レビュー
写真で解説する「dynapocket T-01B」(2/2 ページ)
約4.1インチの有機ELにQWERTYキーボードを搭載する、東芝のWindows phone「dynapocket T-01B」。2009年に発売された「T-01A」との違いを中心に、主な特徴をチェックした。
音楽や動画、静止画を再生できる「Kinoma Player」をT-01Aから継承している。T-01Aと大きな変化はないが、静電式タッチパネルを搭載したことで、快適に操作できるようになった。
多機能マルチメディアプレイヤー「Kinoma Player」。静止画、音楽、動画再生のほか、PodcastとYoutube再生機能も備え、プライグインでさらに機能を拡張できる。もともと指で操作することが想定されていたので、タッチ操作でストレスなく使える。
文字入力機能については、縦位置での入力用に、T-01Aと同じくQWERTYキーとテンキータイプのソフトウェアキーボードを採用。スライド式のQWERTYキーボードも、候補表示や入力など、ストレスなく操作できた。
日本語のテンキー入力では子音、母音の順に選択するツータッチ入力も可能(写真=左)。スライド式のQWERTYキーを使う最大のメリットは、ソフトウェアキーボード使用時よりも画面を広く使えること。予測変換機能もあり、平文なら効率よく文章を作成できる(写真=右)
T-01Aに続いてモーションセンサーも搭載しており、端末を持つ角度に合わせて画面の縦横表示が変わるほか、端末を振って指定した機能を呼び出すことも可能。5月18日の発表会で確認した試作機では、3Gパケット通信中はほかの無線通信(無線LANとBluetooth)が利用できなかった。パケット定額料金内でスマートフォンをモデムとして使うテザリングの対策だと思うが、もう少し柔軟に対応してほしいと思う。
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