AT-Vista Manager: ユーザーガイド
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2.1.3 無線AP管理

無線APの登録・削除・各種情報の参照、テンプレート(コンフィグレーション)の管理、ファームウェアの管理を行います。

AVMでは、無線APの各種情報をテンプレート化し管理します。無線APのWeb GUIで設定した情報をAVMに取り組みテンプレート化することにより、他の無線APに対してテンプレートの共有ができます。
また、テンプレートの差分管理を行うので無線APのWebGUIで設定変更が可能です。無線AP側の設定とAVM側の設定で差分がある場合には、ユーザーに通知し最新のテンプレートを取り組むことができます。

Note
テンプレートの共有は、テンプレートを作成した無線APのファームウェアのバージョンと読み込ませる側のファームウェアのバージョンが同じである必要があります。

無線AP管理の機能とユーザー権限

アカウントの種類
・ 管理者アカウント:AVMの管理者権限を持つユーザー
・ 一般アカウント:AVMの一般ユーザー権限を持つユーザー
   所有者アカウント:無線APを登録したユーザー。または、管理者から所有者の権限を譲渡されたユーザー
   閲覧可能アカウント:AMFエリアに閲覧権限があるユーザー
   閲覧不可アカウント:AMFエリアに閲覧権限がないユーザー

Note
AMFエリアの閲覧権限の変更は、管理者アカウントのみ変更できます。AMFエリアの閲覧権限の変更はアカウントの編集をご覧ください。

 管理者アカウント一般アカウント
所有者アカウント閲覧可能アカウント閲覧不可アカウント
無線AP一覧無線APの登録(GUI登録)
無線APの登録(CSVファイルのインポート)
無線APの編集(エリア以外)×
無線APの編集(エリア割当/変更)◎ ※1◎ ※1××
所有者変更×××
無線APの削除×
情報更新×
コンフィグバックアップ×
再起動×
コンフィグ送信×
テンプレート割当解除×
ファームウェア更新×
ファームウェア予約解除×
無線AP詳細画面への遷移×
テンプレート一覧無線APからテンプレート作成
テンプレート編集(エリア以外)×
テンプレート編集(エリア割当/変更)◎ ※1◎ ※1××
テンプレートの複製×
所有者変更×××
テンプレートの割当◎ ※2◎ ※2◎ ※2×
テンプレート詳細の表示×
テンプレートの削除×
ファームウェア一覧ファームウェアファイルの登録
所有者変更×××
無線APへの送信予約◎ ※2◎ ※2◎ ※2×
エリアの変更◎ ※1◎ ※1××
ダウンロード×
ファームウェアファイルの削除×
無線AP詳細情報更新×
編集×
機器GUI×
再起動×
削除×
◎:複数の対象に一括で実施可能
○:1つの対象のみに実施可能
×:実施不可能

※1:選択した対象が全て同じ所有者のものであった場合のみ一括実施可能です。
※2:複数のテンプレート、ファームウェアを一括で割り当てることはできません。ただし1つのテンプレート、ファームウェアを複数の無線APに割り当てることは可能です。

2.1.3.1 無線AP一覧

無線AP一覧

Note
オペレーション実行中は「登録」以外の項目の操作は行えません。

Note
異なるユーザーで同じ処理を行った場合、サーバーに負荷がかかり処理に失敗する場合があります。
その場合は時間をおいてから再操作してください。

Note
無線AP一覧画面でオペレーションを行った場合、スピナーを最小化できますがバックグラウンドでの処理ではないため、ページ遷移はしないでください。

Note
無線AP一覧でページを移動するとスクロールの位置がページごとに変わってしまいます。

表示1
項目名説明
歯車アイコン
歯車アイコン
アイコンにマウスオーバーするとメニューが表示されます。
  • 新規登録:無線APを登録します。
  • 所有者変更:選択した無線APの所有者の変更を行います。
  • エリア変更:選択した無線APを配置するAMFエリアを変更します。
  • 削除:選択した無線APの情報を削除します。
スパナアイコン
スパナアイコン
アイコンにマウスオーバーするとメニューが表示されます。
  • 情報更新:選択した無線APの表示を最新の状態にします。
  • コンフィグバックアップ:選択した無線APのコンフィグレーションファイルの再取得を行います。
  • コンフィグ適用:選択した無線APに割り当てられているコンフィグレーションファイルを適用します。
  • ファームウェア更新:選択した無線APに予約されているファームウェアへの更新を行います。
  • 再起動:選択した無線APの再起動を行います。
マイナスアイコン
スパナアイコン
アイコンにマウスオーバーするとメニューが表示されます。
  • TPL割当解除:選択した無線APのテンプレートの割り当てを解除します。
  • FW予約解除:選択した無線APのファームウェア予約の解除を行います。

