アセンブリー・ツールを使用した RunAs ロールへのユーザーのマッピング

RunAs ロールは代行のために使用されます。 サーブレットまたはエンタープライズ Bean コンポーネントは、RunAs ロールを使用して、ロールの偽名を使用することによって 別のエンタープライズ Bean を起動します。

事前処理

この作業を実行する前に、以下のステップを実行します。

このタスクの概要

注: この手順は、 アセンブリー・ツールの使用時に必要なステップと一致しないか、使用しているアセンブリー・ツールのバージョンと一致しない場合があります。 ご使用のツールおよびバージョンに応じた指示に従う必要があります。

アプリケーションのサーブレットまたはエンタープライズ Bean が、RunAs 設定を使用して構成されている場合、RunAs ロールを定義するには、以下のステップを実行します。

手順

  1. アセンブリー・ツールの「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、エンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトまたはエンタープライズ・アーカイブ (EAR) ファイルを右クリックし、 「アプリケーションから開く」 > 「デプロイメント記述子エディター」をクリックします。
    EAR ファイル上でアプリケーション・デプロイメント記述子エディターが開きます。 エディターの情報にアクセスするには、F1 を押して、「Application deployment descriptor editor」を クリックします。
  2. 「セキュリティー」タブの「Security Role Run As Bindings」の下で、 「追加」をクリックします。
  3. RunAs バインディングの下の 「追加」 をクリックします。
  4. 「セキュリティー・ロール」ウィザードで、1 つ以上のロールを選択し、 「終了」をクリックします。
  5. アプリケーション内のすべての RunAs ロールに対して、 ステップ 3 から 5 までを繰り返します。
  6. アプリケーション・デプロイメント記述子エディターを閉じ、プロンプトが出されたら、 「はい」 をクリックして変更を保存します。

結果

Theibm-application-bnd.xmiアプリケーション内のファイルには、ユーザーから RunAs ロールへのマッピング・テーブルが含まれています。
サポートされる構成: IBM® 拡張ファイルおよびバインディング・ファイルの場合、 .xmi または .xml ファイル名拡張子は、Java EE 5 より前のアプリケーションまたはモジュールを使用しているか、 Java EE 5 以降のアプリケーションまたはモジュールを使用しているかによって異なります。 IBM 拡張ファイルまたはバインディング・ファイルの名前は、 ibm-*-ext.xmi または ibm-*-bnd.xmi です。ここで、* は、 appapplicationejb-jar、または webなどの拡張ファイルまたはバインディング・ファイルのタイプです。 以下の条件が適用されます。
  • バージョン 5 より前の Java EE を使用するアプリケーションまたはモジュールの場合、ファイル拡張子は .xmiでなければなりません。
  • Java EE 5 以降を使用するアプリケーションまたはモジュールの場合、ファイル拡張子は .xmlでなければなりません。 .xmi ファイルがアプリケーションまたはモジュールに付属している場合は、製品は .xmi ファイルを無視します。

ただし、 Java EE 5 以降のモジュールは、Java EE 5 より前のファイルを含み、 .xmi ファイル名拡張子を使用するアプリケーション内に存在することができます。

ibm-webservices-ext.xmiibm-webservices-bnd.xmiibm-webservicesclient-bnd.xmiibm-webservicesclient-ext.xmi、および ibm-portlet-ext.xmi ファイルは、引き続き .xmi ファイル拡張子を使用します。

次の作業

アプリケーションを保護した後、管理コンソールを使用して アプリケーションをインストール できます。 インストールした アプリケーションの RunAs ロール・マッピングを変更することができます。 詳しくは、 ユーザー RunAs コレクションを参照してください。