Windows2000におけるセーフモードの機能とオプションの種類

コンピュータが通常どおりに起動しない場合でも、セーフモードと呼ばれる診断モードで起動できる可能性があります。セーフモードでコンピュータを起動すると、最小限のサービスのみが読み込まれ、ブートログが作成されます。このログには、どのサービスやデバイスが読み込まれ、どれが読み込まれなかったかを示す一覧が含まれています。コンピュータをセーフモードで起動した後、コンピュータの設定を変更できます。たとえば、問題を引き起こしている可能性がある、新たにインストールしたソフトウェアを削除したり再構成したりすることができます。セーフモードには次の 3 つのオプションがあります。

○ [セーフ モード]
基本的なファイルとドライバ (マウス、モニタ、キーボード、大容量記憶装置、基本的なビデオ、および既定のシステムサービス) のみを使って Windows2000 を起動します。ネットワーク サポートはありません。

○ [セーフ モードとネットワーク]
基本的なファイルとドライバ (上の [セーフモード] の説明を参照) のみを使って Windows2000 を起動します。ネットワークサポートが含まれますが、PCMCIAデバイスのネットワークサポートはありません。

○ [セーフ モードとコマンド プロンプト]
基本的なファイルとドライバのみを使って Windows2000 を起動します。ログオンすると、Windows2000 の代わりにコマンドプロンプトが表示されます。


《参考》
　Windows2000の［ヘルプ］にある「Windows2000 Professional ファーストステップガイド」の[第5章 高度なトピック]-[トラブルシューティング]-[システムを起動および回復する]-[拡張起動オプションを使う]に同様の記載があります。