表示2
項目名説明
X 機器登録されている無線APの台数が表示されます。
X 選択中選択中の無線APの総数が表示されます。
機器を検索無線APの検索を行えます。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」や、「FW名(所有者)」の「()」)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
丸三角アイコン
丸三角アイコン
クリックすると無線AP一覧に表示されている無線APの全選択/全選択解除、または無線AP選択時のソートが行えます。
MACアドレス無線APのMACアドレスが表示されます。
IPアドレス無線APのIPアドレスが表示されます。
機器種別無線APの製品名が表示されます。
ファームウェア無線APの現在のファームウェアバージョンが表示されます。
ネットワーク無線APが所属しているネットワークが表示されます。
エリア無線APが所属しているエリアが表示されます。
所有者無線APの所有者が表示されます。
設定変更状態無線APの変更状態が3種類のタイプで表示されます。
  • AP:無線APのWeb GUIで設定変更を行った場合
  • TPL:AVM側でテンプレートが割り当てられた場合、またはAVM側でコンフィグ適用後にテンプレートが変更された場合
  • 固有:AVM側で機器固有の情報が変更された場合
テンプレート名無線APに登録されているテンプレートが表示されます。
予約ファームウェア予約中のファームウェアが表示されます。
バックアップ取得日時無線APのバックアップを取得した日時が表示されます。
編集無線APの設定変更を行います。
詳細無線APの詳細情報が表示されます。

2.1.3.2 無線AP一覧 詳細表示

無線APの詳細情報表示画面は、画面右横のボックス(基本設定、ステータス、イベント、統計情報、詳細設定)をクリックすると、サブメニューが展開します。
詳細情報で確認できる項目は以下の通りです。

  1. 基本設定
  2. ステータス:インターフェース、隣接アクセスポイント、WDS
  3. イベント:オプション、リレーの設定、イベント情報
  4. 統計情報:送信の統計情報。受信の統計情報
  5. 詳細設定:イーサネット設定(無線LAN設定、VAP(無線1、2)WDS)、MACフィルタリング、不正APトラップ、クラスター、オプション(QoS(無線1、2)、SNMP、LED、HTTP/HTTPS、LLDP、NTP)、保守管理(設定)
無線AP一覧 詳細表示

表示2の欄は、下記の項目も表示されます。

無線AP一覧 詳細表示002

Note
無線APの機種により表示されない項目があります。

Note
「インターフェースの状態」と「統計情報」のインターフェースの項目において、通常は、無線インターフェース(wlan0/1)とVAP ID(vap1〜15)を組み合わせた表示になっていますが、VAP0の場合のみ、無線インターフェースのみで表示されます。

Note
無線クライアントを表す語句が機器検索ページと無線APの詳細情報表示画面で異なります。機器検索ページでは「無線クライアント」ですが、無線APの詳細情報表示画面では「接続ステーション数」と表示されます。

表示1
項目名説明
「情報更新」ボタン最新の情報に更新します。
横3本線アイコン無線クライアント一覧、隣接アクセスポイント一覧メニューが表示されます。
スパナアイコン編集、機器設定、再起動、削除メニューが表示されます。
ショートカットメニューメニュー、サブメニューの項目をクリックすると対象の個所にジャンプできます。

