水島努というアニメ監督をご存じだろうか。2012年に放送した『ガールズ&パンツァー』を大ヒットさせ、アニメで舞台となった茨城県・大洗町の町おこしに一役買った、いま日本でもっとも人気のあるアニメ監督の1人だ。その水島努の原点とも言うべきTVアニメ初監督作品『ジャングルはいつもハレのちグゥ』が、現在AbemaTV・家族アニメチャンネルで1日2回、15時と27時より放送されている。
原作は「月刊少年ガンガン」にて1997年から2003年まで連載されていたギャグマンガで、筆者の金田一蓮十郎は、連載当時現役の女子高生だった。そのストーリーは、ジャングルに住む主人公の少年・ハレが、正体不明の少女・グゥをはじめとする友人や家族の奇行に振り回されるというものだ。人気アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』でブレイクする前の京都アニメーションが、制作協力として参加している。