柔道整復師用語辞書

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  • 若木骨折
    わかぎこっせつ

    「若木骨折」とは、骨が完全に折れてしまうのではなく、亀裂を生じながら部分的に折れ曲がる不完全骨折のことである。成長期や骨がやわらかい子供の骨折にみられ、若い木の枝を折り曲げた状態に似ていることから若木骨折と呼ばれている。外からでも骨が曲がっていることが分かる場合もあるが、外からでは判断が難しい場合もある。わずかに曲がっているだけの軽い症状のときは、骨折時にあまり痛みを伴わず、数日後の診察まで骨折に気づかないこともある。大人の骨折に比べて治りは早く、ギプスなどの固定をして数週間で完治することが多い。ただ骨の成長に関係する「骨端線」が損傷していると、骨の成長を妨げたり、骨の変形を引き起こしたりすることもあるので注意が必要である。

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