表示2
項目名説明
基本設定
IPアドレス無線APのIPアドレスが表示されます。
MACアドレス無線APのMACアドレスが表示されます。
機器種別無線APの製品名または設定した名前が表示されます。
ファームウェアバージョン現在動作中のファームウェアバージョンが表示されます。
ビルド番号現在動作中のファームウェアのビルド番号が表示されます。
ビルド日時現在動作中のファームウェアがビルドされた日時が表示されます。
セカンダリー・ファームウェアバージョンセカンダリー・ファームウェアのバージョンが表示されます。
起動からの経過時間無線APが起動したときからの経過時間が表示されます。
ロードアベレージ(1分)無線APのローディングの1分間のアベレージが表示されます。
ロードアベレージ(5分)無線APのローディングの5分間のアベレージが表示されます。
ロードアベレージ(15分)無線APのローディングの15分間のアベレージが表示されます。
メモリ容量無線APのメモリー容量が表示されます。
メモリ残量無線APのメモリーの残量が表示されます。
メモリ使用率無線APのメモリー使用率が表示されます。
ユーザー名(管理者)管理者のユーザー名が表示されます。
現在のパスワード管理者のパスワードがアスタリスクで表示されます。
システム名無線APに設定したシステム名が表示されます。
連絡先無線APに設定した連絡先が表示されます。
設置場所無線APに設定した設置場所が表示されます。
ステータス/インターフェース - 内部ネットワーク用インターフェース
MACアドレス無線APのLANポートのMACアドレスが表示されます。
VLAN ID管理用VLAN IDが表示されます。
IPアドレス無線APのIPアドレスが表示されます。
サブネットマスクサブネットマスクが表示されます。
DNS-1プライマリーDNSネームサーバーのIPアドレスが表示されます。
DNS-2セカンダリーDNSネームサーバーのIPアドレスが表示されます。
デフォルトゲートウェイデフォルトゲートウェイが表示されます。
通信速度通信速度が表示されます。
デュプレックスモードデュプレックスモードが表示されます。
ステータス/インターフェース - 無線1、無線2
MACアドレス無線1または無線2のMACアドレスが表示されます。
モード現在設定されているモード(通信プロトコル)が表示されます。
チャンネル現在使用されているチャンネルが表示されます。
サポートチャンネル無線1または無線2でサポートしているチェンネルが表示されます。
使用帯域幅現在設定されている使用帯域幅が表示されます。
DFSステータス(無線2のみ)現在のDFSの状態が表示されます。
  • IDLE:DFS対象外チャンネル(W52)で送受信しています。このチャンネルは気象レーダーの影響を受けません。
  • CAC:(Channel Availability Check)DFS対象チャンネル(W53、W56)で送受信を開始する前の、気象レーダー検出期間(1分間)です。気象レーダーが検出されなければ、ISMに移ります。
  • ISM:(In-Service Monitoring)DFS対象チャンネルで送受信しています。当該チャンネルで気象レーダーが検出されると、チャンネルを変更してCACに移ります。
  • OOC:(Ouf Of Channels):チャンネルが「Auto」に設定されている場合、「Autoチャンネル候補」で選択されている候補の全てで、気象レーダーと見なされる信号が検出されたため送受信を停止しました。
    チャンネルが固定設定されている場合、当該チャンネルで気象レーダーと見なされる信号が検出されたため送受信を停止しました。30分間の送受信の停止後、CACに移ります。
接続ステーション数無線クライアントの接続数が表示されます。
インターフェース - インターフェースの状態
ステータス各インターフェースの有効/無効の状態を表示します。
MACアドレスMACアドレスが表示されます。
VLAN ID該当のインターフェースが使用するVLAN IDが表示されます。
SSID該当のインターフェースが使用するSSIDが表示されます。
ステータス/隣接アクセスポイント
無線1での検出隣接アクセスポイント検出の有効/無効の状態が表示されます。
無線2での検出隣接アクセスポイント検出の有効/無効の状態が表示されます。
ステータス/WDS
リモートアドレスWDSを構成する相手のアクセスポイントのMACアドレスが表示されます。
