パラメトリック検索とテキスト検索の組み合わせ: C++

C++ でのパラメトリック検索とテキスト検索の組み合わせは、次の 5 つのステップで行います。

1. 照会オプションを指定します。 使用しようとしているデータを要求する際には、常にリトリーブ・オプションを指定して、 最適化を使用可能にしてください。 C++ では、DKNVPair[] オプション配列には、常に、照会操作が終了を検出するための特別な END エレメント がなければなりません。例えば、 2 つのオプションを指定したい場合は、オプションの配列には 3 つのエレメントが必要で、 最後のエレメントが END エレメントです。

   DB2 Text Search では C++ 検索コードはサポートされないため、このプロシージャーは Net Search Extender にのみ適用されます。

   DKNVPair* parms = new DKNVPair[3];
   //Allow a maximum of 5 items to be returned from the search 
   pparm[0].(DK_CM_PARM_MAX_RESULTS, DKString(“5”)); 
   //Specify what content is to be retrieved 
   DKRetrieveOptionsICM* dkRetrieveOptions = 
   				DKRetrieveOptionsICM::createInstance(dsICM); 
   dkRetrieveOptions->baseAttributes(TRUE); 
   pparm[1].set(DK_CM_PARM_RETRIEVE, dkRetrieveOptions); 
   pparm[2].set(DK_CM_PARM_END,(long) 0);

2. 検索を実行します。 検索を実行する方法が 3 つあります。

   evaluate

   すべての結果を集合として戻します。小さなセットの場合に適しています。

   execute

   呼び出し元が結果に繰り返し使用する、結果のセット・カーソルを戻します。

   executeWithCallback

   結果のセットに繰り返されるスレッドを作成し、結果のそれぞれのブロック用にコールバック・オブジェクトを 呼び出します。呼び出し元は結果を入手するためにコールバック・オブジェクトを 使用します。

   以下の例では、5 つの結果のみが必要です。 よって、DKDatastoreICM.evaluate メソッドが使用されます。

   DKResults * resultsCollection = (DKResults *)(dkCollection *)
           dsICM->evaluate(queryString,DK_CM_XQPE_QL_TYPE, parms);

3. 検索の結果が表示されます。

   // Create an iterator to go through Results collection.
   dkIterator* iter = resultsCollection->createIterator(); 
                  
   cout << "Results:" << endl;
   cout << "     - Total:  " << results->cardinality() << endl;
                   
   while(iter->more())
   {  
       //Each element in the returned array is an item (DDO)
       DKDDO* ddo = (DKDDO*) iter->next()->value();  
     cout << "     - Item ID:  " << ((DKPidICM*)ddo->getPidObject())
     ->getItemId() << "  (" <<     ((DKPidICM*)ddo->getPidObject())
     ->getObjectType() << ")" << endl;  
   }

4. クリーンアップします。

   delete(iter);           
   delete[] parms;
   ....