ジパング(16)

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ジパング(16)

  • 著者名:かわぐちかいじ【著】
  • 価格 ¥759(本体¥690)
  • 講談社(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784063289848

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内容説明

「この」日本は、紛れ込んだ異物を許さない。――菊池派のクーデターを受け、艦長・角松派5名は“下艦”。彼らと入れ替わるように「みらい」へ招き入れられたのは、歴史の改竄(かいざん)を目指す草加(くさか)、その男……。いつしか言動を怪しまれた角松と篠原は、特高警察に拘束されるのだが、素性を明かせぬ二人を待つのは、繰り返される苛烈(かれつ)な拷問(ごうもん)なのだった……!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のむ

11
歴史が次々と置き換わる一冊。 イギリスが最も恐れる独立運動家ネタジスバス・チャンドラ・ボースは、ドイツ海軍Uー180でドイツを出発して喜望峰を回り6千キロの旅の後にマダガスカル南東洋上で伊29に乗り移り日本へ向かう、その途中北スマトラ・サバン島で草鹿拓海と会談する。 そして、角松洋介は米内光政に、来年起こるイタリア降伏を機に三国同盟の破棄が、対話による対米講和最後の機会になると説得する。 また、この時期に石原莞爾が毛沢東と会談が行われた事が、連合国首脳に知れる事で歴史改変が始まる。2014/02/02

柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中

5
「みらい」から離れた角松、戦時中の特高に捕まって現代の日本人が耐えることが出来るのかという疑問は、自衛隊だから鍛えられているという現代人では特別な職にあるから大丈夫ってことになるのかなぁ2013/04/18

ドリル

4
「みらい」を降りた角松達がいきなりこんな過酷な目に遭うとは…。2010/07/21

かやは

3
草加と角松も、戦争を終わらせる、ということを目的に行動しているが、そのやり方が違うから対立している。ただ終わらせるだけでは駄目で、後の展開も考えなければならない。戦時中の軍部は必死過ぎたんだな。なりふり構わず猪突猛進という感じ。2012/05/23

エリ

3
下艦した角松を草加が出迎える。みらいはインドへ。角松は梅津さんに会うため横須賀へ。スバス・チャンドラ・ボース登場!角松、米内さんに終戦工作を依頼の後、篠原一尉とともに特高に捕らえられ拷問にかけられる。篠原死亡。梅津さん、如月中尉と南京へむかう。石原完爾、毛沢東と会う。どう展開していく!?2011/05/09

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