An Independence War (独立戦争)

Last-modified: 2024-04-24 (水) 12:45:45

A Group in a War (戦場の一団)の続編で、一国の王として部隊規模でユニットを操作して戦う異色のキャンペーン。
A Group in a Warをクリア済みならば、クリア時点でのあなたの能力を引き継ぐこともできる。

攻略

勝利条件

  • 帝国か王国の首都を占領する
  • 全ての小勢力を味方に引き入れる

敗北条件

  • フュリージアの陥落
  • フュリージアの破産

メモ:
●小勢力とはデューンフォーク。ゴブリン、オーク、エルフ、ドワーフ、トロル、でレーク、トカゲ、そしてマーフォークを指します。

  • 敗北条件に書かれてはいないが主人公以外でもクリストファー、アルセニオ、ハインリヒ、オンジェイの死も敗北となる

ユニット

  • このキャンペーンではユニットにランダムでレベル制限がかかっており、各ユニットは生成時に個別に設定されたレベルまでしか成長することが出来ない。中にはLv1から一切昇格できないユニットも結構な割合でいるため、特性以上にレベル上限が重要になる。
  • また、特性も通常のシナリオとは仕様が異なっており、人間なら強力・敏捷・頑強・知的の中から0~3個をランダムで取得する。強力や器用を持つユニットは対応した攻撃力に大きめのボーナスが入るため、これらの特性を持ち、高レベルになれるユニットは大切に扱いたい。
  • レベル上限がかかったユニットはEXP欄がXXX/999となるので見分けることが可能である。ジョブによるレベル制限はあれどレベル上限に縛られるか否かはAMLAによるHP上限上昇にも影響する。同じジョブ特性のユニットですが、レベル制限縛りがないのが上、レベル制限されたユニットが下。
    AIW001.png

戦闘と部隊編成

  • 盗賊や敵が送り込んでくる工作員との戦闘を除きフォールドでの戦闘は部隊単位の総力で行われます
    • 盗賊は3~4のLv1~2の無法者ユニットなので対処は楽ですが、工作員は3~7のLv2~3の無法者ユニット構成なのでこちらが小隊規模の6ユニットでは場合によって苦戦が強いられるので白魔術師系を含む中隊規模の10ユニットで挑むのが良い
    • 盗賊や工作員との戦闘以外の戦闘でのレベルアップ時の兵科は選択不能でランダムに行われますので任意の兵科へのクラスチェンジを行わせる場合は対盗賊、工作員掃討部隊に入れるのが良い。
    • 盗賊や工作員掃討用部隊は通常の戦闘とは別に用意したほうが良い、特に工作員には高確率で暗殺者が含まれますので白魔術師系のユニットがいないと毒が厄介なことになる
  • 序盤戦での考え方
    • 資金に余裕があれば40ゴールドでLv2ユニットを雇用し部隊をもたせて兎にも角にもフィールドでの自軍戦闘単位を増やすのが良い
    • 前述の対盗賊、工作員部隊を除けば序盤に於いてはクラスチェンジ先の兵科とか気にする必要は無い
  • レベル上限1ユニットの使い道
    • レベル上限2のユニットの配下で囮として使う
    • 部隊を持てるのはレベルではなく戦功なのでレベル上限が1のユニットでも可能であるので戦功が上がり部隊を持てるようになったレベル1上限のユニットにレベル1上限のユニットを配下に加えて囮として使う事は有用
      • 小隊、中隊規模の部隊を持てるくらい戦功が上がっても指揮官ロスト=部隊消失になるようなのでLv1上限の配下につけるのはLv1上限ユニットで良いと思います
    • ある程度戦力が整い収入が増えるともう上限Lv1のユニットは不要と解雇しても構わない
  • 部隊再編
    • 中隊規模の部隊が複数出来たら工作員対策は主人公部隊の仕事とし部隊単位での戦闘では持っていてもあまり意味がない白魔術師等を主人公部隊に渡してしまうのが良い
      • 中隊規模の部隊数に余裕ができたら工作員対策専門の部隊を組み主人公は再びお飾りに
    • 時折戻ってくる前キャンペーンの部下は戦功100で分隊レベルしか持たせられないので少なくとも小隊レベルの部隊指揮官になるだけの戦功を確保するまでは有力な中隊構成員にするのが良いだろう
    • 有力な中隊であれば首都南の王国前線基地に出向いて王国の分隊や小隊レベルの部隊にやりたい放題できる(守備隊の主は中隊規模)
      • 定期的に前線基地付近に沸いてたむろする王国軍部隊を一掃するのは王国軍の財力を奪えるし、安定して戦闘するネタが他に無いのも有る(序盤こそ見張り台を作ると攻勢に出てくるが有力な部隊が育ってくると前線基地付近から動かない)
      • オーク攻略あたりで前線基地から中隊規模の部隊が出るようになります
    • 首都北の玄関砦の方は守備隊の主以外に時折中隊規模の部隊が混じるので王国の前線基地よりは難易度が高い
      • 砦の方は王国前線基地と異なり守備隊の主を倒せば占領できる(旗が立つ)
      • 前線基地側の王国部隊を一掃したら帝国側も一掃することで両者のバランスを取る事は重要かもしれません

