矢木沢 敬三(86) 大滝 秀治 浩一の祖父。引退してからは絵画を描くことを趣味とし、黄色を主に使ったその画風から「上富良野のゴッホ」と呼ばれる。東京から戻り農家を継いだ浩一夫婦を温かく見守る。

大滝 秀治

日本の演劇界において頂点に立つ名優の一人。1950年の民藝創設に参加、「かもめ」で初舞台を踏む。以降、民藝の看板俳優の一人として数多くの舞台に出演。70年に「審判」の演技で紀伊國屋演劇賞を受賞。05年には「巨匠」「浅草物語」の演技で読売演劇大賞、最優秀男優賞を受賞。76年には映画「あにいもうと」「不毛地帯」「犬神家の一族」の演技でブルーリボン賞助演男優賞などを受賞。75年〜81年に東芝日曜劇場で放送された主演作「うちのホンカン」シリーズで北海道にも馴染みが深い。また「特捜最前線」(77年〜85年・EX)などでも名脇役として活躍。大日本除虫菊(金鳥)のCFでは独特のユーモラスな演技でも人気を集めている。舞台「炎の人-ヴァン・ゴッホ小伝」「紙屋町さくらホテル」「巨匠」「審判」、映画「お葬式」「ミンボーの女」「どら平太」「CASSHERN」、ドラマ「北の国から」他多数。

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