無線WDSで使用する無線バンドが表示されます。「無線1」は、2.4GHz帯の無線を使用しています。「無線2」は、5GHz帯の無線を使用しています。
ステータスWDSの有効/無効の状態が表示されます。
チャンネル使用するチェンネルが表示されます。
イベント/オプション
ログの保持ログを不揮発性メモリー(フラッシュメモリー)に保存し、再起動時に保持するか否かの状態が表示されます。「有効」は保持で「無効」は保持しません。
重要度記録するログの最低レベルの状態が表示されます。0(重大な障害)〜7(詳細な情報)の間で表示されます。
ログ件数保存するログの件数が表示されます。最大128件までです。
ファシリティ選択Syslogサーバーに送信するログのファシリティーの選択状態が表示されます。「Disable」は、ファシリティーの固定をしていない状態です。Disableの他、Kernel messages、local0、local1、local2、local3、local4、local5、local6、local7が表示されます。
イベント/リレーの設定
ログのリレーログをSyslogサーバーにリレー(中継)するか否かの状態が表示されます。「有効」はリレーし、「無効」はリレーしません。
リレーホストログをリレーするSyslogサーバーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)が表示されます。
リレーポートログをリレーするSyslogサーバーのポート番号が表示されます。
イベント/イベント情報
番号イベントの番号が表示されます。
時間イベントが発生した時刻または稼働時間が表示されます。
タイプログメッセージのタイプが表示されます。
サービスログを出力したモジュール名が表示されます。
説明無線APに発生したイベント情報が表示されます。
統計情報/送信の統計情報
インターフェースインターフェースリストが表示されます。
総パケット数各インターフェースで受信した総パケット数が表示されます。
総バイト数各インターフェースで受信した総データ量(バイト)が表示されます。
総破棄パケット数各インターフェースで受信し、破棄された総パケット数が表示されます。
総破棄バイト数各インターフェースで受信し、破棄された総データ量(バイト)が表示されます。
詳細設定/イーサーネット設定
ホスト名無線APに設定したホスト名または製品名が表示されます。
MACアドレス内部ネットワークインターフェースのMACアドレスが表示されます。
管理VLAN ID管理VLAN IDが表示されます。デフォルトは1です。
タグなしVLANVLANタグを持たないパケットの取り扱い状態が表示されます。
タグなしVLAN ID管理用VLAN ID、バーチャルアクセスポイント(VAP)のVLAN IDのうち、タグなし(UNTAGGED)にしたVLANのIDが表示されます。
IPアドレスの取得IPアドレスの取得方法(「DHCP」または「スタティックIP」)が表示されます。
スタティックIPアドレス「スタティックIP」設定のIPアドレスが表示されます。
サブネットマスク「スタティックIP」設定のサブネットマスクが表示されます。
デフォルトゲートウェイ「スタティックIP」設定のデフォルトゲートウェイが表示されます。
DNSネームサーバーDHCPサーバーから取得したDNSサーバーのアドレスを使用するか否かの状態が表示されます。「ダイナミック」はDHCPサーバーから取得したIPアドレスを使用し、「マニュアル」は、DNSサーバー1、DNSサーバー2で指定したアドレスを使用します。
DNSサーバー1「マニュアル」設定時のプライマリーDNSサーバーのアドレスが表示されます。
DNSサーバー2「マニュアル」設定時のセカンダリーDNSサーバーのアドレスが表示されます。
ディレクテッド・ブロードキャストPingディレクテッド・ブロードキャストPingに応答するか否かの状態が表示されます。「有効」はディレクテッド・ブロードキャストPingに応答し、「無効」は応答しません。
OpenFlow コントローラーIPアドレス/ポート番号 1〜3OpenFlow コントローラーのIPアドレスとポート番号が表示されます。
詳細設定/無線LAN設定
カントリーコードカントリーコードが表示されます。日本は「jp」。
詳細設定/無線1、無線2
MACアドレス無線1または無線2のMACアドレスが表示されます。
モードモード(通信プロトコル)が表示されます。

