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「オウミ木イチゴ」知って 東近江地域の菓子店など26日からフェア

2021年6月24日 05時00分 (6月24日 17時02分更新)
旬を迎えた農園を紹介する垣谷さん(右)と生産責任者の黒川薫さん=東近江市大沢町で

旬を迎えた農園を紹介する垣谷さん(右)と生産責任者の黒川薫さん=東近江市大沢町で

  • 旬を迎えた農園を紹介する垣谷さん(右)と生産責任者の黒川薫さん=東近江市大沢町で
  • 鮮やかな色合いの「オウミ木イチゴ」=東近江市大沢町で
 旬を迎えている東近江市湖東地区特産のキイチゴ「オウミ木イチゴ」を使った特別メニューを提供する「フェア」が、東近江地域の菓子店や飲食店で二十六日から始まる。さわやかな酸味や鮮やかな色合いに定評があるものの、生産規模が伸び悩んでおり、フェアを機に知名度アップと規模拡大を目指す。(斎藤航輝)
 キイチゴは品種開発を手掛ける「フローラトゥエンティワン」(同市大沢町)と宮崎大(宮崎市)が二〇〇四年に始めた共同研究で、ラズベリーとナワシロイチゴを掛け合わせて誕生。暑さに強く、病気や害虫の被害も受けにくい品種で、無農薬で露地栽培できる。
 フローラ社が品種の使用許可を取り、同町の農業生産法人「あぐりきっず」が〇八年に栽培を開始。水田だった約二千平方メートルの農地で、毎年三百五十〜五百キロを収穫し、県内の菓子店など六軒に卸している。
 ただ、実が柔らかく収穫に人手が必要なほか、...

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