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シルヴェスター・スタローン、『ロッキー』権利巡ってプロデューサーと全面対決の姿勢

映画

スタローン『ロッキー』権利を巡りプロデューサーと対立(写真は『ロッキー4/炎の友情』 場面写真)
スタローン『ロッキー』権利を巡りプロデューサーと対立(写真は『ロッキー4/炎の友情』 場面写真)(C)AFLO

 『ロッキー』(1976)でアカデミー賞主演男優賞と脚本賞にノミネートされ、スピンオフ『クリード チャンプを継ぐ男』(2015)では同助演男優賞候補となったシルヴェスター・スタローン。代表作『ロッキー』の権利を巡り、プロデューサーのアーウィン・ウィンクラーと全面対決の様相を見せている。

【写真】スタローンが伝えたかった“新生ロッキー” 『ロッキーVSドラゴ』胸アツな場面写真

 Varietyによると、先日スタローンが自身のインスタグラムを更新し(すでに削除)、ウィンクラーを蛇のように描き、口からナイフの舌を付き出すイラストを公開。「ウィンクラーは47年もの間『ロッキー』をコントロールし続け、今度は『クリード』を支配している。あなたの子どもたちだけに遺す前に、私の権利を少しだけでも返してくれと心から思っている。93歳の紳士からの申し出としては妥当だと思う。これは私の魂を蝕む大問題だ。自分の子どもたちに『ロッキー』の何かを遺してやりたいんだ」とコメントしていたそう。

 『ロッキー』シリーズは、彼が不屈のボクサー、ロッキー・バルボアに扮する大ヒットシリーズ。1976年に公開された第1弾は、それまで無名だったスタローンがオリジナル脚本を手掛け、映画化。大ヒットを記録し、アカデミー賞では9部門でノミネートされ、見事作品賞と監督賞を獲得。スタローンも本作で大ブレイクし、主演男優賞と脚本賞の候補となっている。

 その後、続編5本とスピンオフの『クリード』シリーズ2本が公開され、スタローンはこれまで公開されたすべての作品でロッキー・バルボアを演じ、『ロッキー』全作と『クリード 炎の宿敵』で、脚本または共同脚本を務めた。また、次回作『Creed III(原題)』には復帰しない事を発表している。

 スタローンは、本シリーズの働きに対して対価を受け取ってはいるが、近年本シリーズの所有権を保有していないことに不満を漏らしていた。2019年のインタビューでは、「『ロッキー』シリーズの所有権を少しも持っていない」と語り、「話し合われた事すらないのはショックだ。『金を受け取っただろう、何が不満なんだ』と言われ、憤慨している」と明かしていたという。

 また、MailOnlineによると、すでに削除されたインスタグラムの別の投稿では、「本物のロッキー・ホラー・ショーに にようこそ! 『ロッキー』のプロデューサー、アーウィン・ウィンクラー、マーゴ、チャールズ、デヴィッド、そして彼ら一族が、皆健康で、50年にも渡って『ロッキー』を支配し、利益をむさぼっていことが、めでたいよ。さあ召し上がれ!」と、彼らのイラストと共にコメントしていたそう。

 高齢のウィンクラ―と彼の一族が自分の代表作の所有権を握っていることに、不満を覚え、権利を求めているようだ。

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