「折りたたみキーボード」おすすめ5選　文字入力の効率をアップ【2023年最新版】

[森坂光郎，Fav-Log]

　スマートフォンの文字入力には、一般的にはフリックを使用しますが、長文の作成などにはキーボードを使用したいというユーザーも多いはず。スマホに使用できるキーボードは数多く市場に出回っていますが、中でもおすすめなのは持ち運びに便利な「折りたたみ式」のキーボードです。

　今回は持ち運びがしやすく、文字の入力をスムーズに、スピーディにしてくれる「折りたたみキーボード」のおすすめ製品を紹介します。

対応OSに注意してキーボードを選ぶ

　折りたたみキーボードを選ぶ際に最も気を付けるべきポイントは「対応OS」です。使用したいデバイスが、Androidなのか、iPhone／iPadなのか、ノートパソコンなのか（またそのOSがWindowsかMacか）で、選ぶべきモデルが異なってきます。まずは対応OSをチェックしましょう。

　ほとんどの折りたたみキーボードは、Bluetoothなどによる無線接続（ワイヤレス）が主流です。そのため、バッテリー駆動時間も確認しておきたいポイント。特に長時間使用するユーザーは連続駆動時間などを考慮して選ぶと良いでしょう。

　入力デバイスですので、キーピッチやキーストロークも気になるところ。こちらに関しては店頭などで実機やモックで確かめるのがベストですが、ネット通販などで購入する際にはそうもいきません。いくつかのモデルのキーサイズ／ストロークを比較しながら、自身の指の大きさを考慮して選びましょう。

　そのほか、持ち運びを前提としたデバイスですので、もちろん重量やサイズもモデル選定の指標となります。

iPad／iPhone用のBluetoothキーボード

　サンワサプライの「SKB-BT30BK」は、iPad／iPhone用の折りたたみ式Bluetoothキーボードです。折りたたむと文庫本と同等サイズの15.67（縦）×9.28（横）cmまで小さくなり、重さも約126gと軽量で持ち運びに適しています。表面はスエード調に加工されており、かばんの中にそのまま入れても周りの機器を傷つけにくいのも特徴です。

　3台までの機器と同時に接続できるマルチポイント機能に対応しており、各機器へはワンタッチで接続できます。一つ一つのキーが独立しているアイソレーション形状で、複数キーへの同時タッチが起こりにくく、誤入力を防げます。また、ノートパソコンと同じパンタグラフ式を採用しているため、ストロークが浅く軽めのタッチでも確実な入力を実現します。

　ECサイトでの実売価格は7000円台からとなっています。繰り返し充電できるリチウムイオン充電池を内蔵。使わない時は電源をオフにできるスイッチ付きです。

テンキーを備えたフルキーボード

　サンワサプライの「SKB-BT35BK」は、折りたたみ式ながら、テンキーを内蔵したフルキーボードです。Windows、Android、macOS、iOSに対応します。コンパクトに折りたためる構造かつ超薄型設計なので、かばんに入れての持ち運びに便利です。キーボードの開閉によって電源が自動的にオン／オフになるオートパワー機能を搭載しています。

　テンキーを内蔵しているので、一般的なフルキーボードと同じ感覚での入力が可能です。また、ノートパソコンと同じパンタグラフキー方式を採用しています。キー形状はアイソレーションタイプで、爪の引っ掛かりを軽減。キーピッチは19mmとなっています。

　付属のケーブルを使用すれば、有線接続にも対応可能です。ECサイトでの実売価格は1万円台前半からとなっています。カラー展開はブラックとホワイトの2色です。

　本製品のほかに、2.4GHz方式ワイヤレスタイプの「SKB-WL35BK」「SKB-WL35W」もラインアップされています。

デバイスごとにキー配列を切り替えできるキーボード

　エレコムの「TK-FLP01BK」は、Windows／Android用のキー配列と、iOS用のキー配列を切り替え可能なBluetoothキーボードです。どのOSでもキーボードの印字通りの文字入力が可能です。Bluetooth HID プロファイルに対応したWindowsパソコン、Android OS搭載スマホ、iOS搭載機（iPhone／iPad）に対応します。

　17mmのキーピッチに、日本語79キー配列を採用。コンパクトながらキーとキーの間隔を離したアイソレーション設計で、複数のキーを同時に押してしまうといったタイプミスを軽減します。ボリューム操作やメディアプレーヤーの操作などができる10種類のマルチファンクションキーも搭載しています。

　タブレットスタンドにもなる、持ち運び用保護ケースが付属するのもポイントです。ECサイトでの実売価格は3000円台からとなっています。

タッチパッド搭載の折りたたみキーボード

　エレコムの「TK-FLP01PBK」は、タッチパッド搭載の折りたたみキーボードです。キーボードから手を離すことなくタップ操作が可能なため、マウスを使用せずにマウスカーソルを操作できます。対応OSはWindows 11／10／8.1、Android 4.1以降、iOS 9.0以降となっています。なお、タッチパッドはiOSには対応していません。

　コンパクトながら17mmのキーピッチに日本語78キー配列を採用。キーとキーの間隔を離し、タイプミスを軽減するアイソレーション設計です。10種類のマルチファンクションキーも搭載しています。

　キー配列は、Windows／Android用配列とiOS用配列を切り替え可能です。ECサイトでの実売価格は4000円台からとなっています。

折りたたみ機構にマグネットを使ったキーボード

　バッファローの「BSKBB705BK」は、マグネットを使った折りたたみ機構を採用したキーボードです。可動部分の故障を抑え、素早く簡単にオープンして使用を開始できます。対応機種・OSはiOS 8以降、Android 4.1以降、Windows 10／8.1／7、macOS、PlayStation 4／3です。

　3台のデバイスの登録、切り替えが可能。静電式のスイッチを採用しており、素早く対象デバイスを切り替えられます。画面ロック、検索、音楽の再生・一時停止・音量調節などがホットキーに割り当てられており、簡単に実行できます。Android向けに「戻る」機能に対応したキーも搭載しています。

　ECサイトでの実売価格は5000円台からとなっています。10インチクラスのタブレットに対応した、タブレットスタンドにもなる保護ケースが付属します。

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