ソース管理の提出用の静的分析ツールの構成

Engineering Workflow Management ソース管理リポジトリーに変更を提出する前に、Visual Studio プロジェクトで静的分析ツールを実行するように IBM Engineering Workflow Management Client for Microsoft Visual Studio IDE を構成できます。 静的分析に失敗した場合に、ソース・コードの提出を許可しないようにチームのプロセスをセットアップできます。

このタスクについて

通常、プロジェクト管理担当者がこの前提条件を構成します。 Microsoft FxCop ツール、またはコマンド行から実行でき、分析する入力ファイルとして DLL を受け入れるその他のカスタム・ツールを使用するように、前提条件をセットアップできます。
注: 静的分析ツール統合は、C# および VB プロジェクト・タイプのみをサポートします。 C++ プロジェクト・タイプはサポートされません。

手順

  1. Eclipse クライアントの プロジェクト・エリア ・エディターで、 「プロセス構成」 タブをクリックします。
  2. 「構成」 エリアで、 「チーム構成」 を展開し、 「操作の動作」をクリックします。
  3. 「操作」 領域で、 「ソース管理」 を展開し、 「提出 (クライアント)」をクリックします。
  4. 「この操作に前提条件およびフォローアップ・アクションを構成する」 チェック・ボックスを選択します。
  5. 「追加」をクリックします。
  6. 「前提条件の追加」 ダイアログ・ボックスで、 「静的分析実行 (Microsoft Visual Studio Client) が必要」 を選択し、 「OK」をクリックします。
  7. Microsoft FxCop 静的分析ツールを使用するには、以下の手順を実行します。
    1. 「実行するツールの選択」 ドロップダウン・メニューで、 「Microsoft」 FxCopを選択します。
    2. 「ツール名」 フィールドで、デフォルトを受け入れるか、名前を変更します。 この名前は、エラー・メッセージが「チーム・アドバイザー」ウィンドウにリストされたときに表示されます。
    3. 「ツール・ホーム」 フィールドに、 FxCopCmd.exeの場所を入力します。 場所は、 ${FXCOP_HOME}などの環境変数にすることができます。
    4. 「引数」 フィールドに、 FxCopCmd.exe コマンドに渡す追加の引数を入力します。
    5. 「除外するプロジェクト」 フィールドに、分析から除外するプロジェクト名のコンマ区切りリストを入力します。
  8. カスタム・ツールを使用するには、次のステップを実行します。
    1. 「実行するツールの選択」 ドロップダウン・メニューで、 「カスタム・ツール」を選択します。
    2. 「ツール名」 フィールドで、デフォルトを受け入れるか、名前を変更します。 この名前は、エラー・メッセージが「チーム・アドバイザー」ウィンドウにリストされたときに表示されます。
    3. ツール・コマンド 」フィールドに、実行するコマンドの名前を入力します。
    4. 「ツール・ホーム」 フィールドに、ツールの場所を入力します。 場所は環境変数でもかまいません。
    5. 「引数」 フィールドに、コマンドに渡す追加の引数を入力します。
      カスタム・ツールを起動するために、${0} 引数を使用して、コマンドに入力ファイルを提供する方法を指定します。 また、${1} 引数を使用して、出力ファイルを生成する方法も指定します。 例えば、Scan.exe コマンドの場合、–file 引数を使用して入力ファイルを指定し、-out 引数を使用して出力ファイルを生成します。 「引数」フィールドには -input ${0} -out ${1}.xml と指定します。
    6. 「除外するプロジェクト」 フィールドに、分析から除外するプロジェクト名のコンマ区切りリストを入力します。
  9. 「変更の適用」をクリックします。
  10. 「保存」をクリックします。