テクニック > AlbumJacket+の設定FAQ

AlbumJacket+のQ&A


解説

  • よくある質問とか。覚えておくと便利なこととか。

Q.AlbumJacket+が動かない


  • A.動かない場合、チェックする項目は以下の通り。
    • AlbumJacket+が最新版か。
    • C:\Program files\Samurize\AlbumJacket\np.txtが存在するか。
    • そのnp.txtに五行のテキストが正常に記載されているか。
 (上の二項目、おかしければAMIPの設定と音楽ファイルのタグを見直す)
    • C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\album\が存在するか。
    • C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\lyric\が存在するか。
    • C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\currentjacket.txtが存在するか。
 (上の三項目、なければ全て作る。全角でファイル名を書いてないかなどに注意)
    • そのcurrentjacket.txtに画像のパスが正常に記載されているか。
    • クライアントの更新間隔が極端に長くなっていないか。
    • AlbumJacket+の実行時間が長くないか。
  • サイト側の仕様変更という可能性も一応あります。

Q.テストを実行するとパスが見つからないといわれる


  • A.実際そのパスに必要なファイルが存在しないからという可能性ももちろん否定できないのですが、解説通りやったはずで特に問題も見あたらないのにこのエラーがでた場合、エラーを吐いた行が140~150行目付近、より具体的には
IniFile = fs.GetFolder("./Scripts").Path&"/AlbumJacket.ini"
と書かれた行であるならば、現時点における仕様です。通常使用時には問題ないという結論になっています。
ですので、Configエディタ上でのテストは断念し、作成したiniを保存してClientに読ませて動作を確認してください。
一応、該当行を決めうちで、
IniFile = "C:\Program files\Samurize\Scripts\AlbumJacket.ini"
と書き換えればConfig上のテストでも多分問題なく動くようになる…はずです。
07/03/22版で修正されました。

Q.Winampの再生リストでは正常に表示されているのに、np.txtが文字化けしている


  • A.ID3v2 タグの文字エンコードがUTF-16(Unicode)のためです。WinampはUTF-16に対応していません(ver5.2以降で対応。現時点ではかなりバギーとのこと。また現時点ではそもそもAMIP側がUTF-16に対応していない為、この場合無意味とも言えます)。
再生リストでは正常なのは、内蔵デコーダにWinamp標準のin_mp3.dllではなく おたちゃん氏作成の in_mpg123.dllを使用しているためかと思います。
STEPなどで文字エンコードをISO-8859-1に変更してください。
(注:現時点で最新版のSTEP1.02は文字エンコードの変更にバグがあり、変更を実行しても実際には動作しません。旧バージョンのSTEP1.00での動作は確認できたので、そちらを使うか、別のタグエディタを探して使ってください)
ただし、iTunesのようなプレイヤーでは逆に化けるようになるようです。複数のプレイヤーを使用される方は注意してください。
STEP1.jpg
(STEP上でファイルを右クリックした時に出るメニュー)
STEP2.jpg
(「ID3v2バージョン/文字エンコードの変換」選択後の画面)
  • STEPで複数ファイルを選択しての一括変更も出来ます。
  • ID3v2の仕様に関する説明は、恥ずかしながら書いてる方も理解出来ていないので省きます。
興味のある方は検索してみてください。

Q.サイトには存在しているのに新曲の歌詞が取れない


  • A.サーバに必要以上の負荷を掛けるのを避けるため、最初に歌詞を取得する際に同一アーティストで取得可能な曲目をリストにします。
そのため一度存在してないと判断されると、以降その曲を取りに行きません。
C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\lyric\にある、該当するアーティストの.txtを削除してから再取得してください。

Q.サイトには存在しているのにジャケットが取得出来ない


  • A.Amazonから取得するためにはcookieが必要なので、インターネットオプションの「プライバシー」を見直してください。ここの設定がガチガチだと取得出来ません。
プライバシーのレベルを下げたくない人は、右下の「編集」から個別にamazon.co.jpを追加して「許可」しても取れるようになると思います。
ここ設定してるのに取れないという方は、別のセキュリティソフトか(使用しているなら)IEコンポーネントブラウザ側の仕業かも。
ちなみに設定変えてもC:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\albumに該当アルバムの情報があると新たにジャケット取りに行ってくれないようなので、一度削除してみてください

Q.手動でジャケット画像を追加したい


  • A.作成したジャケット画像をアルバム名.jpgとし、そのアルバムのフォルダに入れてください。
アルバム名は当然ID3タグに記載された物です。半角/全角等に気をつけてください。

