写真で解説する「X04HT」「X05HT」(ソフトウェア編)
同じTouchシリーズとして開発された「Touch Diamond X04HT」と「Touch Pro X05HT」。ハードウェア的な違いはQWERTYキーボードの有無で確認できるが、ソフト面ではどうだろうか。2台を比べてみた。
ソフトバンクモバイルから発売される「Touch Diamond X04HT」(以下、X04HT)と「Touch Pro X05HT」(以下、X05HT)は、ともにWindows Mobile 6.1 Professional EditionをOSに採用し、2.8インチVGA(480×640ピクセル)表示対応のタッチパネル液晶をディスプレイに搭載したスマートフォンだ。X05HTがQWERTYキーボードを備えたフルサイズのスマートフォンであるのに対し、X04HTは薄さと軽さを生かし、片手で操作する“ケータイ的”な使い方を想定している。
ハードウェア上の違いは、X05HTがQWERTYキーボードのほかに外部メモリスロット(最大32GバイトまでのmicroSDに対応)とフォトライトを搭載した点。また内蔵メモリの容量も、X05HTのフラッシュメモリ(ROM)が512Mバイト、プログラム実行用のRAMが288Mバイトだが、X04HTはROMが256Mバイト、RAMが192Mバイトと差がある。ただしX04HTには、内部ストレージとして4Gバイトの保存領域を備えた。Bluetoothや無線LAN、GPS、FMラジオ(聴取には付属ヘッドフォンの接続が必要)への対応は共通だ。
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ソフトウェア上の違いも少なく、ともにHTCの独自ユーザーインタフェースである「Touch FLO 3D」を搭載。待受画面に着信履歴やスケジュール、時計といった情報を表示できるほか、アドレス帳、カメラや画像ビューワー、受信メールの閲覧、Webブラウザ(Opera Mobile)などを指先で操作できる。ただしX05HTは、スライドを引き出すことで専用の横メニューが現われる。
また、YouYubeを見るための専用アプリや、NAVITIME、RSSリーダー、Office Mobile、Adobe Leader ELなどをプリインストールしている点も同様。だがX05HTに限り、PowerPointファイルの作成/編集が行えるソフト「ClearVue Presentation」がインストールされている。そのほか、同梱するCD-ROMには名刺読み取りソフトやバックアップソフトなどが収録されている。
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