こんにちは、料理研究家のYuu*です。
今週は、「屋台メシweek」ということで、九州人の私にとっては超定番屋台グルメ「はしまき」をご紹介します。
じつは今回の「はしまき」、昔から本当によく食べていたものだったので、記事を書く前に編集担当さんに「本当に定番なんですけど……(定番すぎですか?)」と確認してみたんです。ところが、「えっと、『はしまき』……ですか?」と、東京ご出身の担当さんはまったくご存じなかったご様子。恥ずかしながら、ローカルグルメだったことを初めて知りました(笑)。
「はしまき」とは、お好み焼きを割り箸に巻いたもので、九州・中国地方のお祭り(関西、最近では関東でも見かけるとか)ではおなじみの一品。焼き鳥のように片手で手軽に食べられて、こちらでは今でも評判の屋台のひとつ! お祭りに行くと、これを食べながら歩いている方をたくさん見かけるんです。
そんな「はしまき」を、家にあるものでささっと再現してみました。身近な材料ばかりですし、卵焼き器を使えば、屋台顔負けの仕上がりになりますよ~!
Yuu*の「屋台のはしまき」
【材料】(2人分)
- 卵 1個
- 万能ねぎ(小口切り) 3本分
- 薄力粉 100g
- 揚げ玉 大さじ3
- 紅生姜 ひとつまみ
- 和風だしの素 小さじ2
- 水 150ml
(トッピングはお好みで)
- お好み焼きソース、マヨネーズ、青のり、かつお節 各適量
(用意するもの)
- 割り箸 2本
作り方
1.ボウルにすべての材料を入れ、よく混ぜ合わせる。
2. 卵焼き器にサラダ油(分量外、小さじ1)を広げ、中火にかける。1のタネを半量流し入れて全体に広げ、3~4分焼く。
3.表面が固まって、周りが少し茶色くなってきたら裏返す。ヘラなどで押さえながら、1~2分焼いたら、取り出す。
4. 生地を横にして、端の方を割り箸で挟み(割り箸は割らない!)、クルクルと巻いたらできあがり。お好みで、お好みソース・マヨネーズ・青のり・かつお節をトッピングする。
ソースはたっぷりで!
揚げ玉や紅生姜が入ると風味がアップしますが、なければ省いても構いません。言ってしまえば、粉・卵・水・和風だしの素さえあればOK。これだけで本当に簡単にできてしまいます!
もし、お好み焼き粉があるなら迷わず使ってください。 最初から味がついているので、揚げ玉・紅生姜・和風だしの素は必要なし、もっと手軽にできますね!
※この記事は2017年9月の情報です。