Q.手動で歌詞を追加したい


  • A.作成した歌詞.txtを該当するファイル名.txtとし、その曲ファイルと同じフォルダに入れてください。(ex.適応したいのがhogeghoge.mp3ならhogehoge.txt)
なお、拡張子は.txt以外にも.lrcや.kra等が使えます(当然タイムタグは使えません)。

Q.ジャケットや歌詞をひとつのフォルダで管理したい


  • A.AlbumJacket.ini内の
'JacketDir = AlbumJacketDir&"album"
のコメントアウトを解除することでジャケットが、
'LyricDir = AlbumJacketDir&"lyric"
のコメントアウトを解除することで歌詞が、それぞれ指定したフォルダに保存されるようになります。ただ初期状態で指定されているフォルダは既に別の用途で使われていますので、別のフォルダを作成してそちらを指定する方が無難です。
  • 06/02/08版から、歌詞フォルダ内にアーティスト名でサブフォルダを作成して、歌詞を振り分けられるようになりました。使用する場合、
UseMultiDir = False
をTrueに変更してください。
  • 06/08/25版から、ジャケットフォルダ内にアーティスト名でサブフォルダを作成して、ジャケットを振り分けられるようになりました。使用する場合、
UseMultiDirJacket = False
をTrueに変更してください。

Q.歌詞が見つからない時に別の情報を表示させたい


  • A.AlbumJacket.ini内のCommonUsetxtで指定したtxtを表示してくれます。
ニュースなどの固定情報ではなくて、手動で編集した再生中アルバムの情報などを表示させたいという方は
CommonUsetxt = LyricDir&"\"&DelMeta(ALBUM)&".txt"
と指定することで、再生曲と同じフォルダにあるアルバム名.txtを読み出してくれます(JacketDirを有効にしてフォルダ指定されている方はそちらのフォルダに)。
UseMultiDir = Trueにされている方はこの方法では無理なので
CommonUsetxt = LyricDir&"\"&DelMeta(ARTIST)&"\"&DelMeta(ALBUM)&".txt"
としてください。

Q.ジャケット画像の上に画像が被せられない


  • A.Samurizeの仕様でメーターの上に画像をそのまま被せることは出来ません。
「メーターの追加」→「文字列」でメーターを追加したあと、「表示タイプ」を「画像」にし、「標準の画像を使用」にチェックを入れたあと、使いたい画像を選択してください。

Q.ジャケット画像を傾けたい


  • A.プラグインのBilder schra"gstellenを使うことで任意の角度で傾けることが可能です。

Q.突然ジャケットや歌詞が更新しなくなった


  • A.希にクライアントを巻き込んでフリーズします。
タスクトレイのSamurizeアイコンを右クリックしてもメニューが出ないような場合、慌てずタスクマネージャから該当するクライアントを停止させ、再起動してください。
  • 再起動後も調子がおかしいようなら、 C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Local Settings\Temp\内の
"AlbumJackettmp.txt"、"Jackettmp.txt"、"Lyrictmp.txt"を削除して、再度実行することで正常に動作する可能性があります。
なお、上記のフォルダは不可視属性のため、Windowsの初期設定では見えません。
  • ごくまれにタスクトレイのクリックは生きてるけど反応がなくなる場合があります。
この場合、右クリックから終了でSamurizeを終わらせてもプロセスが残り続け、AlbumJacket用のクライアントを再起動してもエラーが出て正常に起動しなくなります。
様子がおかしいようならタスクマネージャを起動して、終了したはずのクライアントが生き残っていないか確認して下さい。

Q.ジャケットと歌詞を取得する時はそれぞれ別のスクリプトが必要なのか


  • A.関数にGetBothを使用することで、一つのスクリプトで両方取れます。

Q.再生曲と同じフォルダに置いたcover.jpgみたいなのは表示できないの?


  • A.07/10/30版から拡張されて可能になりました。AlbumJacket.ini内にある
'JacketName = "cover"
のコメントアウトを解除してください。
ダブルクォーテーション内の文字列を変更することで任意のファイル名も指定できます。拡張子は不要。

Q.Amazon以外からジャケットを取得したい


  • A.TOWER RECORDSに対応してます。使用する際はAlbumJacket.iniの、
UseAmazon = True
をFalseに変更してください。
  • 05/11/06版から、Amazonにジャケットがない場合自動でTOWER RECORDSへ取得しに行くようになりました。

Q.AlbumJacketフォルダに出来るcurrentalbum.txtとは何か


  • A.再生中のアルバムの詳細が書かれています。

Q.currentalbum.txtの一行目に変な記述がある


  • A.情報を記載したページへのリンクを作るために使う行です。
テキストメーターを追加し、currentalbum.txtの一行目を表示させます。次いで「入力コントロール」にチェックを入れ、「追加」で起動するウィザードで「リンク」を選択して「次へ」、「リンク先」は空白のまま「次へ」、「左クリック」にチェックを入れ、「完了」とすることで設定は終了です。
作成したメーターを表示させ左クリックすると、ブラウザで該当ページが開くはずです。
クリックしても反応がない場合、この辺をチェック。

