Ubuntu への PostgreSQL のインストール

このタスクを使用して、Ubuntu システムに PostgreSQL をインストールします。トレーニング・サーバーとスタンドアロン・エッジは PostgreSQL データベースを使用します。

1. 以下のコマンドを使用して PostgreSQL、PHPPgadmin、および Apache2 をインストールします。
   sudo apt-get -y install postgresql postgresql-contrib phppgadmin
2. PostgreSQL ユーザーを構成します。
   1. 以下のコマンドを使用して PostgreSQL ユーザーとしてログインします。
      sudo su
      su - postgres
      psql
   2. 以下のコマンドを使用して、ユーザー postgres のパスワードを構成します。
      password postgres
      password
      ¥q
3. 以下のように nano phppgadmin.conf ファイルを編集して Apache2 を構成します。
   cd /etc/apache2/conf-available/
   nano phppgadmin.conf
   「Require local」という行を削除します。以下の行をファイルに追加します。
   Require all granted
4. 以下のように config.inc.php ファイルを編集して PHPPgadmin を構成します。
   cd /etc/phppgadmin/
   nano config.inc.php
   このファイルで、次の行を見つけます。
   $conf['extra_login_security'] = true
true を false に変更します。
5. 以下のコマンドを使用して PostreSQL および Apache2 を再始動します。
   systemctl restart postgresql
   systemctl restart apache2
6. 以下の URL にアクセスして、スタンドアロン・エッジのユーザー・インターフェースにアクセスできることを確認します。
   http://standalone_edge_IP/phppgadmin
   ここで、standalone_edge_IP はスタンドアロン・エッジの IP アドレスです。
7. PostgreSQL にデータベース・スキーマを作成します。
   1. PHPPgadmin の SQL コンソールで以下のコマンドを実行します。
      create database edge with owner postgres encoding='UTF-8' lc_collate='en_US.utf8' lc_ctype='en_US.utf8' template template0;
   2. データベースに以下の表を作成します。
      CREATE TABLE vi_tenant_inspectionresult(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_notification(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_defectsummary(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_uploaddataset(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_syncprocess(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_model(id text, info jsonb);
      CREATE TABLE vi_tenant_datagroup(id text, info jsonb);
      ここで tenant は、Maximo® PQI SaaS Visual Insights のセンターの操作ユーザーのテナントです。テナントの値は、センター・アプリケーションのユーザー・インターフェースでユーザー・プロファイルから取得します。