無線1
・AT-TQ4600/4400/4400e/3600/3400/2450
 IEEE 802.11b/g、IEEE 802.11b/g/n(デフォルト)、2.4GHz IEEE 802.11n
・AT-TQ3200
 IEEE 802.11b/g、IEEE 802.11b/g/n(デフォルト)、2.4GHz IEEE 802.11n、
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n、5 GHz IEEE 802.11n
 (注)AT-TQ3200では、選択したモードに応じて、周波数帯(2.4GHz、5GHz)が変わります。
無線2
・AT-TQ4600/4400/4400e
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n/ac(デフォルト)、IEEE 802.11n/ac
・AT-TQ3600/3400/2450
 IEEE 802.11a、IEEE 802.11a/n(デフォルト)、5GHz IEEE 802.11n
・AT-TQ3200
 無線2はありません

チャンネル無線通信で使用するチャンネルが表示されます。
無線クライアントの分離同一のバーチャルアクセスポイント(VAP)に接続している無線クライアント同士の通信を許可するか否かの状態が表示されます。
ステータス無線電波の送受信をするか否かの状態が表示されます。
Autoチャンネル候補無線通信で使用するチャンネルが表示されます。
定期チャンネル更新定期的にチャンネルの再選択を行うか否かの状態が表示されます。
使用帯域幅使用帯域幅が表示されます。
制御用チャンネル制御用チャンネルが表示されます。
ショートガードインターバルショートガードインターバルの状態が表示されます。
ビーコンに国情報を追加ビーコンに国情報を含めるか否かの情報が表示されます。含めている場合は「有効」、含めていない場合は「無効」が表示されます。本項目は無線1で表示されます。
プロテクションIEEE 802.11n、acが従来規格(IEEE 802.11a/b/g)の機器との干渉を防ぐ信号を送信するか否かの状態が表示されます。「Auto」は、無線APが使用するチャンネルで従来規格の機器(無線クライアントや他のアクセスポイント)を検出すると信号の送信(プロテクション)を行い通信速度の低下を改善します。「オフ」は、信号の送信を行っていません。無線1のモード「IEEE 802.11b/g」では、IEEE 802.11bとIEEE 802.11gの干渉のプロテクションを行っています。
ビーコン間隔無線APが周期的に送信するビーコン信号の送信間隔が表示されます。
DTIM間隔無線APが送信するビーコンに、DTIM(Delivery Traffic Information Map)が挿入されている割合(20〜2000の数値(ミリ秒))が表示されます。
パケット分割しきい値パケットを分割(Fragmentation)して送信する場合の、分割の基準となるパケットサイズ(256〜2346の偶数の数値(バイト数))が表示されます。
RTSしきい値IEEE 802.11b、g、aによる通信において、RTS(送信要求)パケットを送信するか否かを決定するためのパケットサイズが表示されます。サイズが指定されている場合、送信しようとしているパケットがこのサイズよりも大きな場合に、パケットの送信前にRTSパケットが送信されます。
最大ステーション数無線1、無線2ごとに、接続可能な無線クライアント数(0〜200)が表示されます。0に設定されている場合、無線クライアントはその周波数帯での接続はできません。
送信出力無線APの電波出力の強度が「最大」「強」「中」「弱」「最小」のいずれかで表示されます。
アンテナ型番選択無線APに接続するアンテナの型番が表示されます。
マルチキャスト送信レート無線APにサポートさせるマルチキャスト送信レートが表示されます。
レガシーレートセット通信プロトコルがIEEE 802.11b/g、IEEE 802.11aの場合のレート(通信速度)が表示されます。
MCS(データレート)設定通信プロトコルがIEEE 802.11nの場合のレート(通信速度)が表示されます。
ブロードキャスト/マルチキャスト速度制御イーサネットポートで受信したブロードキャストとマルチキャストのパケットが無線LANで送信される際の制限を行うか否かの状態が表示されます。
速度制限(パケット数/秒)無線1または無線2ごとに現在有効となっているVAP全体で共有する速度の制限値が表示されます。
バースト時の速度制限(パケット数/秒)バースト時の速度制限の値が表示されます。
詳細設定/VAP(無線1、無線2)
有効状態VAPが有効か否かの状態が表示されます。
VLAN IDVAPが使用するVLAN IDが表示されます。
SSIDVAPが使用するSSID(ネットワーク名)が表示されます。
SSIDのブロードキャストVAPでSSID(ネットワーク名)をブロードキャストするか否かの状態が表示されます。
バンドステアリング2.4GHz・5GHz帯の両方をサポートしている無線クライアントに対して、5GHz帯への接続を優先するようにするか否かの状態が表示されます。本項目は無線1のみに表示されます。またAT-TQ3200では表示されません。
セキュリティーVAPのセキュリティーが「無し」、「スタティックWEP」、「IEEE 802.1X」、「WPAパーソナル」、「WPAエンタープライズ」の何れかで表示されます。
送信するWEPキーの番号(スタティックWEP)実際に使用するキーが表示されます。
キーの長さ(スタティックWEP)WEPキーの強度が表示されます。
キーのタイプ(スタティックWEP)WEPキーの生成方法が表示されます。
WEPキー(スタティックWEP)WEPキーが表示されます。
オープンシステム(スタティックWEP)認証のオープンシステムを使用するか否かの状態が表示されます。
共有キー(スタティックWEP)認証の共有キーを使用するか否かの状態が表示されます
RADIUS IP(IEEE 802.1X)プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスが表示されます。
セカンダリーRADIUS IP(IEEE 802.1X)セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスが表示されます。
RADIUSキー(IEEE 802.1X)プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードがアスタリスクで表示されます。キーを設定していない場合は空欄となります。
