内容説明
インドの警察署と寺院が同時に爆破された。事件直後、パキスタンの過激派組織が犯行声明を発表。両国の緊張は一気に高まった。インド政府は、ついに核ミサイル使用の検討を始める。しかし、このテロを極秘に捜査していた米国の諜報員は、ある驚くべき情報を把握していた。悪夢のシナリオを回避すべく、フッド長官は戦術打撃部隊の出動を決意したが…。大好評シリーズの最新作。
著者等紹介
クランシー,トム[クランシー,トム][Clancy,Tom]
1947年ボルティモア生れ。保険代理業を営む傍ら9年がかりで執筆した『レッド・オクトーバーを追え』で、’84年一躍ベストセラー作家になる。豊富で該博な知識と詳細なデータをもとに現代戦の実相を描き、ハイテク軍事スリラーの元祖となった
ピチェニック,スティーヴ[ピチェニック,スティーヴ][Pieczenik,Steve]
精神科医・作家。ハーバード大卒後、マサチューセッツ工科大で国際関係論の博士号を取得する
伏見威蕃[フシミイワン]
1951年東京生れ。早稲田大学商学部卒業。商社勤務を経て翻訳家に
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ドナルド@灯れ松明の火
8
久しぶりのトムクランシー。相変わらず危機に対するオプセンターのメンバの心意気とその練度が凄い。インドで発生したテロから、インド・パキスタン国境のヒマラヤでの死闘・核攻撃の危機に対処する。2/3はヒマラヤでの死闘を描き手に汗を握ってしまう。核戦争は回避できたが、兵士が多数亡くなりオプセンターの存亡が危ぶまれる結末だった。2014/01/14
ファントム
1
シリーズ8作目。しかし、初読みの作家。現場半分、政治半分なので、現場を4分の3くらいにしてくれないと、ちょっとつらい感じでした。2015/11/20
sanewo
0
死屍塁塁2008/08/21