2019年のラグビーワールドカップでは、「ジャッカル」というラグビー用語が“にわかファン”の間で話題になった。学校の授業で習ったバレーボールでも、聞き慣れないバレー用語が中継に出てくるので、このコーナーでチェックしておこう。

今さら聞けない「オポジット」とは?

オポジットはチームの中で“点取り屋選手”のポジション名。サーブを受けるレセプションはせず、ラリー中はディグを含む守備には参加しつつも、基本的にはスパイク攻撃に専念する選手をさす。

男子日本代表では、2003年大会でMVPとベストスコアラーに輝いた山本隆弘がその走りだが、当時は「スーパーエース」という呼称がよく使われた。

”制御不能!怪物サウスポー”西田有志(オポジット)
”制御不能!怪物サウスポー”西田有志(オポジット)
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現在の男子日本代表では西田有志(23)がオポジットになる。最高到達点350cmの跳躍力を生かしたスパイクと、パワフルなジャンプサーブに注目だ。

”サイレントスナイパー”宮浦健人(オポジット)
”サイレントスナイパー”宮浦健人(オポジット)

また先のネーションズリーグで西田が不調の中頭角を現し、チームの快進撃と銅メダル獲得に貢献した”サイレントスナイパー”宮浦健人(24)の存在も忘れてはならない。

写真:©️JVA 撮影 小海途良幹

プライムオンライン編集部
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