吹雪に種類があるって知ってた?正しい知識と対策のポイント

写真:PIXTA

冬の時期は、強い季節風と雪による吹雪に注意が必要です。吹雪に関連する用語がいろいろあるため、ニュースで見聞きする際は混同しないように正しい知識を持ちましょう。また、吹雪は交通網をマヒさせたり、人命に影響を及ぼしたりすることもあるため、起こりやすい条件を知って備えることも大切です。

本記事では、吹雪の種類と対策のポイントを紹介します。

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吹雪の種類

気象庁によると、吹雪は「やや強い風」程度以上の風が雪を伴って吹く状態であると定義されており、吹雪により、視界が悪くなるのが一般的です。

吹雪の一種として、さらに強い風を伴う猛吹雪と、降雪を伴わない地吹雪があります。猛吹雪と地吹雪の違いについて紹介します。

猛吹雪

猛吹雪は「強い風以上の風を伴う吹雪」と定義されており、吹雪よりもさらに風速が強く、見通しがとても悪くなるのが特徴です。「暴風雪警報」や「暴風雪に関する気象情報」が発表されるような気象条件のときに使用されます。

地吹雪

地吹雪は「積もった雪が風のために空中に吹き上げられる現象」と定義されています。吹雪や猛吹雪との違いは、降雪がないときに発生することです。

雪が降っていなくても地吹雪が発生して見通しが非常に悪くなるような状況だと、「風雪注意報」や「暴風雪警報」の対象となります。

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