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エプソン販売が電子決済サービス「Shachihata Cloud」を導入

シヤチハタは2月8日、エプソン販売が電子決裁サービス「Shachihata Cloud」を導入したと発表した。

 エプソン販売はフルリモート下でのデジタル承認手続き環境を整え、申請処理を1週間から最短1日に短縮。業務効率化に成功した。

 Shachihata Cloudは稟議書や申請書、見積書、請求書、注文/請書などに電子印鑑・電子署名を付与することができる。2022年には電子取引ソフトのJIIMA認証を取得した。

 エプソン販売は電子決裁サービスの選定において「管理者にとって使いやすい」ことを重要な要件とし、また「導入の手軽さ」「コスト」なども考慮して比較検討した。同社では申請作業に使う帳票が多く、捺印だけでなく回覧機能を備えているサービスが適しているとされ、他のサービスには回覧機能がなかったことも採用のポイントになったという。

 同社では地方から業務上の申請をするたびに、紙の帳票を作成し新宿本社の主管部門へ送付する必要があり、そのリードタイムは長い場合で1週間ほどかかっていた。Shachihata Cloudを導入することで、早ければ即日承認が完了するなど効率化を実現し、デジタルで申請業務ができることから根回しなどに掛かる余計な心理的負担も軽減されたという。

ZDNET Japan

主に企業内の業務効率をスムーズにするために導入

国内企業大手のエプソンが電子決済サービス「Shachihata Cloud」を導入したというニュースです。記事の中にもあるように、どちらかというと企業内の業務効率改善のために導入したという内容です。操作が容易で、通常の捺印に近い感覚で書類の回覧が出来るとのことで、シャチハタクラウドは大企業に適したサービスといえます。

Shachihata Cloud(シャチハタクラウド)とは、書類をデジタル化しても、捺印などいつも通りの業務の進め方で書類の回覧を行うことができるサービスです。PDFファイルの印影をクリックすると捺印の履歴を確認することができるため、いつ誰が確認したのかを可視化することができます。ビジネスプロセスそのまんま(BPS)という考え方を導入しており、申請された書類に捺印をして次の承認者に回すといった業務フローもそのままワークフローシステムに取り込むことができます。そのためマニュアルや研修が必要なく直感的にシステムの運用することが可能です。新しいシステムを導入することに抵抗感がある人でも比較的受け入れやすいのが特徴です。

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