能力者騙りの利点

 狼の騙りについて。

引用:人狼SNS AICEさんの日記より (2012.12.27)

※太字・下線・色替え等は引用者が勝手に付け足しました。

 

■Q.狂人がいるなら狂人と占い師を両方食べてでも人狼は全員潜伏したほうが勝てる気がするのですが、3CO覚悟で占い師に騙りを出したほうがいいのでしょうか?
(謎ジ。ムくん)


■A.これは非常に良い質問である。

16人村での灰村人は、ダミー・共有・占い師・霊能、狂人・人狼を覗いて、計8人
(狩人はだいたい初日にCOしないので灰の数に含む)

この前提で考える。

(1)
この状況で、潜伏人狼が3人いて、初日真占い師と狂人がそれぞれ村人に白を出しているとする。
そいつらは吊れないので、つまりその日の吊りはどうなるか?

灰が9人いる中で人狼が3人いるから、【3/9(1/3)の確率で人狼が吊られる】

初日占いの状況だけでも、どんどん人狼が吊られる確率が理不尽に高くなっているのが分かる。

上記の状況でちゃんと村人を吊ったとする。
そうすると真占い師から灰に人狼がいる確率は同じく3/9(1/3)になる。

真占い師がどんなにポンコツでも、【確率的には1/3で人狼が発見される】ことになる。


(2)
では、潜伏人狼を1人(占騙・霊騙・LWの構成)にして、初回占いで真占い師・狂人・人狼でそれぞれ別の村人に白出しをした場合。

この場合、灰は9-3(※白)で6人になる。
一見灰が減って心もとなく思うかもしれないが、【確率的には1/6】

……そもそも、初日に1/6で吊られるような雑魚ならハナから潜伏で勝利は無理なのではないか……という気がしてくる。

そして初日にちゃんと村人を吊ったとして、【真占い師から灰に人狼がいる確率は単純計算でなんと1/7】である。
1/7なら初回に真占い師を食えなくてもなんとかなるような気がしてくる。
……いや、別に普通に食えたほうがいいんだけど。どうせ真が食われても「狂人かもしれないし」とかいってニセ占い師はしばらく残されるのだからして。

☆そもそもこのケースだと初日から霊ローラーになる可能性も高い。

そうなってくると、霊ローラーで吊り手を消費するので、【真占い師から灰に人狼がいる確率は単純計算で1/8】
翌日の吊りも霊COなので、【その次の占いに当たる確率は1/7】である。
「でも、全潜伏で発言を頑張ったほうがアッサリ勝てるんじゃない?」
という意見があるかもしれないが、発言で頑張って白を取るのがだるい。


また、数学的な見地以外にもこんな効果が!

(1)占い師3COになっても別に困らないけど占い師1COになると困る。
(2)偽占い師の黒出しは村側を比較的簡単に殺せる
(3)真霊能者を殺せばどちらの占い師が真だったのか割とわかりづらくできるし、仲間切りなんてたるいことをする必要もなくなる
(4)いざというときに狩人っぽいやつに黒を当てて様子を見ることも可能

上記メリットを考慮すると、全潜伏とは一体なんだったのか。
もしかして全潜伏ってただの舐めプレイなのでは。


全潜伏を推奨しないわけではないが、全潜伏で勝つためには

・狂人が頼りになる
・占い師を初回で食う

このへんが割と必要条件になってきて、この2つってのは人狼から直接コントロール出来ない部分になる。
人狼側からリスクを減らせない状況はイコールハイリスクだ。

「全潜伏したら狂人がダメダメで負けたwwww」

↑全潜伏する人狼がダメダメだったんだろうが!
ということを理解した上で一度やってみるのは楽しいんじゃないだろうか。
全潜伏で勝つの楽しいし。

全潜伏で勝とうぜ!という時の赤ログの心構えとしては、
「最悪の場合は、狩人一発で抜いて真食ってやるよww楽勝www」
くらいの士気が欲しいですね。というかなんかそういうよくわからんテンションの時しか全潜伏したことないですね。

 

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最終更新:2013年01月31日 19:08