オブジェクト・ダンプ (DMP)

ダンプ(DMP)コマンドは,QPSRVDMPという名前のスプール印刷装置ファイルに対する指定された統合ファイル・システム・オブジェクトの内容または属性あるいはその両方をダンプします。内容または属性あるいはその両方をダンプできるかどうかは,オブジェクト・タイプによります。任意の統合ファイル・システム・オブジェクトをダンプすることができますが,このコマンドで一度に指定できるオブジェクトは1つだけです。

制約事項:

パラメーター

キーワード 記述 選択項目 ノーツ
OBJ オブジェクト パス名, * オプショナル, 定位置 1

オブジェクト (OBJ)

ダンプするオブジェクトのパス名を指定します。

*
対話式ジョブから呼び出した場合は,「オブジェクト選択」メニューが表示されて,そのジョブの現行ディレクトリー中のすべてのディレクトリーおよびファイルがリストされます。この画面から,ダンプするオブジェクトを選択することができます。DMPコマンドの実行の前に,現行ディレクトリーの変更(CHGCURDIRまたはCDまたはCHDIR)コマンドを使用して,現行ディレクトリーを変更することができます。
パス名
ダンプするオブジェクトのパス名を指定します。パターンがこのパラメーターで指定され,複数のオブジェクトがパターンと一致する場合には,対話式ジョブのリストからオブジェクトを選択することができます。これがバッチ・ジョブの場合には,コマンドはエラー・メッセージで失敗します。

1:ストリーム・ファイル内容をダンプする

DMP   OBJ('/USER/TEST.STMF')

このコマンドは,ストリーム・ファイル/USER/TEST.STMFの内容をダンプします。ダンプはプリンター出力ファイルQPSRVDMPにスプールされます。

エラー・メッセージ

*ESCAPE メッセージ

CPFA08E
複数の名前がパターンと一致した。