複利効果ってなに?

「複利効果」という言葉をご存じでしょうか。 運用で得た利益(利息や配当など)を再び投資に回すことで利息が利息を生み、お金が増える効果のことで、長期で運用を行うほど効果が大きくなる傾向があります。 投資信託であれば、分配金を再投資する選択が可能なため、何もしなくても自動的に分配金の再投資が行われ、複利効果が期待できます。

個別株とか株式のETFって複利効果ありますか?

個別株とか株式のETFというのは、長期保有するだけで複利効果があります。 経済成長というのは、ずっとキレイな右肩上がりをしているわけではないんです。 企業の成長もそうです。 ずーっと右肩上がりで進んでいるわけではないです。 どういうふうに進むかというと、うなぎ上りに、大きくなった会社が成長するのって(成長のスピードが)早くなるんです。 小さな会社、例えば、時価総額1億円の会社が100億円になる、100倍になると、そういう成長過程を見るときは、たいていずっと等速で動いているわけではないんです。 加速度がありながら、だんだん加速しながら成長していくものなんです。 企業も経済も一緒です。 過去のチャートや、株価のチャート、あとは日経平均とか。

複利運用ってどうなの?

毎年、それこそ「着実に利益を出せます」という人にこそ、この複利運用は使えるものであって、利益を出せない時期に「調子悪いと損出します」みたいな人が複利運用をやってはいけないんです。 複利運用は利益が出るスピードも早くなるんですけど、損が出るスピードも早くなります。 結果的に諸刃の剣でもあるんです。 なので、少ない資金で着実に利益を出せるというのは、大大大前提。 それを増やしても、さらに安定した成績を出せる。 もっと腕を磨いて、もっとうまく利益を出せるようにならないと、複利運用はできないです。 なので、それこそ投資家って面白いもので、実力に伴ったお金しか残らないです。 実力がない人は、例え、短期的に大きなお金を稼いだとしても、そのうちすぐ失います。