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建築について

  • 2012年に開館した高志の国文学館は、1978年に建築された旧富山県知事公館の建物とその庭などを改修・増築して、整備されたものです。
    旧富山県知事公館を「屋敷」、増築した展示棟を「蔵」、通路を「土間」として位置づけたコンセプトで設計されました。
    旧知事公館の建物や緑豊かな庭園をできるだけ活用し、緑に囲まれた静かで落ち着いたたたずまいを創出しています。

  • 展示棟の内外壁には、富山県の主要産業の一つであるアルミの鋳造パネルが一貫して使用されています。
    パネルの表面には和紙のような風合いがあり、越中万葉の歌に詠まれたウメ、エゴノキ、コナラ、タブノキなど15種類の植物の葉の模様が散りばめられています。
    その模様は1枚ごとに変えて製作してあるため、使用されている約1,000枚のパネルに同じ模様のものは1枚もありません。
    その他、富山県産スギ、蛭谷和紙(びるだんわし)、国内最大級のガラスなど、地元の材料や技術が多く使用されています。

  • 高志の国文学館の建築は、「JIA優秀建築賞」や「日本建築学会作品選奨」、「BCS賞」など、数々の建築賞を受賞しており、その建築空間は高く評価されています。