セカンダリーRADIUSキー(IEEE 802.1X)セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードがアスタリスクで表示されます。キーを設定していない場合は空欄となります。
RADIUSポート(IEEE 802.1X)プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号が表示されます。
RADIUSアカウンティングポート(IEEE 802.1X)プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのアカウンティングポートのポート番号が表示されます。
RADIUSアカウンティングを有効にする(IEEE 802.1X)ユーザーを認証した外部のRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録するか否かの状態が表示されます。
Dynamic VLAN時にVLAN IDを必須とする(IEEE 802.1X)アクセスポイントがDynamic VLANモードのときに、RADIUSサーバーからの認証応答にVLAN IDが含まれていなければ、その認証要求を行った無線クライアントの通信を禁止するか否かの状態が表示されます。
ブロードキャストキー更新間隔(IEEE 802.1X)VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔(0〜86400(秒))が表示されます。
セッションキー更新間隔(IEEE 802.1X)VAPに接続している無線クライアントの各々に送信するユニキャストのセッションキーの更新間隔(0〜86400(秒))が表示されます。
WPA(WPAパーソナル)WPAを使用するか否かの状態が表示されます。
WPA2(WPAパーソナル)WPA2を使用するか否かの状態が表示されます。
TKIP(WPAパーソナル)暗号プロトコルにTKIPを使用するか否かの状態が表示されます。
CCMP(AES)(WPAパーソナル)暗号プロトコルにCCMP(AES)を使用するか否かの状態が表示されます。
キー(WPAパーソナル)暗号キーがアスタリスクで表示されます。
ブロードキャスト更新間隔(WPAパーソナル)VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔が表示されます。
WPA(WPAエンタープライズ)WPAを使用するか否かの状態が表示されます。
WPA2(WPAエンタープライズ)WPA2を使用するか否かの状態が表示されます。
事前認証を有効にする(WPAエンタープライズ)無線クライアントが現在使用しているアクセスポイントから、対象となるアクセスポイントに事前認証情報を中継するか否かの状態が表示されます。
TKIP(WPAエンタープライズ)暗号プロトコルにTKIPを使用するか否かの状態が表示されます。
CCMP(AES)(WPAエンタープライズ)暗号プロトコルにCCMP(AES)を使用するか否かの状態が表示されます。
RADIUS IP(WPAエンタープライズ)プライマリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスが表示されます。
セカンダリー RADIUS IP(WPAエンタープライズ)セカンダリーとして使用するRADIUSサーバーのIPアドレスが表示されます。
RADIUSキー(WPAエンタープライズ)プライマリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードがアスタリスクで表示されます。キーを設定していない場合は空欄となります。
セカンダリーRADIUSキー(WPAエンタープライズ)セカンダリーRADIUSサーバーに接続するためのパスワードがアスタリスクで表示されます。キーを設定していない場合は空欄となります。
RADIUSポート(IEEE 802.1X)プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのポート番号が表示されます。
RADIUSアカウンティングポート(WPAエンタープライズ)プライマリー、セカンダリーそれぞれの外部RADIUSサーバーのアカウンティングポートのポート番号が表示されます。
RADIUSアカウンティングを有効にする(WPAエンタープライズ)ユーザーを認証した外部のRADIUSサーバーを使用して、ユーザーがセッション中に使用したリソース(使用時間など)を記録するか否かの状態が表示されます。
Dynamic VLAN時にVLAN IDを必須とする(WPAエンタープライズ)アクセスポイントがDynamic VLANモードのときに、RADIUSサーバーからの認証応答にVLAN IDが含まれていなければ、その認証要求を行った無線クライアントの通信を禁止するか否かの状態が表示されます。
ブロードキャストキー更新間隔(WPAエンタープライズ)VAPに接続している無線クライアントに送信するブロードキャストパケットのキーの更新間隔(0〜86400(秒))が表示されます。
セッションキー更新間隔(WPAエンタープライズ)VAPに接続している無線クライアントの各々に送信するユニキャストのセッションキーの更新間隔(0〜86400(秒))が表示されます。
MACフィルタリングMACフィルタリングを有効にするか否かの状態が表示されます。
詳細設定/WDS
無線WDSで使用する無線バンドが表示されます。「無線1」は2.4GHz帯、「無線2」は5GHz帯が使用されています。AT-TQ3200では、この項目は表示されません。
MACアドレス無線APのMACアドレス(無線1のVAP0または無線2のVAP0のMACアドレス)が表示されます。
リモートアドレスWDSを構成する相手のアクセスポイントのMACアドレスが表示されます。
暗号化WDSの通信における暗号化の認証方式が表示されます。空欄は暗号が設定されていない状態です。
キーの長さ(スタティックWEP)WEPキーの強度(64ビットまたは128ビット)が表示されます。
キーのタイプ(スタティックWEP)WEPキーのタイプ(ASCIIまたは16進数)が表示されます。
WEPキー(スタティックWEP)WEPキーが表示されます。
SSID(WPAパーソネル)WDS接続で使用するネットワーク名(SSID)が表示されます。
キー(WPAパーソネル)事前共有キーがアスタリスクで表示されます。
詳細設定/MACフィルタリング
フィルターフィルターのタイプが表示されます。「リスト上のステーションのみを許可する」は、指定したMACアドレスからの接続のみを許可し、「リスト上の全てのステーションをブロックする」は、指定したMACアドレスからの接続を禁止している状態です。
