アサギマダラの飛来本格化 下田、花の蜜求め舞い降りる

 下田市の相玉地区で、毎秋恒例のチョウ「アサギマダラ」の飛来が本格化している。関係者によると、10月末ごろピークを迎え、11月5日ごろまで飛来する見込みという。

飛来したアサギマダラ=下田市の下田セントラルホテル
飛来したアサギマダラ=下田市の下田セントラルホテル

 相玉地区では、アサギマダラが好むとされるフジバカマを、地域有志「下田アサギマダラの会」が下田セントラルホテルの敷地内に植栽。今秋は11日から数匹ずつ飛来し、20日に50匹ほどが花の蜜を求めて舞い降りてきた。ピーク時には、1日100匹ほどの飛来が期待される。
 21日も花々にアサギマダラが止まり、観光客らが熱心に見入った。同会の土屋茂会長(73)は「花の開花が遅かった分、飛来も遅れているようだ。月末に向け飛来が増えていってほしい」と期待した。
 ホテル宿泊者以外も見学可能。ホテルの駐車場が利用できる。

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