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野依良治さんインタビュー「学生も研究者も、旅する人でなければ」 ノーベル賞メダル寄贈提案明かす

2023年5月19日 05時05分 (5月19日 14時26分更新)
半世紀以上勤める名古屋大への思いを語る野依良治さん=名古屋市千種区の名大で

半世紀以上勤める名古屋大への思いを語る野依良治さん=名古屋市千種区の名大で

  • 半世紀以上勤める名古屋大への思いを語る野依良治さん=名古屋市千種区の名大で
  • 野依記念物質科学研究館
 科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センターの野依良治センター長(84)=名古屋大特別教授=が本紙のインタビューで、ノーベル化学賞のメダルや研究資料などを、名大と岐阜大を運営する東海国立大学機構に寄贈する提案をしたと明かした。一九六八年から勤め、今年四月に入学式で学生らを激励した名大への思いも語り、「さらに発展してほしい」と期待を込めた。 (聞き手・鈴木凜平)
 −名古屋大は三月末、「国際卓越研究大学」に申請した。
 成功を祈っている。大学の教育や研究が世界的に信頼されるには、大学が自らの存在意義を明らかにしないといけない。近未来の社会のためにいかなる若者を輩出するのか、どんな分野の研究を推進するのか、明確に約束すべきであろう。...

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