この薄さ、この大画面!
いや-、Windows Mobile®機もなかなかやってくれますな。夏モデルとして発表された、ドコモプロシリーズの「T-01A」。薄さたった9.9mmなのに、約4.1インチのフルタッチパネル搭載とのことで、かなり良い感じの仕上がりとなっております。
そんなフォルムのトリコにされたのは、先日お借りすることができたモニター端末に触れたときのこと。薄い、なめらか、なのに見やすいと、未来ガジェットそのものなんですよ。おかげで、こちらのギャラリーもかなりフェティッシュな出来になってしまいました。
ね? かなりキているでしょ。
でも、コイツ。ただ単に見た目がいいってだけじゃないんです。たとえば、ちょっとしたセッティングを加えればすぐに使える、内蔵された3軸のモーションセンサー。ボタンに触ることなく、一定の動作によって、基本操作を行うことができるんですねー。
もちろん以下に動画、用意しておきました。ごゆるりとどうぞ。
まずは、縦横の画面切り替え。ま、この辺は、出来て当然ですね。
お次は、背面を2回タップ。この動作で、タスクマネージャーが起動するんです。うんうん、これは結構使えそう。そして、最後は、思い切ってシェイク! すると、なんと電話機能に移行するんですよ。なんかまるで手品みたい。
そんな派手な機能も楽しいですが、やはり一番気になるのは、中身です。とりあえずTOP画面はカスタマイズして、好きなように使いやすくすることが可能。また、メモなどのさまざまな「ウィジェット」を貼り付けて利用できる「ウィジェットデスクトップ」もあるので、さらにお好みを作り込めるようになっています。
ちなみにOSはWindows Mobile 6.1を搭載。なので、使用できるソフトウェアがとにかく豊富なんですね。基本モバイルヴァージョンのものだけになりますが、Word、Excel®など一連のOffice系(なかには開けなかったり、正常に表示されないファイルもあるようですが)をはじめ、メディアプレーヤーやインターネットエクスプローラーなど、ベーシックなものは使えます。
その上、操作感はPC版Windowsとほぼ一緒。使っていて違和感がありません。たぶん、Windowsユーザーなら誰でも、すぐに使いこなすことができるはず。もうひとつ加えて、高性能な1GHz CPUを採用しているので、インターネットブラウジングもサクサクなんですよ。
うーん、やっぱりコレ。総合的にかなりデキる気がするなぁ。まあ、スマートフォルムなので、合コンでモテモテ...てなことは、簡単に言えますよ。でも、それ以上に役に立ちそうなのが、外出時の仕事シーン。なにせOSがWindows系ですからね。会社のPCとの連携はお手の物だし、さらにネットブック以上のライト&コンパクトを実現しちゃっているわけですから。
興味を持った方は、まずは店頭で触ってみてくださいな。
UPDATE : 2009年6月22日現在、ソフトウェアの一部不具合が確認されたため、 販売を一時見合わせているようです。販売再開時期については、ドコモのホームページ等にてご確認ください。(オサダシン)
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