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長門勇・岡山弁 時代劇・「三匹の侍」 ユーモラスな雰囲気・その風貌 [芸能人]

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長門勇さん老衰で死去


 映画化もされたドラマ「三匹の侍」の槍(やり)の達人、桜京十郎役で知られる俳優の長門勇(ながと・いさむ、本名・平賀湧=ひらが・いさむ)さんが4日に死去していたことが5日、分かった。

享年81歳。岡山県出身。葬儀・告別式の日取り、喪主は未定。

 所属事務所によると、昨年、脳梗塞を患った後、病院に入院していたという。

昨年3月にTBSラジオ「大沢悠里のゆうゆうワイド」にゲスト出演したのが最後の仕事となった。

最後の演技となったのは、09年放送のドラマ「金曜プレステージ 外科医 鳩村周五郎 血塗られた挑戦状」だった。


 

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◆ 高校を中退して上京。浅草の劇場でコントや寸劇を披露し、故渥美清さんらとしのぎを削りながら修業を積んだ。
転機になったのは、60年代に大ヒットしたフジテレビの時代劇「三匹の侍」。主役の一人に抜てきされ、丹波哲郎さんや平幹二朗(79)と共演。外見はむさ苦しいが、やりの達人で人が良い、とぼけた浪人をユーモラスに演じ、人気を集めた。 
ミヤコ蝶々、横山エンタツらの出演で人気を博したコメディー現代劇「スチャラカ社員」(テレビ朝日系)で演じた部長役では、岡山弁の「おえりゃあせんのう」が流行語に。どっしりとした風貌を生かして、ひょうきんさと鋭さを併せ持つ役柄を多くこなした。

 「悪魔の手毬唄」など横溝正史原作ドラマにも出演し、金田一耕助とコンビを組む警部役も好評な名バイプレーヤーだった。

日本喜劇人協会参与を務め、浅草の大衆芸能の活性化にも意欲的に取り組んでいた。

  ◆ 平幹二朗(「三匹の侍」で共演)「三匹」のうち丹波哲郎さんだけがスターで、僕と長門さんは若手だったが、放送翌日から街で振り向かれるようになった。ユニークな風貌の長門さんは、いろいろな映画にも出て活躍された。ご冥福をお祈りしたい。一緒に世の中に出た友として。

◆ 沢田隆治氏(「スチャラカ社員」のプロデューサー)浅草を愛したコメディアンで、ユーモラスな雰囲気を生かした時代劇スターだった。岡山弁の話し言葉が印象的で、晩年もテレビで見かけるたびに感慨深い気持ちになった。

◆ 長門 勇(ながと・いさむ、本名平賀湧=ひらが・いさむ)さんその他。

1932年(昭7)1月1日、岡山県出身。47年、地方回りの「高尾光子一座」に入団。ロック座、フランス座など劇場に出演し、テレビ「てなもんや三度笠」「水戸黄門」などで活躍。NHK大河「武蔵 MUSASHI」にも出演。映画も「悪名シリーズ」「道場破り」「いも侍・蟹右衛門」など多数。  

ご冥福をお祈りいたします。




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