マイ・家カフェでエスプレッソの官能を楽しむならば、マシンのデザインにこだわるのも楽しみのひとつ。筆者がチェックしたのは、一人暮らしにピッタリな1杯ずつ淹れるタイプのもの。しかも、上質なデザインに先進テクノロジーを兼ね備えているとあらば、「+D style」読者のアンテナにもピピッとくるのではないだろうか。 |
ネスレジャパングループから発売されている「ネスプレッソ エッセンサC100」シリーズ(2万9820円)は、世界的なインテリアデザイナーであるアントン・カヘンとのコラボレーションによる、置き場所を選ばないスタイリッシュでコンパクトなデザインがポイント。2種類のデザインと4色のカラーから選べるので、インテリアに合わせて違和感なくコーディネートできる。 |
また、このモデルの大きな特徴は、コーヒー豆が密封されたカプセルの自動セット方式により、1杯分ずつエスプレッソを入れること。香りが損なわれず、毎回挽きたての味わいを実現している。 |
同じアントン・カヘンとのデザインで、マイコン制御に加え、カップ保温機能(185Tのみ)、バックライト付き使用済みカプセル収容コンテナなど、より斬新な機能が付加されたモデルが「ル・キューブ」シリーズである。 特にC185Tは、メタル加工仕上げの立方体型で、IT機器やル・コルビジェ系インテリアとマッチングしそうな近未来的なデザインだ。 |
コーヒーカプセルの購入は、ネスプレッソクラブで24時間、電話やFAX、インターネットでオーダーでき、直営ブティックでも購入可能というサービスが提供されている。 |
ネスプレッソクラブ TEL: 0120-57-3101 http://www.nespresso.co.jp |
エスプレッソに注がれたミルクの泡がハートや木の葉、動物の形などの模様となって溶け合い、見る人をほっこりした気分にさせるデザインカプチーノ。複雑でアーティスティックな模様もあり、可愛さと癒し感に歓声を上げる女性も少なくない。そんなデザインカプチーノを、自分でも作ることができれば、彼女の心をますますつかむこと間違いなし! そこで、先ほどもお話をうかがったバリスタの中川直也さんに、ビギナーでも数回練習すれば比較的簡単にできるハートのデザインカプチーノの作り方を、基本となる美味しいラテの作り方とともにレクチャーしてもらった。 |
@ 先に、エスプレッソをラテ用のカップに作っておく A 専用マシンの場合、ミルクを泡立てる前に一度ノズルを空ぶかししてから、空気を含ませてクリーミーな泡になるよう心がけて泡立てる。専用マシンがない場合は、70度を超えないように温めたミルクをミルクフォーマーなどで手早く泡立てる B 出来上がったらカップの底を叩き、荒い気泡を消す C ノズルをすぐに掃除する D エスプレッソにミルクを注ぐ |
@ ミルクを注ぐ時にカップを少し手前に傾け、手前から奥に向かってミルクを注ぐ A ハートのデザインカプチーノのできあがり B ハートに慣れたら、エスプレッソの表面にココアを振ってミルクを注ぐと、上級者編のリーフ(葉)の模様になる。 C また、爪楊枝にココアをつけて泡に絵や文字を描くと、さまざまなアートカフェオレを作ることができるので、失敗しても怖くない。センスを生かして、どんどん、オリジナルを生み出してみよう! |
取材・文/似鳥陽子