生物情報科学 第6回

(レポート課題は変更するかもしれないので、授業中の指示があるまで提出しないでください。)

遺伝子解析ソフト GeneWeb III を使用して系統樹を作成してみよう。

  1. fileef1a.fst からダウンロードし、linuxhome に保存する。 この配列は、12生物種の伸長因子(elongation factor 1 alpha)のアミノ酸配列である。 ファイル中に各生物種名とIDが記述されている。
  2. Genealign を用いて、マルチプルアライメントを行い、その結果を、 ef1a_aln.fst というファイル名で保存する。
  3. http://www.gen-info.osaka-u.ac.jp/geneweb3/ にアクセスし、 start ボタンをクリックして GeneWeb III を起動する。

    注意:GeneWeb III 上でのコピー&ペースト方法

    GeneWeb III 上でのコピー&ペーストするには、WEBブラウザ間でドラッグ&ドロップする必要がある。

    (ユーザー側で面倒な設定作業を行えば、通常通りのコピー&ペースが可能となるが、今回は省略する)

    i. 新規にWEBブラウザをもう1つ開く。

    ii. WEBブラウザのメニューより、「ファイル」ー「開く」でコピーしたいファイルを開き、WEBブラウザ上に表示させる。

    iii. ブラウザ間でドラッグ&ドロップすることでコピーができる。

  4. ef1a_aln.fst を開き、GeneWeb III の左側の画面に ef1a_aln.fst をドラッグ&ドロップする。
  5. 系統樹作成のアルゴリズム( UPGMA か NJ )を選択し、 submit ボタンをクリックし計算を依頼する。
  6. 系統樹が表示されたら、gif 形式で保存する。
  7. 次に、同じ遺伝子の塩基配列を fileef1n.fst からダウンロードして、アミノ酸配列と同じように系統樹を作成する。
  8. アミノ酸配列の場合と塩基配列の場合とでは、塩基配列の場合の方が、系統関係が明瞭になった。その理由を考えてみよう。

第6回レポート課題

(レポート課題は変更するかもしれないので、授業中の指示があるまで提出しないでください)

  • 以下のアミノ酸配列と塩基配列の両方の結果を提出する。
    • ef1a_aln.fst (アライメント後のデータ)
    • ef1a.gif (系統樹の図)
    • ef1n_aln.fst (アライメント後のデータ)
    • ef1n.gif (系統樹の図)
  • アミノ酸配列と塩基配列の系統樹の違いは何によるものか?その理由を考察する。(メール本文、もしくは上記とは別の添付ファイルにて提出)

添付ファイル: fileef1n.fst 722件 [詳細] fileef1a.fst 713件 [詳細]

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Last-modified: 2012-05-21 (月) 23:16:59