DB2 10.5 for Linux, UNIX, and Windows
ADO.NET アプリケーションのアップグレード
既存の ADO.NET アプリケーションを DB2® バージョン 10.5 にアップグレードするには、これらのアプリケーションに影響を与える DB2 バージョン 10.5 と以前のリリースとの間の変更点に対処して、これらのアプリケーションが予期されるとおりに機能することを検証する必要があります。
始める前に
OLE DB .NET Data Provider や ODBC .NET Data Provider を使用する ADO.NET アプリケーションは、DB2 バージョン 10.5 で実行するためにアップグレードする必要はありません。 しかし、これらのアプリケーションを Data Server Provider for .NET にアップグレードすることには、以下の理由で利点があります。
- Data Server Provider for .NET は、OLE DB および ODBC .NET データ・プロバイダーよりはるかに広範の API セットがあります。
- Visual Studio と統合された DB2 データベース開発生産性向上ツールにアクセスできます。
- Data Server Provider for .NET を使用すると、大幅にパフォーマンスを改善できます。
- インスタンスとデータベースを含む DB2 バージョン 10.5 サーバーへのアクセス権があることを確認します。 DB2 サーバーをテスト環境の一部にすることができます。
- サポートされるバージョンの Microsoft .NET Framework ソフトウェアが DB2 データベース・クライアント・コンピューターにインストールされていることを確認します。
データベース・アプリケーションのアップグレードのタスクのこれより前のステップを実行します。
手順
ADO.NET アプリケーションを DB2 バージョン 10.5 にアップグレードするには、以下のようにします。
- Data Server Provider for .NET のサポートについて、および Data Server Provider for .NET を使用するようにアプリケーションをプログラムする方法や、手持ちの ADO.NET アプリケーションに必要な変更を判別する方法を確認します。
- Data Server Provider for .NET を使用するように手持ちの ADO.NET アプリケーションを再ビルドします。
次のタスク
ADO.NET アプリケーションのアップグレードの後、データベース・アプリケーションのアップグレードのタスクの残りのステップを実行してください。