叶姉妹「ファビュラスな心で過ごす人生」Vol.2
常に未知で最先端なものを取り入れ、進化しながら驚きと楽しみを教えてくださる叶恭子さん、美香さん。そして同時に、世の女性たちに寄り添いながら道を照らしてくれる輝く道しるべのような存在でもあります。
変わらない存在でありながら、進化し続ける存在。そんなおふたりに今回は、“ファビュラスな心で過ごす人生”をテーマにお話を伺います。
たくさんの最先端のものを姉が生み出していると言っても過言ではございません――叶美香
ファッションはもちろん、いつも姉妹の周りはハイグレードで最先端のもので溢れている。この日セレクトした衣装は、DOLCE&GABBANAのオールインワンのパンツドレス。そのゴージャスなドレスやジュエリーは、白い空間にパッと輝くオーラと、優しく包み込む親しみを与えてくれている。
―― 日々、身に着けるものはどのように選択されていらっしゃるのでしょうか。
■恭子 わたくしたちは、自分を慈しみ一瞬一瞬を大切に楽しみながら、叶姉妹ならではの感覚でチョイスしております。今日の衣装は、わたくしたちの心が読者の皆さんにエネルギーとして伝わればと。このドレスは、オールインワンのパンツドレスですが、遊び心があり、一見パンツだとわからないですよね。それから贅沢に生地を使用した作りなので、遠くからでは分かりづらいかもしれませんが、少しシースルーになっているのですよ。
■美香 “叶姉妹のここからここまで買い”と言われて有名になりましたが、このドレスも、色違い、デザイン違いなど、いくつも持っています。その中から姉が選んだものを私が3~4パターン準備し、今回のテーマと季節感、当日のコンディションを考えながら、ソファのお色も含め、姉がすべて決めております。
■恭子 わたくしは、「何か新しいものはないか」と、どこかへ出向くことはありません。時に、舞い込んでくることはありますが。例えば、ロサンゼルスのジュエリーデザイナーが「ぜひ持ってください」と送ってくださったり、ジュディス・リーバーの“何も入らないバッグ”をプレゼントされたり、というように。もちろん、舞い込んでくるもののクオリティーがあまりにも一般的ではなく、これはシェアできる感覚ではないかもしれません。
■美香 つまり、“最先端のものを取り入れている”のではなく、姉が持つものが、しばらくすると最先端になっていくのですよね。コロナ禍で暗いニュースばかりの中、ブランドスカーフのマスクやジュエリーを施したビジューマスクも、わたくしたちが着用してSNSのニュースなど大きな話題で取り上げられ、少ししてからトレンドになり……。
今や世の中で華やかなマスクをよくお見かけいたしますよね。叶姉妹がこれをしたから、多分これが流行るんだろう、これは売れるんじゃないかという考え方がもう根付いているのかもしれませんね。
■恭子 わたくしが愛し、以前から集めていた“何も入らないバッグ”も、今となっては世界中のビッグデザイナーのトレンドです。わたくしたちが世界中のレッドカーペットセレモニーで約20年前から纏(まと)って、センセーショナルだとTVの番組、ニュースや雑誌などで、とても話題になったシースルードレスも、数年前から欧米のレッドカーペットセレモニーでよく見かけるように。わたくしは最先端のものを“見つけている”のではなく、生み出していると言っても過言ではないと思っております。
叶姉妹
セレブリティ・ライフスタイルプロデューサー。天才的なプロデュース力と類いまれなセンス、ハイパーゴージャスなボディを持ち、老若男女問わず圧倒的な支持を得る。姉妹で作り上げるコスプレアートはその完成度と芸術性で他と一線を画し、Instagram、ブログで発表されるたびトップニュースとなり話題に。
『叶恭子の心の格言 あなたの心にファビュラスな魔法を』(ポニーキャニオン)、『叶恭子・トリオリズム』(小学館)など著書多数。現在、入手困難となった珠玉の写真集8冊がデジタル版で復活。ポニーキャニオンより配信中。
スーパーセレブリティ叶姉妹 デジタル写真集
Podcast 『叶姉妹のファビュラスワールド 』
叶姉妹と、叶姉妹が愛する大切な皆さんが声でつながる新しい交流の場。寄せられたお便りや質問に、恭子さん、美香さんそれぞれが本音で向き合い、答えていく。音声ならではの親密な対話を通じて、先の読めないこの時代に自分の指針をもって人生を生きるためのヒントをお届け。
毎週火曜18時頃配信。
Photo/Naoto Ohkawa ●再構成with online編集部
※本記事は、これまで「with online」にて公開していた記事の再掲載です。年齢、肩書きは公開時のままです。また、作品情報に関しては、上映・放映・上演が終わっている可能性があります。