「大人たちの食い物だった」池畑慎之介53年前のデビュー当時を回想「億の売り上げ出して10万円の給料」
2021年12月16日 20時40分
俳優の池畑慎之介(69)が16日、東京都内で行われた映画「世界で一番美しい少年」(17日公開)のトークイベントにゲストとして登壇した。
同作は「ベニスに死す」(ルキノ・ヴィスコンティ監督、1971年)で、主人公を破滅に導く少年タジオを演じたビョルン・アンドレセンのドキュメンタリー映画。アンドレセンと3歳差でデビュー時期も近い池畑は「同時期に世界で1番と2番(の美しさ)です」とあいさつした。
デビュー53年目。当時の夜間の飛行機移動の思い出などを振り返るが、忙しすぎて詳細は覚えていないという。「53年前に億の売り上げを出していたわけなんですよね。ずっと3~4年、10万円の給料で働いていましたし、大人たちの食い物だった」と笑い飛ばした。
長きにわたり活動することには「長けりゃいいと言うことでもないけど、まず健康で病気しないで生活すること」。今でも“死ぬまでにやりたいことリスト”に常に書き込み続けているという。「書くと目に入る。だからやる。そうやっていたら、やりたいことはゼロにはならないのよ」と笑みを浮かべ、「まだまだ現役でいたい。来年はユーチューブも始めようと思ってるの。『オジバチューブ』」と締めくくった。
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