【世界遺産】コククジラに会える!エル・ビスカイノのクジラ保護区(TBS「世界遺産」2017/04/16放送)

スポンサーリンク

世界唯一!クジラにさわれる海 エル・ビスカイノのクジラ保護区

2017/04/16放送予定のTBS系列「世界遺産」では、メキシコの北西部にあるエル・ビスカイノのクジラ保護区が紹介されます

f:id:worldheritage0810:20170409225715j:plain

【放送内容】

 全長1000kmを超えるメキシコのカリフォルニア半島は年間降雨量が100ミリにも満たない砂漠地帯です。
この半島にある2つの湾がエルビスカイノです。冬になるとここにコククジラがやってきます。
彼らは北のベーリング海でたらふくエサを食べ、1万kmを旅してエルビスカイノにやってきます。
太平洋東岸に2万頭いるうちの半数が温暖なこの地で冬を過ごし、出産と子育てをするのです。
彼らの生態を10日間追い続けました。

世界遺産 | TBSテレビ

世界遺産「エル・ビスカイノの自然保護区」

国名:メキシコ合衆国

遺産種別:自然遺産

登録年:1993年

登録基準:(x)

 

エル・ビスカイノのクジラ保護区は、太平洋とカリフォルニア湾に挟まれたバハ・カリフォルニア半島中央部のメキシコの生物圏保護区にあり、コククジラの繁殖地となっている。

バスティアン・ビスカイノ湾にある2つの潟湖(オホ・デ・リエブレ湖、サン・イグナシオ湖)がエル・ビスカイノのクジラ保護区として世界遺産に登録された。

太平洋沿岸の海域と内陸に広がる砂漠地帯、標高2,000mの高原地帯からなる。

世界中のコククジラの半分はここで生まれたと言われている。

ここは、コククジラの繁殖にとって重要な場所であるが、それを目当てにした過剰なホエール・ウォッチングによって海洋環境が悪化したため、現在は観光には規制がされている。

f:id:worldheritage0810:20170409232454j:plain

コククジラ

f:id:worldheritage0810:20170409232801j:plain

 

 

 

また、ここはクジラの保護区だけではなく、絶滅危惧種である4種のウミガメも生息している。その他、砂漠気候に適応した動植物が独自の生態系を作り上げていることから世界遺産の登録基準(x)で登録された。

 

(x)

学術上又は保全上顕著な普遍的価値を有する絶滅のおそれのある種の生息地など、生物多様性の生息域内保全にとって最も重要な自然の生息地を包含する。

 

世界遺産の登録基準|世界遺産活動|公益社団法人日本ユネスコ協会連盟