Q.currentalbum.txtを表示させても一行目しか表示されない


  • A.リンク用タグの仕業で、%l以降は表示されません。
表示させるテキストを二行目以降からにしてください

Q.currentalbum.txtの一行目で作ったリンク用文字列を変えたい


  • デフォルト設定で■Amazon.co.jpですが、AlbumJacket.ini内の
LinkageWordAmazon = "■Amazon.co.jp"
を変更することで任意に変えられます。
ただし
UseAmazon = False
の場合、
LinkageWord = "■TOWER RECORDS"
の方を変更する必要があります。

Q.currentalbum.txtの紹介文が変な箇所で折り返されている


  • A.初期設定では全角15文字で折り返されるように設定されています。AlbumJacket.ini内の
MaxReviewLine = 15
を適当な数字に変えてください。そもそも必要ない場合、行頭にクォーテーションを付けてコメントアウトしてください。
既に取得したデータに関しては設定を変更しても適応されないので、 C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\album\内の該当テキストを削除して再取得してください。
  • Samurizeは海外産のため2バイト文字を考慮していない箇所がいくらかあり、テキストの「ワードラップ」を使用して自動で折り返しを行わせると、位置によっては行頭行末の文字が化けます。
それを考慮してこのような設定項目があるのですが、現在は国産プラグイン武蔵の登場により、それを通して問題なくワードラップを使用することが出来ます。

Q.プレイヤー終了時にジャケット画像や歌詞を消したい


  • A.画像に関してはAlbumJacket.ini内の
ClearJacket = False をTrueに変更してください。
ただしクリアされるのはcurrentjacket.txtを使っているときのみで、
'currentJacket = AlbumJacketDir&"current.jpg"
のコメントアウトを解除して直接C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\current.jpgを表示させている場合上手く動きません。その場合はこちらを応用すれば何とかなると思います。
  • 別の方法として、終了時にnp.txtのアーティスト、曲、アルバム名をクリアさせるという方法もあります。
AMIPの設定で、
Exit:%1^lb%4^lb%2^lb%fn^lbexit
となっている箇所を
Exit:^lb^lb^lb%fn^lbexit
とすればOKです。停止時にもクリアしたいという方は、stopにも同様の書式を指定してください。

Q.MiniBrowser用のcurrent.htmlは作成されるのに中に歌詞が書いてない


  • A.template.htmlがC:\Program files\Samurize\AlbumJacket\内に存在するか確認してください。
存在する場合は、template.htmlをメモ帳で開いて、以下の三行がきちんと書き込まれているかも確認してください。
<html><body>
<Lyrics>
</body></html>
  • 06/02/17版からtemplate.htmlの仕様が少し変わりました。
上記のままでも使えますが、<Lyrics>は歌詞部分のみの出力になり、タイトルは<Header>に、作詞/作曲/唄の項目は<Info>に分割されました。
以前と同じような出力形式を希望するのであれば、<Lyrics>の部分を
<Header>
<br><br>
<Info>
<br><br>
<Lyrics>
としてください。

Q.最新版のAlbumJacket+にtemplate.htmlが入ってなかった


  • A.見あたらない場合は少し前のAlbumJacket+に同梱のものを使うか、自力で作成してください。
メモ帳を開いて以下の三行を記述し、template.htmlとして保存すればOKです。
<html><body>
<Lyrics>
</body></html>
ただし、Windowsの設定で拡張子を表示させない設定にしている人はtemplate.html.txtと二重拡張子にしてしまわないよう注意してください。

  • 06/02 /17版から仕様が少し変わっています。上記のタイプのtemplate.htmlを流用しても動きますが、<Lyrics>は歌詞部分のみの出力になり、タイトルは<Header>に、作詞/作曲/唄の項目は<Info>に分割されたため、歌詞部分しか表示されなくなっています。
以前同様、タイトルと作詞/作曲/唄部分の表示もさせたいならば、06/02/17版に同梱されているtemplate.htmlを流用するのがいいかと思われます。
自作する場合は同様にメモ帳を開き、
<html><body>
<Header>
<br><br>
<Info>
<br><br>
<Lyrics>
</body></html>
として、template.htmlとして保存すればOKです。