小勢力攻略と宝探し

  • 小勢力攻略は宝探しのついでに行う位で良いと思う
    • 小勢力攻略直後はその小勢力が疲弊しているので直後の資金援助は行ったほうが良い
    • 配下の小勢力が他の小勢力の攻撃を受ける徴候が見られたらその場合も前もって資金援助
  • 宝探し:時折オフィスに現れるナーガから5gで宝の地図を購入出来ます
    • 宝の地図のヒントは前キャンペーンでカールを加入させていれば5gでヒントを得ることが可能です
    • 宝物ですが無価値・・・換金、部隊に特性をもたせる(嵐のワンド)物を確認していますが詳細は不明
    • マーフォークを配下に置くにはそれなりに価値のある宝が必要のようですが現在未確認
    • 宝が山にある場合は工兵隊か木っ端役人で取りに行くことが可能。無理そうなら諦めて別の地図を買うのも手。

最終的な勝利条件

  • 全勢力の同盟化は宝探しがあるマーフォークが厄介。
  • 王国・帝国攻めは手近な最前線基地を攻めて所持金を全て吐き出させ、その隙に主力の最精鋭軍を敵首都に走らせて強襲する戦術がおすすめ。
    首都の防衛部隊は大隊なので、最低でも中隊×4程度の戦力は必要となり、
    足止め部隊も全て壊滅すると帰還されて陽動が無意味になるのでそれなりの戦力が必要。
    どちらにしても距離が近い帝国の方が楽。

基礎知識

部隊

分隊 兵数4 食料40 必要戦功50
小隊 兵数6 食料55 必要戦功120
中隊 兵数10 食料70 必要戦功250
大隊 兵数16 食料100 一部勢力の防衛勢力限定

戦功が上がった部隊を首都に入れることで部隊が昇格する
戦略上重要なポイントとして、人間勢力の部隊*1山を通ることが出来ない

工兵

戦闘能力は無いが、見張り台と食糧倉庫を設営可能。
また、種族的には見ての通りのドワーフなので山の上でも移動力が一切落ちない。人間勢力に追われた場合は山を越してしまえば安全である。
補充は20Gだが、最大1体までしか雇えないため、初期の工兵がやられない限り雇用の機会は無かったりする。

見張り台

  • 移動、攻撃のどちらも出来ないが、非常に広い視界を持つ建造物。
  • 攻撃を受けると一撃で破壊されるため、建てるなら直接攻撃を受けづらい山の奥に建てるのが有効。
  • わざわざ哨戒部隊を配備せずとも王国・帝国軍の侵攻を察知できるようにになるため、フィージア北門・南門付近に一つづつは欲しい。
  • また、部隊として扱われるため敵拠点の近くに建てると当然ながら防衛戦力が現れ、山に登れない人間勢力の場合は破壊できない位置に置かれると延々と部隊を吐き出すようになる。
    • これを逆用して、部隊作成資金で王国・帝国の資金を全て吐き出させる戦略もある。特に、敵の大軍を封殺できる北門で帝国相手に仕掛けるのは有効。*2
    • 序盤で見張り台を建てると予期せぬ攻勢を呼び込む危機になりかねない
      • 序盤で北ゲート付近に建てるとドレークが出てきてゴバ市蹂躙後に首都まで攻め入って来る場合もあるし南ゲート付近に建てるとドワーフが出てきてゴガ市蹂躙(ゴブリンがドワーフ側に寝返る)等デメリットも有るので自力も考慮して急いで建てる必要はない
  • 敵勢力の見張り台も攻撃すれば一撃で壊れるが残骸が残り、一定時間経過で自動修復される為攻撃する。
    • ついでに落としてしまえば良い小勢力と異なり王国首都や基幹都市周囲に宝探しの目的地が出る場合もあるが、宝探しで宝を得た部隊は狙われやすいので道中の敵見張り台を潰すことで持ち帰りの成功率が上がる

