主催: 日本文化人類学会
京都大学
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20世紀後半に始まったイタリアにおける精神医療の変革は現在もその持続の中にあるが、それはいわゆる「精神の病」に対して、「身体」と「制度」という私たちの存在の二つの事実性の次元を問題にしている。しかしこれらは別々のものではなく、相互に交叉するキアスムの関係にある。メルロ=ポンティの「制度化」の概念を手掛かりとして、精神医療実践における「身体」と「制度」の問題について考察する。
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