無線クライアントのリストフィルターを適用するMACアドレスのリストが表示されます。
詳細設定/不正APトラップ
無線1での検出無線1(2.4GHz帯)で隣接するアクセスポイントの検出を行うか否かの状態が表示されます。
無線2での検出無線2(5GHz帯)で隣接するアクセスポイントの検出を行うか否かの状態が表示されます。
検出間隔不正アクセスポイントを通知する間隔が表示されます。
既知のアクセスポイントのリストイベントとして扱わないアクセスポイントのリストが表示されます。リストに何も登録されていない場合は、不正APトラップ機能は無効の状態です。
詳細設定/クラスター - アクセスポイント
クラスターの開始/クラスターの停止クラスターの一部としてアクセスポイントを管理するか否かの状態が表示されます。クラスターが停止している場合は、無線APはスタンドアロンモードで動作しています。
オプション/QoS(無線1、無線2)
アクセスポイントのEDCAパラメーター無線APから無線クライアント宛の通信について、データの種類ごとに設定している送信の優先度が表示されます。
Wi-Fiマルチメディア(WMM)無線クライアントから無線AP宛の通信に「無線クライアントのEDCAパラメーター」を使用するか否かの状態が表示されます。無効の場合は、本製品のビーコンにWMM情報が含まれなくなり、無線クライアントもWMMを使用しません。
無線クライアントのEDCAパラメーター無線クライアントから本製品宛の通信について、データの種類ごとに設定した送信の優先度が表示されます。
NoAckサポート(サポート対象外)無線クライアントに対してACKフレームを送信しないよう要求するか否かの状態が表示されます。
APSDサポート(サポート対象外)APSDを有効にするか否かの状態が表示されます。
オプション/SNMP
SNMPSNMPエージェントを有効にするか否かの状態が表示されます。
Read Onlyのコミュニティー名読み出し権限のコミュニティー名が表示されます。
SNMPリスニングポート番号SNMPのリスニングUDPポート番号が表示されます。
SNMP SETリクエストの許可SETリクエストを許可するか否かの状態が表示されます。
Read/Writeのコミュニティー名SETリクエストを送信するコミュニティー名が表示されます。
SNMPリクエストの送信元を制限SNMPオペレーションを行うホストまたはサブネットを制限するか否かの状態が表示されます。
SNMPマネージャのホスト名またはサブネット名SNMPオペレーションを許可するホスト(FQDN)またはサブネットのIPアドレスが表示されます。
トラップのコミュニティー名トラップを送信するコミュニティー名が表示されます。
ColdStartSNMPエージェントが起動したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
Link無線インターフェースがアップまたはダウンしたときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
AuthenticationSNMP認証が失敗したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
Association無線クライアントが接続(Association)または離脱したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
Unknown AP「不正APトラップ」画面の「既知のアクセスポイントのリスト」に登録されていないアクセスポイントを検出したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
Filtered STA続を許可されていない無線クライアント(「MACフィルタリング」画面で設定)を検出したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
RADIUS Authentication(成功)RADIUS認証が成功したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
RADIUS Authentication(失敗)RADIUS認証が失敗したときにトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
DFS現在使用しているチャンネルで気象レーダーと見なされる波形が検出されたときトラップを生成するか否かの状態が表示されます。
有効下記項目のホストまたはIPアドレスをトラップの送信先として使用するか否かの状態が表示されます。
ホスト名またはIPアドレストラップホストのホスト名(FQDN)またはIPアドレスが表示されます。
オプション/LED
LED無線AP前面のLEDで、無線APの動作状態を表示するか否かの状態が表示されます。
オプション/ HTTP/HTTPS
HTTPSサーバーHTTPSサーバーを有効にするか否かの状態が表示されます。
HTTPサーバーHTTPサーバーを有効にするか否かの状態が表示されます。
HTTPポート番号HTTPサーバーのポート番号(0-65535)が表示されます。
最大セッション数設定画面に同時にログオンできる管理ユーザー数(セッション数:1〜10)が表示されます。
セッションタイムアウト(分)設定画面に対して何も操作していない状態が継続している管理ユーザーを自動的にログオフさせるまでの時間(1〜1440分(1日))が表示されます。
オプション/LLDP
LLDP電力ネゴシエーションLLDPによる電力ネゴシエーションを行うか否かの状態が表示されます。
LLDP更新間隔LLDPのパケットを送信する間隔(5〜32768(秒))が表示されます。
オプション/NTP
時刻設定方法ネットワークタイムプロトコル(NTP)を使用するか「手動設定」にするかの状態が表示されます。
日付設定手動設定で設定された日付が表示されます。
NTPサーバーNTPサーバーのIPアドレスまたはホスト名(FQDN)が表示されます。
同期周期NTPサーバーと同期を行う間隔(1〜9999の数値(分))が表示されます。
タイムゾーンタイムゾーンが表示されます。通常はJapan。
夏時刻夏時間を有効にするか否かの状態が表示されます。
夏時間開始日夏時間の開始日が表示されます。
夏時間終了日夏時間の終了日が表示されます。
夏時間オフセット(分)夏時間のオフセットが表示されます。
保守管理/設定
リセットボタンの無効化製品本体のRESETボタンを無効にするか否かの状態が表示されます。

