ジェシカ・アルバが自身の過去について正直に明かしている。

女優でクリーンビューティブランド、The Honest Company創業者のジェシカ・アルバがUK版『Glamour』の最新インタビューで、貧乏な子ども時代を送っていたことでキャリアと人生で成功したいと思うようになったと語った。

「私はどうにか生き延びなければならない生活のなかで育った。生まれつき貧乏だったと言っていい。両親は何の社会保障もなく、給料ギリギリのその日暮らしをしていた。子どもながらに『明日は保証されていない』と分かっていた。だから私は『生き延びるためなら何でもしなきゃ』という感じだった」

ジェシカが演技の仕事を始めたのは11歳の時。世の中に適合し、“誰か他の人になる”手段だったという。

「私が成功するなんて誰も期待していないから、失敗しようがない。必要なお金もなく、『あなたはゆくゆく……』などと将来の話をする人は誰もいなくて、『これがあなたの人生なんだから』と決めてかかっていたので、私は冗談じゃないと。これよりマシな生活がしたい。生き延びることばかり考えているのは嫌だと思って」と彼女。

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Frank Trapper//Getty Images
ドラマ『ダーク・エンジェル』で一躍有名になったジェシカ・アルバ。

ハリウッドでの長いキャリアのなかで、彼女はMTV ムービー・アワードなど数々の賞を受賞し、ロマンティックコメディの女王のひとりと呼ばれてきた。現在41歳、3児の母となった彼女は企業家でもある。

彼女は、ヘアケア製品とヘアスタイリング製品にアレルギー反応を起こしたことがきっかけで、肌と環境に配慮したクリーンなベビー&ビューティ製品、クリーニング用品のブランド、The Honest Companyを創業したと、『The Cut』に語っている。

企業については、「ハリウッドと同じようなやり方でアプローチしたわ。とにかく必死でやった。冷酷にならなきゃダメ」と語っていた。

Translation: Mitsuko Kanno From Harper's BAZAAR.com