目が違うということですかね。昼間はまるでヘビのような目をしていますけど、夜になるとクリクリの黒い瞳になりますからね。ギャップがたまらないですね。
――猫の魅力を人間の女性に例えたとか。それが台本にも反映されていると伺いましたが。
僕のフェティシズム的な部分はまだそんなに出ていないんですけど(笑)。禁断さがあるともっと盛り上がると思います(笑)。連ドラ化したらそういう部分も見えてくるんじゃないですかね。連ドラ化するといいですね。だから全部見せ過ぎてもいけないんでしょうね、お話の世界観を。家で猫を飼えないという抑圧があるから、余計に出先で罪悪感を感じながら猫に接しているというところが見えるともっと盛り上がるんじゃないでしょうか。これ以上触れたら自分は壊れてしまうー！ 連れて帰ってしまうー！ みたいな、ね(笑)。
――視聴者の方へメッセージをお願いします。
この番組を通して、猫を見ることがとても楽しくなる、“クセになる”そんなドラマになるといいなと思っています。そう思っていただけるように、残りの撮影も頑張ります！
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
'16年1月2日(土)夜11:00-0:00
BSジャパンで放送
脚本＝西山聡
演出＝太田勇
プロデューサー＝濱谷晃一
出演＝田中要次