2.1.3.3 テンプレート

テンプレート一覧

表示1
項目名説明
無線APからテンプレート作成無線APからファームウェアファイルを取得しテンプレートの作成を行います。AVMは無線APのファームウェアを取得するとテンプレート化し管理します。
所有者変更所有者の変更を行います。所有者の変更方法は、テンプレートの所有者変更をご覧ください。
エリア変更登録されているエリアの変更を行います。エリアの変更方法は、テンプレートの編集をご覧ください。
削除テンプレートを削除します。テンプレートの削除方法は、テンプレートの削除をご覧ください。

表示2
項目名説明
X テンプレートテンプレート一覧に登録されているテンプレートの総数が表示されます。
コンフィグテンプレートを検索テンプレート一覧に登録されているテンプレートを検索します。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」や、「FW名(所有者)」の「()」)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
テンプレート名テンプレート名が表示されます。
所有者テンプレートの所有者が表示されます。
機器種別製品名が表示されます。
ファームウェアバージョンファームウェアバージョンが表示されます。
ネットワーク:エリア対象のネットワークとエリア名が表示されます。
未送信適用していないファームウェアの総数が表示されます。
割当数ファームウェアを割り当てている総数が表示されます。
登録日時ファームウェアを登録した日時が表示されます。
編集日時フォームウェアを編集した日時が表示されます。
編集アイコン登録内容の編集を行います。編集を行う場合は編集アイコンをクリックします。
詳細アイコン登録情報の詳細を表示させます。詳細を表示する場合は詳細アイコンをクリックします。
割当アイコンファームウェアを適用する機器の割り当てを行います。
複製アイコンファームウェアの複製を行います。複製する場合は複製アイコンをクリックします。

2.1.3.4 ファームウェア

ファームウェア一覧

表示1
項目名説明
アップロードファームウェアファイルを登録します。
所有者変更ファームウェアファイルの所有者の変更を行います。
エリア変更ファームウェアに登録されているエリアの変更を行います。
削除ファームウェア一覧に登録されているファームウェアを削除します。

表示2
項目名説明
X ファームウェアファームウェア一覧に登録されているファームウェアの総数が表示されます。
ファームウェアを検索ファームウェア一覧に登録されているファームウェアを検索します。

Note
複数の内容を含む項目の中の区切り文字(「ネットワーク:エリア」の「:」や、「FW名(所有者)」の「()」)は検索対象になりません。ただし、文字列として使用している場合は検索できます。

表示3
項目名説明
ファームウェアファームウェア名が表示されます。
所有者ファームウェアの所有者が表示されます。
ファイルサイズファームウェアのファイルサイズが表示されます。
予約中対象のファームウェアが予約されている無線APの総数が表示されます。
ネットワーク:エリアファームウェアに登録されているネットワークとエリア名が表示されます。
登録日時ファームウェアを登録した日時が表示されます。
予約アイコンファームウェアを予約する場合にアイコンをクリックします。予約する場合は対象のファームウェアの列の予約アイコンをクリックします。
DLアイコンファームウェアをダウンロードする場合にクリックします。ダウンロードする場合は対象のファームウェアの列のDLアイコンをクリックします。
吹き出し項目名が切れている場合など項目名にマウスオーバーすると全ての文字が吹き出しで表示されます。

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