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草刈民代が涙「自分も死ぬときに分かるのかな」バレエ指導受けた牧阿佐美さんの追悼公演「大きな存在」

2022年8月26日 21時56分

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語るうちに言葉に詰まる草刈民代

語るうちに言葉に詰まる草刈民代

  • 語るうちに言葉に詰まる草刈民代
  • (前列左から)三谷恭三、盛田正明、草刈民代、(後列左から)水井駿介、中川郁、青山季可、菊池研
 元バレリーナで女優の草刈民代(57)が26日、東京都内で行われた牧阿佐美追悼公演「飛鳥 ASUKA」(9月3~4日、東京文化会館 大ホール)の取材会に出演者らとともに出席した。
 草刈は中学1年から2009年に引退するまで、昨年10月に大腸がんで亡くなった牧阿佐美さんの母親が経営していた橘バレエ学校に在籍。学んでいた時代を「先生がいろんなことに挑戦し始めた時期。新たな古典の焼き直しや、他国との共同制作などバレエ史を塗り替えるご活躍をなさった」と振り返った。自身の活動について「今でも表現活動をしているのは、そのころに植え付けられたものが根っこにあって、土台になって活動しているんだと思っている」と話した。
 牧さんからの印象に残っている言葉を聞かれた草刈は学校に通うのが苦手だったと明かし、「『辞めてバレエ一筋にすれば?』とおっしゃった。それで高校は1カ月で辞めました」と思い出すうちに言葉を詰まらせた。「親と同じ所にいる方で、本当のところ、私自身、先生がどういう存在だったか分からない。自分も死ぬときに分かるのかな」と涙をこらえつつ「ものすごく大きな存在。ちゃんと考えると、こうやって涙が出てくることまだまだある」と故人をしのんだ。

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