食糧倉庫

  • 周囲6ヘクスのユニットに食料補給が可能になるので征途の道中に置くことで食料枯渇による部隊の疲弊を防ぐ事ができる
  • 目的地が比較的近郊でも復路の食料補給を行えば次の征途への無駄がなくなる
  • 例えばであるがオーク、トロル、ドワーフを味方に取り込めば征路の食料倉庫は必要がなくなるので取り壊すなどのケアは行ったほうが良い

木っ端役人

敵勢力の村の上に乗せると収入を増加させることが出来る。敵勢力の収入を削っているかどうかは未確認。
ちなみに人間だが山越えが可能で、帝国領への浸透に便利。追われたときの緊急避難にも使えるかもしれない。

また非常に狙われやすい特性があるため、侵攻軍に随伴させて一体につき一回限りだが囮に使う事も可能で、上手く使えば仲が悪く、それでいて距離が近いドワーフ⇔トロル間の交戦を一人の犠牲で意図的に起こすことも可能。*3

密偵

厳密にはフィールドに出るユニットではないが、作中と同様にここに記載。
各勢力に送り付けることで現在の所持金などの内部情報をチェックすることが出来る。各ターンごとに一定確率で排除され、王国・帝国は特に確率が高い。
ちなみに友軍勢力を見る場合でも密偵を送り付ける必要があり、もしかしたら排除されることもあるかもしれない。

勢力

王国

資金最大:2000G 部隊編成:70G 基本収入:(簡単:15 普通:30 難しい:40)G
部隊規模:分隊、小隊、中隊 防衛戦力: 収入補正:なし

帝国

資金最大:2000G 部隊編成:70G 基本収入:(簡単:15 普通:30 難しい:40)G
部隊規模:分隊、小隊、中隊 防衛戦力: 収入補正:なし

ゴブリン

資金最大:100G 部隊編成:15G 基本収入:3G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力: 収入補正:1

デューンフォーク

資金最大:150G 部隊編成:60G 基本収入:10G
部隊規模:分隊 防衛戦力:小隊 収入補正:12

オーク

資金最大:(簡単:200 普通:250 難しい:300)G 部隊編成:30G 基本収入:10G
部隊規模:分隊、小隊、中隊 防衛戦力:大隊 収入補正:5

ドワーフ

資金最大:300G 部隊編成:60G 基本収入:10G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力:中隊 収入補正:8 敵対:トロル

トロル

資金最大:200G 部隊編成:50G 基本収入:10G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力: 収入補正:4 敵対:ドワーフ

エルフ

資金最大:250G 部隊編成:70G 基本収入:12G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力:中隊 収入補正:5 敵対:トカゲ

マーフォーク

資金最大:9999G 部隊編成:行わない 基本収入:5G
部隊規模:なし 防衛戦力:なし 収入補正:12

  • 海に布陣していることから、一切戦いを行わない陣営。

ドレーク

資金最大:250G 部隊編成:70G 基本収入:10G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力:中隊 収入補正:5

トカゲ

資金最大:200G 部隊編成:40G 基本収入:5G
部隊規模:分隊、小隊 防衛戦力:小隊 収入補正:2 敵対:エルフ

イベント

クリストファー加入

条件:5ターン経過
クリストファー(熟練弓兵、初期戦功150)が加入する

アルセニオ・ハインリヒ加入

条件:15ターン以降で、クリストファーがフィージアの中にいる*4
アルセニオ(エルフの狙撃手、初期戦功150)とハインリヒ(ドワーフのドラゴン衛兵、初期戦功150)が加入する

オンジェイ加入

条件:30ターン以降で、クリストファー、アルセニオ・ハインリヒが全員加入済み
オンジェイ(銀魔術師、初期戦功150)が加入する

工作員

条件:(簡単:35 普通:30 難しい:25)ターン目
王国と帝国が首都近郊の村に工作員を送り込んでくる。収入-20g

工兵加入

条件:デューンフォークを倒し、味方に加える
工兵部隊が加入し、補充も解禁される


*1 デューンフォークは除く
*2 自軍側についている場合はゴブリンやドレークに敵部隊が向かうと窮地に陥ることがあるため、部隊が出せる程度の資金は確保しておいた方が安全。(オークは強豪勢力なのでまず本拠地を抜かれることはない。)
*3 もちろん通常の部隊でも可能ではあるが、刺激した後の自軍部隊の生存・退避の問題が残る為あまり実用的とは言い難い
*4 率いている部隊がフィージア内に駐留しているか、部隊に参加していない兵士として残っているならOK