Q.圧縮ファイル内の曲でジャケットや歌詞を表示したい


  • A.可能ですが条件があります。
AlbumJacket+が使っている情報はnp.txtの5行だけです。そのため、たとえ圧縮ファイル内であってもこの5行が正常に出力されていれば問題なく情報の取得/表示は出来ます。
残念ながら現在メインで使われるAMIPでは(正確にはプレイヤー側の問題なのでしょうが)、圧縮ファイルの再生中にこの5行を正常に取得して出力させることが出来ません。
現状、この条件を満たせるのはfoobar2000+Now Playing Simpleだと思います。よって以下の解説でもこの組み合わせによる解説になっています。
書式はAMIPと異なりますので、最初期の設定はこちらの下の方にあるのを参照してください。

  • ジャケット画像を表示させるには、通常の手順に加えてジャケット画像を一フォルダで管理させなければなりません。
これは、圧縮ファイル再生時は4行目に表示されるPathが特殊なため、通常の設定のまま再生ファイルと同じフォルダに置くようにすると、そのPathを見失うためです。
AlbumJacket+.iniのJacketDirのコメントアウトを解除して、適当なフォルダを指定してください。こうすることによって、4行目を無視して指定されたフォルダのアルバム名.jpgを探しに行ってくれます。
初期状態に指定されているAlbumJacketDir&"album"は既に別用途で使われるためお勧めできません。フルパスで指定する場合はダブルクォーテーションで括られることにも注意してください。

  • 歌詞に関しては少し面倒な手順が要ります。
まず理解して欲しいのは、np.txtに出力される情報は必ずしも再生中のファイルデータに沿った完全なものでなくても構わないと言うことです。
歌詞は4行目のPathを元に出力するべきデータを探すので、特殊なPathを出力する圧縮ファイルの場合使えません。そこで4行目の書式を弄り、特殊ではないPathを吐き出させ、擬似的に一フォルダで歌詞を管理させるようにします。
例えばデフォルト設定では%_path%となってるところをC:\mp3\Jacket\%title%.mp3とでもすると、 AJ+はいま再生中の曲は(実際はそうでないにも関わらず)C:\mp3\Jacket\%title%.mp3と認識し、 C:\mp3\Jacket\%title%.txtに歌詞を探しに行ってくれる訳です。これで指定した場所に歌詞が書かれたテキストを置いておけば圧縮ファイルでも歌詞表示できるようになると思います。
ただし通常通りのファイル名.txtではなくタイトル名.txtになってしまうので注意。
出力先や形式は一例です。foobarのTitle Formattingを理解すればタイトル名.txtに限らずアルバム名-トラックナンバー.txt等いろいろ出力形式が作れますので、興味ある方はチャレンジしてみてください。

Q.ジャケット画像がないときとプレイヤー非起動時の画像を別に出来ないか


  • A.AlbumJacket+に設定はありませんが、手段はあります。
まずAlbumJacket.iniの設定で、
'currentJacket = AlbumJacketDir&"current.jpg"
のコメントアウトを解除します。
その後「メーターの追加」→「テキストファイル」でテキストのメーターを追加して、「情報」タブでnp.txtを指定し、「表示行」を「5」、「表示行数」を「1」として5行目だけを表示するよう設定します(Config上ではプレイヤーの再生状態を示す文字列が見えるはずです)。
確認出来たら「一般」タブで「表示タイプ」を「画像」にします。そして「表示」タブで「デフォルトの画像を使用」にチェックを入れ、プレイヤー非起動時の画像を指定します(AlbumJacket+内のnoimageで指定している画像以外でないと意味がありません)。
再び「一般」タブに戻り、「通知機能」にチェックを入れ、出てきた「通知リスト」で「追加」を押し、追加された「Alert 0」の設定で「値になったとき」で値は「playing」とします。「通知画像ファイル」には
C:\Program Files\Samurize\AlbumJacket\current.jpg
と入力してください。以上でプレイヤー非起動時と再生時にジャケット画像がない場合で画像は別々になるはずです。
再生停止時や一時停止時などにも別の画像を使用したい場合は「通知リスト」にさらに「追加」してAlertを増やし、監視する値に「stopped」や「pause」を、使いたい画像を「通知画像ファイル」でそれぞれ指定してください。値の監視で文字列を見張らせる場合、当然大文字小文字も厳密にチェックしますので入力の際は注意。

  • この項思いつきで書いたので、もしかしたら変な動作するかもしれません。一応実験はしましたが。

謝辞


  • このような素晴らしいスクリプトを作ってくれた作者の皆様、関連ツールの制作者様、および2ちゃんねるの各Samurizeスレッドや解説サイトで貴重な助言/アイデアを出してくれた方々に最大限の感謝を。

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最終更新:2010年12月01日 21:57
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